竹財輝之助、新境地へ!2025年からの多彩な活躍と2026年の歴史ドラマ挑戦
ニュース要約: 俳優の竹財輝之助は、2025年に多様なドラマ出演で「実力派俳優」として存在感を示した。2026年1月には初の歴史ドキュメンタリードラマで主演を務めるなど、新境地への挑戦を続ける。デビュー20年を超え、「イケオジ俳優」として再評価された竹財の進化は止まらない。
竹財輝之助、新境地へ―2025年から2026年、実力派俳優の進化が止まらない
俳優の竹財輝之助が、2025年から2026年にかけて新たなキャリアステージに立っている。デビューから20年以上を経て、「イケオジ俳優」として再評価された竹財は今、演技の幅をさらに広げる挑戦を続けている。
2025年、多彩な役柄で存在感を示す
2025年、竹財輝之助はジャンルの異なる複数のドラマに立て続けに出演し、その演技力の高さを証明した。
特に注目を集めたのが、カンテレ・フジテレビ系「火ドラ☆イレブン」枠で放送されたサスペンスドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』での新堂幹久役だ。主人公たちの運命を左右する重要な役どころを、静かな迫力と緊張感を持って演じ、視聴者に強い印象を残した。専門職の鑑定士という役柄の背景を丁寧に掘り下げ、リアリティのある演技が高く評価された。
また、同年10月からは『おいしい離婚届けます』で尾張佑役を演じるなど、復讐劇、フードドラマ、ヒューマンミステリーと、多様なジャンルを横断する活躍を見せた。竹財の演技は、役柄の専門性や内面を深く理解し表現することで、作品全体の質を高めている。
「MVのプリンス」から「イケオジ」へ―竹財輝之助のキャリア
竹財輝之助は1980年4月7日、熊本県熊本市生まれ。九州ルーテル学院大学在学中からモデルとして活動し、2004年に『仮面ライダー剣』で俳優デビューを果たした。当初はカウンセラーを目指していたが、演技への興味が勝り、この道を選んだという。
2007年、映画『未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』で数千名のオーディションを突破し、松下奈緒の相手役に抜擢される。この頃から数多くのミュージックビデオに出演し、「MVのプリンス」と呼ばれるようになった。しかし当時は「正統派イケメン」としての見た目重視のオファーが多く、全国区の知名度を得るには至らなかった。
転機は2010年代。『半沢直樹』をはじめとする話題作への出演が相次ぎ、演技力が広く認知されるようになる。そして2021年、40歳を迎えた竹財は「香り立つ色気」を持つ「イケオジ」として再評価された。身長181センチの恵まれた体格に加え、シリアスからコメディまでこなす演技の幅広さが、業界からも視聴者からも高く評価されるようになった。
竹財が長年愛され続ける理由は、外見だけでなく、年を重ねることで獲得した人間的な深みと、継続的な成長にある。現在はスターダストプロモーション制作3部に所属し、実力派俳優としての地位を確立している。
2026年、歴史ドキュメンタリーという新境地
竹財輝之助の挑戦は止まらない。2026年1月には、テレビ熊本・フジテレビ系九州7局で放送されるドキュメンタリードラマ『台湾・大甲の聖人 志賀哲太郎~生徒たちの明日を照らして~』に主演する。
この作品では、日本統治時代の台湾で活躍した熊本県出身の教育家・志賀哲太郎役と、現代の報道局プロデューサー役の2役に挑戦。歴史的人物の生涯を描きながら、現代の視点も織り交ぜるというドキュメンタリーとドラマの融合作品だ。竹財にとって初めての本格的な歴史ドラマであり、実在の人物を演じるという重責を担う。
さらに同月12日には、テレビ東京のドラマプレミア23「夫よ、死んでくれないか」にも出演が決定。社会派・ミステリー要素の強い作品で、これまでとは異なる重厚な役柄に挑むとみられている。
デビュー20年超、進化を続ける俳優
竹財輝之助は、見た目だけに頼らず、演技力と人間的成長を通じて長期的な活躍を実現してきた。2025年の多彩なドラマ出演、そして2026年の歴史ドキュメンタリーへの挑戦は、彼のキャリアにおける新たな章の始まりを告げている。
40代半ばを迎え、なお進化を続ける竹財輝之助。その演技から目が離せない。