菅楓華が圧勝!台湾ホンハイレディースでツアー2勝目、ジャンボ尾崎の教えを証明
ニュース要約: 台湾で開催されたJLPGAツアー今季第2戦「台湾ホンハイレディース」は15日、菅楓華が通算5アンダーで今季初勝利、ツアー通算2勝目を挙げた。師匠・ジャンボ尾崎の教えを胸に、強風の難コンディションを独走で制覇。日本人選手として46年ぶりの海外開催大会制覇という快挙を成し遂げ、日本勢がリーダーボードの上位を独占する結果となった。
【桃園=共同】女子ゴルフ・JLPGAツアー今季第2戦、台湾ホンハイレディースゴルフトーナメントは15日、台湾桃園市のザ・オリエントゴルフ&カントリークラブ(6720ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、首位から出たプロ3年目の菅楓華(かん・ふうか)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算5アンダーの283で今季初勝利を挙げた。2位の佐久間朱莉に6打差をつける圧勝で、昨年9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンに続くツアー通算2勝目。
独走のV、「ジャンボ」の遺伝子を証明
強い風が吹き荒れ、多くの有力選手がスコアを落とす過酷なコンディションの中、二十歳の菅楓華だけが異次元のプレーを見せた。最終の台湾ホンハイレディースゴルフトーナメントリーダーボードで、アンダーパーを記録したのは菅ただ一人。「最後まで集中を切らさずに自分のゴルフができた」と、若武者らしい堂々たる口調で振り返った。
今大会、菅の背中を支えていたのは、師匠である「ジャンボ尾崎」こと尾崎将司の教えだ。ジャンボ軍団の門下生として、オフの間も千葉県内の練習場で徹底的に身体を鍛え上げ、スイングの精度を磨いてきた。ジャンボからは常々「ミスを引きずるな」「攻める気持ちを忘れるな」と精神面の重要性を説かれてきたという。その教え通り、この日はボギーを叩いた後も動じることなく、直後のホールでバーディーを取り返す「バウンスバック」を披露。難コースを力強いショットでねじ伏せる姿は、かつての師匠の全盛期を彷彿とさせた。
46年ぶりの歴史的快挙
今回の台湾ホンハイレディースゴルフトーナメントにおける優勝は、単なる1勝以上の重みを持つ。JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の海外開催大会として、日本人選手が初代覇者に輝くのは実に46年ぶり。賞金総額200万ドル(約3億1500万円)、優勝賞金36万ドル(約5670万円)という破格のビッグトーナメントで、菅はその潜在能力を世界に示した。
菅は2025年シーズンにメルセデス・ランキング4位に食い込み、さらなる飛躍が期待されていた。本人も「気持ちが大人になった。投げやりにならなくなった」と自己分析するように、技術のみならずメンタル面の進化が今大会の独走劇を生んだと言えるだろう。
リーダーボードを日本勢が席巻
大会を通じて日本勢の層の厚さも際立った。台湾ホンハイレディースゴルフトーナメントリーダーボードの上位を見れば、2位に佐久間朱莉(+1)、3位に実力者の古江彩佳(+2)が入り、トップ3を日本勢が独占。4位タイにも入谷響、金澤志奈が食い込むなど、アジアの地で日本女子ゴルフのレベルの高さを証明する結果となった。
「次の目標はメジャー優勝、そして海外ツアーへの挑戦」と目を輝かせる菅楓華。怪物・ジャンボ尾崎の魂を継ぐ若き才能が、この台湾での勝利をきっかけに、女子ゴルフ界の新たな主役へと躍り出た。
【最終成績】
1位:菅楓華(-5) 2位:佐久間朱莉(+1) 3位:古江彩佳(+2) 4位T:入谷響(+5) 4位T:金澤志奈(+5)
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう