【ヤマハレディース葛城】高橋彩華が劇的イーグルで逆転V!菅楓華は史上3番目の若さで2億円突破
ニュース要約: 女子ゴルフのヤマハレディースオープン葛城最終日、高橋彩華が劇的なイーグルで追いつき、プレーオフを制してツアー通算3勝目を挙げました。首位を独走していた注目の新鋭・菅楓華は16番の失速で4位に終わるも、宮里藍らに続く史上3番目の若さで生涯獲得賞金2億円を突破。難コース・葛城を舞台にした混戦の模様を詳報します。
【葛城速報】高橋彩華が劇的イーグルで逆転、混戦制しツアー3勝目 注目の菅楓華は4位、荒木優奈は惜敗の2位
【2026年4月5日 静岡・葛城ゴルフ倶楽部】
女子ゴルフの国内ツアー今季第5戦、**「ヤマハレディースオープン葛城」**は5日、静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6564ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。首位と1打差から出た高橋彩華が、プレーオフを含めた劇的な幕切れを制し、ツアー通算3勝目を挙げた。
■高橋彩華、驚異の逆転劇 プレーオフで決着
最終日のリーダーボードは、ホールアウト直前まで誰が勝ってもおかしくない大混戦となった。優勝をさらったのは、勝負どころでの集中力が際立った高橋彩華だった。高橋は首位を走る荒木優奈、仲村果乃を追う展開となったが、土壇場でのイーグルで追いつき、通算8アンダーでホールアウト。3人によるプレーオフ(18番繰り返し)へと突入した。
プレーオフでは、高橋が安定したショットでチャンスを作り出し、見事に競り勝った。「トップ10で終われたらと思っていた」と試合後に語った高橋だが、難コース・葛城の風を読み切り、終わってみれば最高の結果を手にした。
一方、3日目に首位タイへ浮上し、悲願のツアー2勝目を狙った荒木優奈は、最終日も手堅いゴルフを見せたが、一歩及ばず2位タイ。「最後は自分のゴルフができた。自信になった」と前を向いた。
■菅楓華、魔の16番で暗転 史上3番目のスピード記録達成も
今大会、最も注目を集めた一人が20歳の新鋭・菅楓華だ。今季、第2戦の「台湾ホンハイレディス」で2勝目を挙げ、現在賞金ランキング首位を独走する菅は、2日目に「67」をマークし単独首位に立つなど、圧倒的な実力を見せつけた。
最終日も前半を4バーディーの「32」で折り返し、完全な優勝ムードにあった。しかし、葛城の女神は容易に微笑まない。16番パー4、ティーショットの乱れから崩れ、まさかの「トリプルボギー」。この1ホールで優勝争いから脱落し、通算7アンダーの4位で大会を終えた。
悔しい結果となったが、今大会で得た賞金により、菅の通算獲得賞金は2億円を突破。宮里藍、西郷真央に続く、史上3番目の若さ(20歳328日)でのスピード到達となった。賞金ランキングでも佐久間朱莉らを抑え、依然としてトップ(約8124万円)を堅守。次戦以降の巻き返しに期待がかかる。
■難攻不落の「葛城」 ベテラン仲宗根澄香らも翻弄
ヤマハレディースオープン葛城は、例年その過酷なセッティングに注目が集まる。初日は瞬間最大風速9.6m/sの強風が吹き荒れ、120名中わずか12名しかアンダーパーを出せない異常事態となった。
3日目まで首位に1打差の3位と好位置につけていたベテランの仲宗根澄香は、最終日も「一打に集中する」という自身のスタイルを貫いたが、最終的にスコアを伸ばせず通算6アンダーの5位タイ。堅実なマネジメントを見せたものの、爆発力を見せた上位陣の勢いに一歩及ばなかった。
■女子ゴルフ 結果速報 リーダーボード(最終結果)
| 順位 | 選手名 | スコア |
|---|---|---|
| 優勝 | 高橋彩華 | -8(プレーオフ) |
| 2位T | 荒木優奈 | -8 |
| 2位T | 仲村果乃 | -8 |
| 4位 | 菅楓華 | -7 |
| 5位T | 仲宗根澄香 | -6 |
| 5位T | 政田夢乃 | -6 |
| 5位T | 川崎春花 | -6 |
| 5位T | 穴井詩 | -6 |
■今後の展望
今シーズンからシード権選考の基準がメルセデス・ランキングに一本化されたこともあり、序盤戦でのポイント獲得は極めて重要だ。春先に強い菅楓華がこのまま逃げ切るのか、あるいは今大会で自信を深めた高橋彩華や荒木優奈が猛追するのか。
難コースを舞台にした今大会は、女子プロたちの技術と精神力を改めて浮き彫りにした。次週以降、舞台を移して繰り広げられる女王争いから目が離せない。(新聞記者・スポーツ担当)
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