【ブンデス】レバークーゼンが劇的ドロー!佐野海舟はフル出場でマインツの守備を牽引
ニュース要約: ブンデスリーガ第24節、レバークーゼン対マインツは1-1の引き分け。マインツはベッカーのボレーで先制するも、終了間際にレバークーゼンのクアンサーが同点弾を決めました。日本代表MF佐野海舟はボランチでフル出場し、高いボール奪取能力を披露。格上相手に安定したプレーを見せ、残留争いの中で貴重な勝ち点1獲得に大きく貢献しました。
【ブンデスリーガ】レバークーゼン、終盤の劇的弾でマインツとドロー 佐野海舟はフル出場で存在感
【レバークーゼン 28日 共同】 ブンデスリーガ第24節が28日(日本時間3月1日未明)に行われ、バイエル・レバークーゼンと1.FSVマインツ05がバイアレーナで対戦した。試合は後半にマインツが先制するも、終了間際にレバークーゼンが追いつき、1-1の引き分けに終わった。マインツの日本代表MF佐野海舟はボランチでフル出場し、攻守にわたって安定したプレーを披露した。
前半の主導権争い:支配率のレバークーゼン、決定機のマインツ
リーグ6位に位置し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権争い(トップ4入り)を演じるレバークーゼンと、残留争いの中で勝ち点の上積みが急務となっている13位マインツ。対照的な立場にある両チームの対戦は、序盤から激しい中盤の攻防となった。
ホームのレバークーゼンは、高いボール支配率を維持しながらフロリアン・ビルツを中心にバイタルエリアへの侵入を試みる。しかし、マインツの組織的な守備ブロック、特に中盤の底でフィルター役を担った佐野海舟の鋭いプレスとボール奪取に苦しみ、決定的な形を作らせてもらえない。
逆にマインツは、守備から素早い切り替えを見せ、前半30分時点でのシュート数やゴール期待値(xG)では格上のレバークーゼンを上回る。しかし、互いに決め手を欠いたまま、試合はスコアレスで折り返した。
試合を動かしたベッカーのボレー、救世主となったクアンサー
試合が動いたのは後半67分だった。マインツのGKダニエル・バッツが前線へ送ったロングボールを起点に、パウル・ネーベルが絶妙な折り返しを見せる。これに反応したシェラルド・ベッカーが、鮮やかなダイレクトボレーをゴール右隅へ突き刺し、アウェーのマインツが先制に成功した。
1点を追う展開となったレバークーゼンは、エドモン・タプソバが警告を受けるなど、焦りからかプレーの精度を欠く場面も見られた。対するマインツは、残留への執念を見せ、組織的な守備でリードを守りにかかる。
しかし、ドラマは終了間際に待っていた。後半88分、レバークーゼンがセットプレーから波状攻撃を仕掛けると、最後はジャレル・クアンサーが混戦を押し込み、土壇場で同点に追いついた。バイアレーナを埋め尽くした3万人を超える観衆が歓喜に沸く中、試合はそのまま1-1でタイムアップを迎えた。
日本人MF佐野海舟への評価と今後
この試合で大きな注目を集めたのが、マインツの背番号を背負う佐野海舟だ。直近のリーグ戦でも高い評価を得ている佐野は、この日もフル出場を果たし、レバークーゼンの強力な攻撃陣を相手に臆することなく対峙した。中盤でのボール奪取能力だけでなく、攻撃の起点となるパスも供給。チームは勝利こそ逃したものの、マインツの残留に向けた戦いにおいて、佐野が不可欠なピースであることを改めて証明した。
順位表への影響と次節の展望
引き分けに終わった「レバークーゼン 対 マインツ」の一戦は、両チームにとって「勝ち点2を失った」意味合いが強い結果となった。
レバークーゼン(暫定6位、勝ち点40)は、4位RBライプツィヒとの勝ち点差を詰める絶好の機会を逃した。高い支配率を誇りながらも、前半の決定力不足が響いた形だ。次節は3月4日、アウェーでハンブルガーSVとの対戦を控えており、攻撃陣の修正が急務となる。
一方のマインツ(暫定13位、勝ち点23)は、金星目前で勝ち点を分け合う形となったが、上位チーム相手に敵地で勝ち点1をもぎ取ったことは残留争いにおいてポジティブな要素だ。次節は3月7日、ホームにシュトゥットガルトを迎える。
過去の通算対戦成績ではレバークーゼンが20勝9勝6分けと大きく勝ち越しているものの、直近の対戦ではマインツが粘り強さを見せる傾向にあり、ブンデスリーガの勢力図が均衡しつつあることを象徴する一戦となった。
【試合スコア】 レバークーゼン 1 - 1 マインツ (後半67分:ベッカー[マ]、後半88分:クアンサー[レ])
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう