2026年1月18日、新しい一年の活気と共に、スポーツ界やエンターテインメント、そして社会の重要な節目が重なる一日となりました。本日これまでに国内で注目を集めているニュースをまとめてお伝えします。
スポーツ:角界の新旧交代と冬の熱戦
大相撲初場所は中日を迎え、土俵の上では激しい世代交代の波が押し寄せています。横綱・照ノ富士の引退という大きな節目の中[13]、大関・琴櫻が単独首位に立ち、それを関脇・霧島や横綱・豊昇龍が追う大混戦となっています[19][24][26]。特に若手の躍進が目覚ましく、鳥取出身の伯乃富士が大関・琴櫻から初金星を挙げる金星を演じたほか[12]、史上最速出世の安青錦や、連覇を狙う横綱・大の里らの活躍が角界に新たな風を吹き込んでいます[24][36]。一方、ベテランの朝乃山が好調の阿炎を破るなど元大関の意地を見せる場面もあり、ファンの視線は熱く注がれています[10]。
ウィンタースポーツでは、開幕まであと2週間に迫ったミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪に向けた期待が最高潮に達しています。坂本花織選手や鍵山優真選手らフィギュア陣、スピードスケートの髙木美帆選手など、メダル獲得が期待される日本代表の調整は最終段階に入りました[3]。また、陸上界では広島で「全国都道府県対抗男子駅伝」が開催され、5連覇を狙う長野県と、それを阻止しようとする福島県や兵庫県などの強豪校が冬の都路を駆け抜けています[32]。
社会・経済:震災から31年と変わりゆく日本の姿
昨日1月17日は、阪神・淡路大震災から31年となる日でした。神戸では「つむぐ」をテーマに追悼行事が行われ、震災を知らない世代への記憶の継承と、南海トラフ巨大地震への備えが改めて誓われました[6]。一方、各地のインフラにも関心が集まっており、姫路バイパスでのダンプ横転に伴う長時間通行止めや[15]、西武池袋線での相次ぐ人身事故は、輸送動脈の安全確保という課題を浮き彫りにしています[22]。
また、大学入学共通テストは初日を終え、新課程2年目となる今年は国語が「やや難化」したとの分析が予備校各社から出されています。資料読解など思考力を問う傾向が定着し、受験生には明日以降も冷静な対応が求められます[38][41]。IT分野ではOpenAIが月額8ドルの新プラン「ChatGPT Go」を世界展開し、AIの民主化が新たなステージに進もうとしています[39]。
エンタメ・文化:新たなエンタメの波と伝統の融合
エンターテインメント界では、日韓の垣根を越えたプロジェクトが活発です。NCT WISHが日本市場での活動を本格化させているほか[1]、中村倫也さん主演の日韓共同制作ドラマ『DREAM STAGE』が放送を開始し、リアリティ溢れる物語が注目を集めています[23]。また、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では、映画版吹替の小野賢章さんがハリー役を演じることが発表され、ファンを驚かせました[34]。
幕張メッセでは、国内最大級の音楽フェス「GMO SONIC 2026」や[8]、人気ゲームの5周年を記念した「ブルアカふぇす2026」が開催され、桁外れの集客と熱気に包まれています[29]。アニメファンには『モンスターストライク』と『葬送のフリーレン』のコラボ第2弾の話題も欠かせません[7][40]。
最後に、伝統の味を守る三重県伊勢市の「赤福」が、新ブランド「五十鈴茶屋」の大阪進出など積極的な全国展開を見せているニュースも届いています。伝統を守りつつも若年層へアピールする姿勢は、多くの老舗ブランドの指標となっています[4]。
プロ野球の広島では、黄金期を支えた田中広輔選手が現役引退を表明し、一時代を築いた名選手の退場に多くのファンが感謝の意を表しています[37]。今日という日は、過去の教訓を胸に、新しい才能や技術が次々と未来を切り拓いていく、そんな日本の今を象徴する一日となっています。
阪神・淡路大震災から31年、神戸で「つむぐ」追悼と南海トラフへの備え
ニュース要約: 2026年1月17日、阪神・淡路大震災から31年を迎え、神戸では「つむぐ」をテーマに追悼行事が行われました。震災を知らない世代への記憶継承が課題となる中、デジタル技術を活用した遺構保存や、東日本大震災の教訓を活かした防災対策が進んでいます。神戸市は南海トラフ巨大地震を見据え、津波対策や避難計画の策定を強化し、過去の経験を未来の安全へとつなぐ取り組みを続けています。
