【ミラノ五輪】りくりゅう金メダルの舞と坂本花織ラストダンス!フィギュアエキシビション詳報
ニュース要約: ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのエキシビションが開催。ペア初金メダルの「りくりゅう」が圧巻の演技を披露し、現役引退を表明している坂本花織は感動の「ラストダンス」で観客を魅了しました。鍵山優真や中井亜美らメダリストが集結した一夜の軌跡を、放送時間や配信情報とともに振り返る、氷上の芸術の集大成です。
【ミラノ発】銀盤に刻む惜別の舞と栄光の軌跡――ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート・エキシビション詳報
イタリアの地で熱戦を繰り広げた冬の祭典も、いよいよ終幕の時を迎えようとしている。現地時間2月22日、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のフィギュアスケート競技を締めくくる「フィギュアスケート エキシビション」が華やかに開催された。メダリストや世界のトップスターたちが競技の緊張感から解放され、観客と一体となって氷上の芸術を創り上げるこの舞台。日本勢の目覚ましい活躍とともに、多くの感動を呼んだ一夜を振り返る。
「りくりゅう」ペア、金メダリストとして最後の楽章
今大会、日本フィギュアスケート界に新たな歴史を刻んだのが、ペアで見事金メダルに輝いた「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組だ。ペア種目での日本勢初となる金メダル獲得という快挙を成し遂げた二人は、このりくりゅう エキシビションにおいて、世界中のファンへの感謝を込めた珠玉のパフォーマンスを披露した。
27番目に登場した二人は、五輪金メダリストとしての風格を漂わせつつ、彼ららしい息の合った滑りを見せた。特筆すべきは、他のトップスターたちと共演した壮大なグループナンバーだ。解説を務めた町田樹氏が「ペアの枠を超え、一つの芸術作品として完成されている」と評した通り、りくりゅうペアが中心となって奏でる氷上のハーモニーは、観客の涙を誘った。テレビ朝日の公式動画でも「金メダリストとしてミラノ五輪ラストパフォーマンス」と銘打たれたその演技は、まさに彼らの競技人生の集大成とも言える輝きを放っていた。
坂本花織の「ラストダンス」と若き才能の躍進
女子シングルで銀メダルを獲得した坂本花織は、今大会を最後にオリンピックの舞台から退く意向を表明している。23番目に滑走した坂本の演目は、この日のために特別に用意された「ラストダンス」。力強いジャンプと、キャリアのすべてを凝縮したような深いエッジワークが、ミラノの夜空に溶けていく。これまで日本女子フィギュアを牽引し続けてきた彼女のひたむきな姿に、会場からは惜しみない拍手が送られた。
また、銅メダルの中井亜美はトップバッターとして登場し、次世代のエースらしい瑞々しい演技を披露。男子シングル勢では、銀メダルの鍵山優真が「特別な物語」を込めたナンバーを滑り、表現力の深化を見せつければ、銅メダルの佐藤駿も磨き抜かれた技術で観客を魅了した。
フィギュアエキシビション時間と視聴方法
日本国内での放送および配信状況は、多くのフィギュアファンの関心事となった。フィギュアエキシビション時間は、日本時間の22日早朝から各局で放送された。
- テレビ東京系: 午前3時30分~午前7時00分(生中継)
- NHK BS: 午前3時55分~午前6時30分
- BSテレ東(ハイライト): 2月22日 10時00分~12時00分
深夜から早朝にかけての時間帯となったが、TVer等の配信サービスでの無料視聴も実施され、多くのファンがリアルタイムでスケート エキシビションの熱狂を共有した。UVERworldによるテーマソング「EVER」が流れる中、メダリストたちが次々とリンクに現れる演出は、まさにオリンピックならではの贅沢な時間となった。
氷上のドラマが繋ぐ未来
今大会では、アメリカの「4回転の神」イリア・マリニンや女子金メダリストのアリサ・リウなど、海外勢の圧倒的なパフォーマンスも光った。エキシビションオリンピックという舞台は、メダルの色だけでは語り尽くせない、選手の人間性や物語が露わになる場所でもある。
なお、同日開催されたスピードスケートのマススタート 日本 代表の活躍も期待されたが、本大会の結びとしては、このフィギュアスケートの優雅な余韻が、人々の心に深く刻まれることとなった。
ミラノ・コルティナ五輪は、技術の限界に挑む厳しさとともに、表現することの喜びを私たちに教えてくれた。リンクを去る者、そして新たな時代の扉を開く者。それぞれの思いが交錯したオリンピック フィギュアスケート エキシビションは、4年後の未来へと続く光の道標となり、幕を閉じた。
(文:運動部・ミラノ特派員)
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