【聖地ウェンブリー】日本代表vsイングランド代表!W杯前哨戦の鍵を握る森保ジャパンの戦略
ニュース要約: 2026年W杯を控えた日本代表が、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムでイングランド代表と激突。主力離脱に揺れる強豪に対し、森保ジャパンが「個」と「組織」で挑む注目の一戦。キックオフは日本時間4月1日未明、世界トップ層への試金石となる90分間を徹底解説します。
【ロンドン=共同】サッカーの「聖地」が、2026年ワールドカップ(W杯)の前哨戦として熱狂に包まれる。日本代表(SAMURAI BLUE)は現地時間3月31日(日本時間4月1日)、ロンドンのウェンブリー・スタジアムでイングランド代表との国際親善試合「キリンワールドチャレンジ2026」に臨む。FIFAランキング4位の強豪に対し、18位の日本が敵地でどこまで肉薄できるか。北米W杯開幕を数カ月後に控えた森保ジャパンにとって、これ以上ない真剣勝負の舞台が整った。
聖地ウェンブリーでの歴史的一戦
イングランド北西部に位置するウェンブリー・スタジアムは、収容人数約9万人を誇るフットボールの殿堂だ。今回の対戦は、日本代表にとって2026年3月の欧州遠征の締めくくりとなる。28日にグラスゴーで行われたスコットランド戦を経て乗り込むロンドンでの一戦は、チケットが一般販売開始直後に完売に近い状態となるなど、現地でも極めて高い関心を集めている。
日本とイングランドの対戦成績は、過去日本の1分2敗。直近の大きな対戦では2022年W杯で日本が2—1と逆転勝利を収めた劇的な記憶が新しいが、通算では依然としてイングランドが優位に立つ。ホームの圧倒的な声援を背にする「スリー・ライオンズ(イングランド代表の愛称)」に、日本がどう立ち向かうかが焦点となる。
イングランド代表、主力離脱も厚い層
対戦するサッカーイングランド代表は、欧州予選を7戦全勝、20得点無失点という完璧な成績で突破しており、15大会ぶりの世界制覇に向けて期待は最高潮に達している。トーマス・トゥヘル監督率いるチームは、戦術的完成度においても世界屈指だ。
しかし、今回の試合を前にイングランド陣営には激震が走っている。FA(イングランドサッカー協会)の発表によると、FWブカヨ・サカやMFデクラン・ライス(ともにアーセナル)、DFジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)ら、攻守の要となる主力選手たちが負傷やメディカルチェックのために相次いで離脱。ベストメンバーを組めない状況にある。
それでも、主将のハリー・ケイン(バイエルン)は健在だ。今予選でも6得点を挙げ、依然として世界最高のストライカーの一人として君臨するケインの存在は、日本ディフェンス陣にとって最大の脅威となるだろう。主力の不在は、逆に若手や控え選手たちにとってW杯メンバー入りの最終アピールの場となるため、日本にとってはかえって手強いインテンシティ(強度)での戦いを強いられる可能性もある。
森保ジャパン、試される「個」と「組織」
森保一監督率いる日本代表は、3-4-3のシステムをベースに、アウェイでの戦い方を徹底させる構えだ。格上のイングランドに対し、自陣での守備ブロック形成と、そこからの鋭いカウンターが勝機を分ける。
戦術的な鍵を握るのは、中盤の構成とサイドの攻防だ。久保建英、南野拓実、上田綺世ら前線のタレントがいかに高い位置でプレスをかけ、イングランドのビルドアップを制限できるか。また、三笘薫や伊東純也といったスピードスターが、イングランドのハイラインの背後を突く形を作れれば、2年前の再現も見えてくる。
一方で課題は、イングランドの強力なハイプレスにさらされた際の回避能力だ。中盤でのセカンドボール回収で劣勢に立たされれば、90分間防戦一方になるリスクも孕んでいる。遠藤航を中心としたボランチ陣が、いかに落ち着いてゲームをコントロールできるかが、聖地での金星への絶対条件となる。
深夜の日本から熱い視線
試合は日本時間で4月1日の午前3時45分キックオフ。平日の深夜帯ではあるが、NHK総合およびU-NEXTでの生中継が予定されており、日本国内からも熱い視線が注がれる。
現在のロンドンは、試合当日に向けて各国のサポーターが集結し、お祭りムードが漂っている。スタジアムへと続く「ウェンブリー・ウェイ」は、日本の青とイングランドの白が交差する情熱的な光景となるだろう。W杯本番まで残りわずか。このウェンブリーでの90分間は、日本サッカーが世界のトップエリートに食い込めるかどうかを占う、極めて重要な試金石となる。
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