阪神・淡路大震災から31年、神戸で「つむぐ」追悼 記憶継承と南海トラフへの備え
2026年1月17日、阪神・淡路大震災から31年を迎えた神戸市では、「つむぐ」をテーマにした追悼行事が各地で営まれた。6434人の犠牲者を出した大震災の記憶を次世代へ継承する取り組みが広がる一方、南海トラフ地震への備えも急務となっている。
土曜日で例年以上の人出、「つむぐ」に込めた思い
神戸市中央区の東遊園地で早朝から営まれた「1・17のつどい」には、土曜日ということもあり例年を上回る約6万人が訪れた。会場には公募で選ばれた「つむぐ」の文字が灯籠で浮かび上がり、静かに手を合わせる人々の姿が見られた。
「つむぐ」というテーマには、震災を知らない世代が増える中、当時の記憶や教訓を誰かと分かち合いながら未来につないでいくという切実な願いが込められている。実際、震災当時に生まれた子どもたちも今や30代を超え、震災を直接体験していない世代が社会の中核を担う時代となった。
兵庫県全体では「ひょうご安全の日のつどい」が開催され、「震災を風化させない—『忘れない』『伝える』『活かす』『備える』『繋ぐ』」をテーマに掲げた。HAT神戸の人と防災未来センター慰霊のモニュメント前では黙祷や献花が行われ、宝塚市や尼崎市など県内各地でも追悼行事が執り行われた。
映像とデジタル技術で記憶を継承
若い世代による記憶継承の動きも活発化している。J:COMは「つなげたい記憶」をテーマにしたドキュメンタリーを制作し、被災者の証言や当時の記録映像を公開。「当たり前のありがたさ」を次世代に伝える取り組みを展開している。
一方で、震災遺構の保存には課題も残る。早期復興を優先した結果、当初から遺構は少なく、30年以上が経過した現在、風化や管理費負担により多くが消失している。神戸市須磨浦公園の石製オブジェは地滑りでほぼ消滅し、10kmに及んだ断層も四半世紀でその姿をほぼ消した。
こうした物理的な遺構保存の限界を補うため、デジタルアーカイブの構築が進められている。VRやAR技術を活用した震災遺構の記録化により、未経験世代への教育に活かす試みが増加傾向にある。
東日本大震災との教訓共有と防災体制
阪神・淡路大震災と2011年の東日本大震災は、それぞれ異なる教訓を日本社会にもたらした。阪神では死因の約80%が家屋倒壊による圧死だったのに対し、東日本では90%以上が津波による水死だった。これらの教訓は、耐震基準の強化、緊急速報システムの精度向上、広域支援ネットワークの構築につながっている。
東日本大震災の被災地復興は、2026年時点で災害公営住宅の家賃低廉化支援など最終段階に入っているが、完全な復興には人口定着策などさらなる取り組みが必要とされる。
南海トラフ地震への備え、神戸の防災計画
神戸市は両震災の教訓を踏まえ、包括的な地域防災計画を策定している。市防災会議内に「南海トラフ地震・津波対策専門部会」を設置し、津波からの円滑な避難確保と迅速な救助体制の整備を進めている。
兵庫県は平成28年2月に「兵庫県応急対応行動シナリオ」を策定し、地震発生時の初動対応を平日昼間・休日夜間各9フェーズのタイムラインで整理。県全組織が概ね1週間にとるべき対応を明確化した。
ハード面では津波防災インフラ整備計画に基づき、防潮堤等の沈下対策と防潮水門の整備が進む。神戸地域を含む瀬戸内海沿岸では、水深30cm以上の津波浸水が想定される区域に対して具体的な浸水想定図が公表され、これに基づいた施設整備が実施されている。
南海トラフ巨大地震では、洲本市・南あわじ市で震度7、神戸・尼崎等で震度6強が想定される。神戸市は浸水被害が予想される18地区を対象に、ワークショップやまち歩き、避難マップ作成などを通じた地域津波防災計画を策定。都心部では輸送支援による帰宅困難者対策も計画されている。
事業者にも義務化、実効性ある対策へ
南海トラフ地震防災対策推進地域内の関係事業者には、「南海トラフ地震防災対策計画」の作成・届出が義務付けられている。神戸市消防局は、兵庫県のハザードマップで津波浸水想定30cm以上の区域を含む地域について、防災規程の作成を必要としている。
震災から31年を経た神戸では、「つむぐ」という言葉に象徴されるように、過去の記憶を現在につなぎ、未来への備えとする取り組みが続いている。阪神・淡路大震災と東日本大震災の教訓を活かし、来たるべき南海トラフ地震に備える—それが、犠牲者への最大の追悼となるだろう。