森田望智、2027年朝ドラ主演決定!「憑依型女優」掴んだ“大逆転”の勲章
ニュース要約: 実力派女優・森田望智が、2027年度前期のNHK連続テレビ小説『巡るスワン』(脚本:バカリズム)のヒロインに、オーディションではなく制作側からの異例のオファーで決定した。過去に朝ドラで落選経験を持つ彼女にとって「大逆転」の主演となる。『全裸監督』でブレイクし、国際的な評価も高い“憑依型女優”が、日本の国民的ドラマでいよいよ新時代を切り拓く。
森田望智、2027年朝ドラ主演で掴んだ「大逆転」の勲章――“憑依型女優”が切り拓く新時代
【東京】 実力派女優、森田望智(もりたみさと・29)のキャリアが、新たな高みへ達した。2025年11月21日、NHKは2027年度前期の連続テレビ小説「巡るスワン」のヒロインに森田を起用すると発表した。オーディションではなく、制作側からの直接オファーという異例の抜擢であり、国内外で高い評価を得てきた森田望智の演技力が、ついに国民的ドラマの主役という形で結実した形だ。
異例のオファー、バカリズム脚本との化学反応
「巡るスワン」は、お笑い芸人として活躍するバカリズム氏が脚本を手掛ける完全オリジナル作品で、現代の長野県を舞台にしたヒューマンコメディーとなる。森田が演じるのは、刑事ドラマに憧れて警察官を志し、事件を未然に防ぐ部署とされる「生活安全課」に配属された20代後半の女性巡査長だ。
脚本を担当するバカリズム氏は、森田望智について「本人は謙遜されているが、圧倒的に才能がある」と絶賛。作品ごとに全く異なる人物像を創り上げる「カメレオン俳優」としての森田の資質に、制作サイドが厚い信頼を寄せていることが伺える。
森田自身、過去に朝ドラのオーディションで落選した経験を持つことから、今回のオファー決定は「大逆転」と報じられている。彼女は「朝ドラという大きな歴史の中のバトンの一つをお預かりさせていただくことを光栄に思う」と意気込みを語っており、2027年春の放送に向けて、早くも視聴者の期待は高まっている。
「全裸監督」で鮮烈なブレイク、国際的な評価の確立
森田の女優としての地位を決定づけたのは、2019年に配信されたNetflixドラマ「全裸監督」でのヒロイン・黒木香役だろう。当時の森田は下積み時代が長かったが、この大胆かつ繊細な役柄を見事に演じ切り、日本国内のみならず、アジア圏で鮮烈な印象を残した。
彼女の演技は、その役になりきる**「憑依型女優」**として高く評価され、同年には釜山国際映画祭のアジアコンテンツアワードでNew Comer賞(最優秀新人賞)を受賞。この国際的な評価が、彼女のその後のキャリアを劇的に変えた。
以来、森田はオーディションを経ず、役をオファーされる機会が増加。2021年度前期の朝ドラ「おかえりモネ」、2024年度前期の「虎に翼」と、着実に実績を積み重ねてきた。特に2024年に配信されたNetflix「シティーハンター」(槇村香役)では、原作ファンからのプレッシャーがある中で、主人公を支えるヒロイン像を確立し、再び国内外から注目を集めた。
多様な役柄に挑むことで、演技への覚悟と自信を深めてきた彼女は、松永大司監督のワークショップ参加などを通じて、演技における準備期間の重要性を痛感したという。その結果、彼女の演じるキャラクターは、単なる表面上の演技を超え、役の人生観や細かな心情までが深く掘り下げられている。
多彩な表現力で広がる活躍の場
現在(2025年11月)、森田望智は複数の話題作に出演し、その存在感を強めている。NHK夜ドラ「いつか、無重力の宙で」では、高校時代の夢を追う親友役として繊細な演技を披露。さらに、11月28日には映画『ナイトフラワー』の完成披露試写会に登場し、北川景子氏と共演する格闘家・芳井多摩恵役という、心に孤独を抱える複雑なキャラクターに挑戦している。
試写会で披露された洗練されたファッションセンスも話題を呼んでおり、黒のビジュー付きトップスとツイード調のロングスカートという、華やかでありながらも品のある装いは、女優としてのパブリックイメージの向上にも寄与している。
『全裸監督』でブレイクを果たしてから約6年。森田望智は、その圧倒的な才能と努力によって、脇役から主演へと着実に階段を上り詰めた。2027年の朝ドラ主演決定は、彼女が日本の映像界において、欠かせない実力派女優としての地位を確立したことを象徴する。彼女がバカリズム氏という異色の脚本家と作り上げる「巡るスワン」が、日本のドラマ界にどのような新風を吹き込むのか、今後の動向に注目が集まる。