【2026最新】JAPAN MENSA入会試験が再開!天才集団の素顔と合格への道
ニュース要約: 人口の上位2%のIQを持つ者が集う「MENSA」の日本支部が、2026年の入会試験を本格再開。著名人も多く在籍するこの組織は、単なる天才集団ではなく、知的な交流やギフテッド支援の場としての役割を強めています。試験の現状やオンラインテストの注意点、多様な会員が惹かれる「知の居場所」の実像に迫ります。
現代社会の「知の居場所」――JAPAN MENSA、再始動する入会試験とその実像
【2026年2月26日】
「人口の上位2%の知能指数(IQ)を持つ者」という極めて高い門をくぐり抜けた人々が集う国際組織、MENSA(メンサ)。ミステリアスな「天才集団」というイメージが先行しがちだが、パンデミックによる活動制限を経て、今、日本支部である「JAPAN MENSA」の入会試験が本格的に再開されている。芸能界から教育現場まで、なぜ今これほどまでに「MENSA」というキーワードが注目を集めているのか。その最新動向と、ベールに包まれた活動の実態に迫った。
■ 熾烈を極める「入会試験」の現状
JAPAN MENSAの公式サイトによると、2026年3月から4月にかけて、東京都(港区・新宿区)や福岡県(福岡市)での試験実施が予定されている。特筆すべきは、その人気の過熱ぶりだ。特に都心部の会場は、受付開始直後に「即満席」となる傾向が続いており、希望者は公式サイトを日々チェックする忍耐強さが求められる。
受験資格は「日本在住の15歳以上」。しかし、チャンスは無限ではない。生涯で3回までしか受験できず、一度不合格になれば次の受験まで1年以上の期間を空ける必要がある。試験内容は厳格な規約により非公開だが、関係者の間では「簡単な問題から難解なものまで多岐にわたり、1問数秒で解くような極めてシビアなスピードが要求される」と囁かれている。
受験料は11,000円(税込)。15歳未満の子供の場合は、試験に代わり、専門医等によるWISC(児童用知能検査)などの証明書を提出することで入会が可能となる。
■ 「憧れ」から「多様性」へ。著名人が語る魅力
MENSAの名を一般に広めたのは、多くの芸能人や著名人の公表だ。
元日向坂46の影山優佳氏は、自身のSNSで合格を報告し、「自分らしく全力で取り組む」と前向きな姿勢を示した。また、クイズ王として知られるロザンの宇治原史規氏や、声優の小岩井ことり氏(IQ200超とも報じられる)、俳優の岩永徹也氏、さらには脳科学者の茂木健一郎氏など、多方面で活躍する面々が名を連ねている。
彼らが共通して語るのは、MENSAが「天才を競う場」ではなく、あくまで「知的な交流の場」であるという点だ。茂木氏は「多様な職業の人がいて、その多様性に魅力がある」と語り、小岩井氏も「高IQ者が集まって何をしているのかと聞かれるが、実は気兼ねない会話の場」であると明かしている。
■ IQテストの罠:オンラインサイトの信頼性
「自分もMENSAに入りたくて、ネットのIQテストを試した」という声は多い。しかし、専門家はネット上の「ノルウェー版」や「ルーマニア版」などの無料テストに警鐘を鳴らす。
これらのオンラインテストは、標準化されたWAIS(ウェクスラー式知能検査)に比べ、結果が20程度高く出る「過大評価」の傾向が強いからだ。JAPAN MENSA公式も、これらオンラインの「偽公式テスト」を一切推奨しておらず、名称を無断使用しているサイトへの注意を呼びかけている。真の実力を図るなら、公的な医療機関での検査か、公式入会試験を受けるのが唯一の道と言える。
■ ギフテッド支援としての側面
近年、MENSAは「ギフテッド(高知能児)」や「2E(二重特異性)」の子供たちを支えるコミュニティとしても機能し始めている。
2026年4月からは、MENSA会員が企画した集団クラス「agorIQ」が大阪で開始されるなど、高い知能ゆえに既存の学校教育で孤独を感じやすい子供たちに対し、「同じ速度で会話ができる仲間と出会える居場所」を提供している。AI教育プログラムの拡充も進んでおり、知的好奇心の塊である子供たちの受け皿としての期待は大きい。
■ 知的刺激、そして「居心地の良さ」
現在、日本支部の会員数は約4,700名にのぼる。年齢層は4歳から90代までと幅広く、職業も医師、弁護士、モデル、お笑い芸人、学生と実に多彩だ。
会員限定のコミュニティでは、数理パズルやボードゲーム、あるいは特定の趣味を深める「SIG(特別興味グループ)」の活動が盛んに行われている。高い理解力をベースとしたスピーディーな会話は、日常で「話が噛み合わない」というフラストレーションを抱えがちな高IQ者にとって、何にも代えがたい「居心地の良さ」となっている。
MENSAは決して、エリートの特権階級ではない。それは、知性の高さを「共通言語」として、異なる背景を持つ人々が繋がり合う、極めて現代的で開かれたソーシャル・サロンなのだ。
(科学部・知財担当記者)
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