2026年2月24日、日本のエンターテインメント界からテクノロジー、そして国際情勢に至るまで、新しい時代の幕開けを感じさせるニュースが次々と飛び込んできました。
まず注目を集めているのは、独自のセカンドキャリアを切り拓く女性たちの姿です。元フィギュアスケーターの本田真凜さんは、プロ転向から2年、実業家やキャスターとして多角的な活動を展開しています。自身のコスメブランド「Luarine」の立ち上げなど、競技時代の表現力をビジネスの世界でも輝かせています[1]。また、元TBSアナウンサーの良原安美さんも30歳の節目にアパレルブランド「YANMI.」を始動。安定した地位を捨て、クリエイターとして新たな一歩を踏み出しました[3]。一方で、モデルの藤田ニコルさんは第1子の性別が女の子であることを報告し、公私ともに充実した春を迎えるようです[17]。
エンターテインメント界では、伝説的な作品の「再始動」がキーワードとなっています。映画『踊る大捜査線 N.E.W.』の公開に合わせ、SNS社会の歪みを突く「事件は、その周りで起きている」というフレーズが再び脚光を浴びています[2]。また、アニメ放送30周年を控える『名探偵コナン』は、新作『ハイウェイの堕天使』の公開を決定。横浜流星さんをゲスト声優に迎え、3作連続100億円突破という金字塔に挑みます[22]。さらに2026年は、エヴァ30周年やASKAさんの復活、飛鳥・藤原の世界遺産登録など、多方面で「アスカ」という言葉がトレンドの象徴となっています[5]。
俳優陣の活躍も目覚ましく、芸歴15周年の山田裕貴さんが土方歳三役に挑むほか[6]、宮沢氷魚さんの緻密な演技や[9]、デビュー25周年を迎えた市原隼人さんの円熟味あふれる活動に注目が集まっています[20]。苦境からの再生を誓う動きもあり、田中圭さんはスキャンダルを乗り越え演技派としての地平を広げ[10]、高畑裕太さんは9年ぶりのドラマ復帰を[29]、中林大樹さんはシングルファーザーとして息子たちを支えながら俳優業への本格復帰を語っています[24]。
音楽シーンでは、King Gnuが史上最大規模のアジアツアーを開幕させ[25]、sumikaは映画『ドラえもん』の主題歌リリースと共に全国ツアーを発表しました[21]。ゲーム業界では『NieR:Automata』が世界累計1000万本を突破し、次なる展開を予感させるメッセージを公開[16]。『モンスターストライク』と『推しの子』のコラボも大きな盛り上がりを見せています[30]。
スポーツ界に目を向けると、侍ジャパンの中日・高橋宏斗投手が球団キャンプ初となるピッチクロック違反を宣告されるなど、新ルールへの適応という課題が浮き彫りになりました[4]。フィギュア界では「りくりゅう」ペアの金メダル獲得の舞台裏がNHKスペシャルで放送され、多くの視聴者に感動を与えています[19]。
技術と歴史の融合も進んでいます。スペインではサグラダ・ファミリアの主塔が2026年の完成に向け建設を加速させており、世界一高い教会建築が姿を現そうとしています[23]。自動車業界では、スバルが次世代ハイブリッド「S:HEV」を搭載した新型レヴォーグや、航続距離700km超の新型BEV「トレイルシーカー」を発表し、伝統のワゴンと電動化技術の融合を打ち出しました[28][32]。
ファッションシーンではSupremeの2026年春夏コレクションが解禁され、スパイダーマンやナイキとのコラボが争奪戦を予感させています[14][27]。
一方で、社会の深部を問う動きもあります。米司法省が公開した膨大な「エプスタイン・ファイル」は権力の聖域を暴き出し、日本国内でもその倫理的影響が問われ始めています[31]。
過去のレガシーを大切にしながら、新たな価値を創造しようとするエネルギーに満ちた一日。没後も色褪せない志村けんさんの笑いが今なお世界中で愛されているように[26]、今日生まれたニュースもまた、未来への布石となっていくことでしょう。
「事件は、その周りで起きている」が令和に再燃――『踊る大捜査線』復活とSNS社会の深層
ニュース要約: 2026年、映画『踊る大捜査線 N.E.W.』の公開とNHKドラマの人気により、「事件は、その周りで起きている」というフレーズが再注目されています。本記事では、伝説のシリーズ再始動の背景と、事件の本質よりも周辺の狂騒が可視化されるSNS時代の歪みを鋭く考察。虚構と現実が交差する現代社会のリアリティを紐解きます。
