【鳴門PGⅠ】第2回スピードクイーンメモリアル開幕!イン受難の激流で浜田・守屋ら女子精鋭が激突
ニュース要約: ボートレース鳴門でプレミアムGI「第2回スピードクイーンメモリアル」が開幕。初日は浜田亜理沙や守屋美穂ら実力者が好発進を決める一方、鳴門特有の激しい潮流と風により「イン受難」の波乱含みな展開に。エース機を駆る今井裕梨の動向や、地元の絶品グルメ「なるちゅるうどん」など、レースと場の魅力を凝縮して伝えます。
【鳴門リポート】「四国の激流」に女子精鋭が集結 PGⅠ第2回スピードクイーンメモリアル開幕、イン受難の水面で波乱の予感
【徳島・鳴門】ボートレース鳴門(鳴門競艇場)において2月24日、プレミアムGI「第2回スピードクイーンメモリアル」が華々しく幕を開けた。3月1日までの6日間にわたり、女子レーサーの最高峰を競う本大会。初日の鳴門水面は、独特の潮流と強風が絡み合い、早くも「イン受難」の様相を呈している。
浜田、守屋らが白星発進 暫定得点率トップに
24日午前、初日の予選レースが進行。更新が待たれる暫定の得点率ランキングでは、選考順位1位でドリーム戦の1号艇を担う浜田亜理沙(埼玉)をはじめ、守屋美穂(岡山)、遠藤エミ(滋賀)といった実力者たちが10.000点の満点をマークし、順調な滑り出しを見せている。
特に注目を集めるのは、昨年大会の雪辱を誓う浜田亜理沙だ。引き当てた34号機について浜田は「チルト0度の影響か初動は気になったが、行き足を含め足は悪くない。微調整でいける」と手応えを語る。また、2連対率55.2%を誇る今大会のエース機「76号機」を手にした今井裕梨(群馬)も、前検段階から女子屈指の伸びを披露。実戦での爆発力に期待がかかる。
鳴門競艇特有の「魔物」――潮流と風が描くレース展開
鳴門競艇場が「全国屈指の難所」とされる理由は、小鳴門海峡に面したその立地にある。海水面ゆえに干満差が激しく、潮の流れが極めて速い。さらに、第1ターンマークに向けてコース幅が狭くなる独特の形状が、インコース(1号艇)の勝率を著しく下げている。
データによれば、鳴門の1コース1着率は約52.2%と全国平均を下回る。この「イン受難水面」で鍵を握るのが、風向きと潮の読みだ。追い風が強まればターンが膨らみやすく、2コースや4コースからの「差し」が突き刺さる。一方で、バックストレッチ側には「鳴門の花道」と呼ばれる内側の伸びラインが存在し、3コースからの豪快な「まくり」が決まるシーンも多い。特に今節のような女子戦では、スピードに乗ったアウト勢の逆転劇が頻発し、三連単で100倍を超える「万舟」が飛び出す中穴・大穴狙いの好機と言えるだろう。
グルメと施設も充実 「水辺のテーマパーク」への変貌
近年のボートレース鳴門は、単なる公営競技場を超えた「水辺のテーマパーク」として家族連れの人気を集めている。場内はリニューアルにより、バスケットボールコートや日帰り温泉施設、子供が遊べる芝生広場が併設された。
観戦の合間に楽しみたいのが、地元のB級グルメだ。フードコートの「舩本」で提供される「なるちゅるうどん(380円〜)」は、あっさりした醤油ダシと柔らかい麺が特徴で、鳴門っ子のソウルフードとして親しまれている。また、「肉めし屋」の「牛すじ丼」や、マスコットキャラクターを象った「なるちゃん焼き(150円)」は、家族連れのお土産としても不動の人気を誇る。
自宅からも「テレボート」で参戦可能
現地に足を運べないファンに向けては、インターネット投票サービス「テレボート(TELEBOAT)」が利便性を高めている。指定銀行口座があれば即日登録が可能で、スマートフォンやPCからリアルタイムで舟券を購入できる。鳴門競艇ではネット投票会員向けのキャッシュバックキャンペーンも実施されており、購入額に応じた特典も大きな魅力だ。
ライブ配信はBOAT RACE公式スマホサイト等で視聴でき、自宅にいながらにして鳴門のどよめきを感じることができる。
早春の鳴門で、水上の女王「クイーン」の称号を手にするのは誰か。潮流を読み切り、風を味方につけた者だけが、3月1日の優勝戦へと駒を進めることになる。
(2026年2月24日 共同)
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