【特別リポート】令和に響く「事件は、その周りで起きている」の残響――伝説の再始動と形を変えた社会風刺
2026年2月現在、日本のエンターテインメント界およびSNS空間において、あるフレーズが奇妙な熱を帯びて再生産されている。「事件は、その周りで起きている」――。
かつて日本中を席巻した刑事ドラマの金字塔『踊る大捜査線』の象徴的な台詞のパロディであり、現在はNHKの人気コメディシリーズのタイトルとしても定着したこの言葉が、今、単なるエンタメの枠を超え、現代社会の歪みを射抜く「キーワード」として浮上している。背景にあるのは、伝説的シリーズの復活と、SNSによる「可視化された日常」の変容だ。
2026年、青島俊作の帰還と「黄金トリオ」の再始動
まず、この盛り上がりの大きな一翼を担っているのが、2026年秋に公開を控えた映画『踊る大捜査線 N.E.W.』(NEXT.EVOLUTION.WORLD.)である。2012年の『THE FINAL 新たなる希望』から14年。スクリーンから姿を消していた織田裕二演じる青島俊作が、ついに主役として帰ってくる。
プロジェクトは2024年、室井慎次を主人公に据えた二部作の公開から静かに、そして力強く動き出した。プロデューサー・亀山千広、脚本・君塚良一、監督・本広克行という「黄金トリオ」の続投が発表されると、往年のファンのみならず、配信でシリーズを知ったZ世代をも巻き込み、累計興収500億円を突破する社会現象を再び巻き起こしている。
現在、撮影は2025年10月のクランクインを経て佳境を迎えている。一時は撮影中断の報も流れたが、現場の士気は高く、織田扮する青島が新たな時代の「湾岸署周辺」でどのような正義を叫ぶのか、国民的な関心が集まっている。まさに「THE ODORU LEGEND STILL CONTINUES」という看板に偽りなしといった状況だ。
「事件」の周辺を笑う――NHK版が描く現代のリアリティ
一方で、このフレーズをタイトルに冠した別の作品も、独自の存在感を放っている。小芝風花主演のNHK夜ドラ『事件は、その周りで起きている』だ。
本作は、事件そのものを一切描かず、架空の「新月署」を舞台に、事件解決の陰で起こる些細なトラブルや刑事たちの人間模様を1話完結で描くシチュエーションコメディである。2026年3月9日からは、待望のシリーズ3の放送が予定されている。向井理がゲスト出演し、笠松将演じるバディとの掛け合いなど、キャスト陣の結束も固い。
特筆すべきは、本作が提示する「事件が起きない」という視点だ。派手な銃撃戦や推理よりも、組織内の調整や人間関係の機微にスポットを当てるスタイルは、複雑化した現代の組織論やビジネスの現場にも通じる「あるある」として、視聴者の共感を得ている。
SNSという監視社会での「大喜利」と風刺
しかし、なぜ今、これらの作品を超えて「事件は、その周りで起きている」という言葉がSNS上でバズり続けているのか。そこには、現代特有の「情報の消費のされ方」が関係している。
X(旧Twitter)などのプラットフォームでは、連日のようにインフルエンサーによる不祥事や、いわゆる「客テロ」と呼ばれる迷惑行為の動画が拡散されている。これらの騒動に対し、ユーザーたちは単に批判するだけでなく、このフレーズを引用することで、本質的な事件そのものよりも、その「周辺」で展開される謝罪動画の演出、周囲の野次馬による特定作業、そして暴露系インフルエンサーによる二次流通といった「祭り」の状態を皮肉っているのだ。
特定の層を不快にさせる炎上事案が発生するたびに、このフレーズは「大喜利」の定型句として機能する。事件そのものが社会に与える影響よりも、その周辺で起きる狂騒の方が深刻ではないか――。そんな現代人の冷ややかな観察眼が、この言葉に新たな生命を吹き込んでいる。
結び:虚構と現実が交差する先
映画『踊る大捜査線 N.E.W.』が描くのは、組織の壁に抗う個人の熱い物語だろう。対してNHKの『事件は、その周りで起きている』は、変わらない日常の愛おしさと滑稽さを描く。
2026年という今は、この二つのベクトルが重なり合い、さらにSNSという現実の「周辺」が混じり合う奇妙な時代である。私たちは今日も画面越しに、どこかで起きた事件の「周辺」を眺め、時に笑い、時に絶望する。このフレーズがこれほどまでに響くのは、私たち自身が今、まさにその「周辺」を生きる当事者だからに他ならない。