舘ひろし76歳の真髄:最新映画『免許返納!?』と「腹筋1回」の健康哲学
ニュース要約: 俳優・舘ひろしが76歳を迎え、最新主演映画『免許返納!?』で32年ぶりに南条弘を再演。本作では真っ赤なフェラーリでのアクションを披露する一方、インタビューでは「腹筋1回」という意外な健康法や禁煙後の私生活を明かしました。デビュー50周年を過ぎても進化を止めず、永遠のダンディズムを体現し続ける彼の最新動向を詳報します。
【独占執筆】不滅のダンディズム、舘ひろしが語る「76歳の境地」――最新映画『免許返納!?』で見せる真髄と健康哲学
2026年3月14日 東京
日本の芸能界において、半世紀近くも「理想の男性像」であり続ける俳優・舘ひろし(76)。かつて『西部警察』でバイクに跨り、ハト(鳩村英次)として鮮烈な印象を残し、その後『あぶない刑事』のタカ(鷹山敏樹)として一世を風靡した彼が今、再びスクリーンで新たな、そして懐かしい輝きを放とうとしている。
コメディとアクションの融合、最新映画『免許返納!?』への挑戦
舘ひろしが主演を務める最新映画**『免許返納!?』**が、2026年6月19日に全国公開されることが決定した。本作で舘が演じるのは、アクション志望の往年の映画スター・南条弘。奇しくも、1994年公開のヒット作『免許がない!』で演じた役柄と同じキャラクターを32年ぶりに再演することになる。
物語は、かつてのスターが「免許返納」という現実的な問題に直面し、そこから巻き起こる騒動を描いたコメディだ。制作発表の際、舘は「初めにお話をいただいた際、目に飛び込んできたタイトルが『免許返納!』で、正直驚きました」と苦笑いしながらも、「笑って泣ける、世代を問わず楽しんでいただける作品。スクリーンで楽しんでいただければ幸いです」と、自信を覗かせた。
劇中では、車好きの舘にふさわしく真っ赤なフェラーリが登場。さらには『あぶない刑事』ファンを熱狂させるハーレーダビッドソンや日産・レパードも姿を見せ、河合勇人監督(『俺物語!!』『かぐや様は告らせたい』)の演出のもと、迫力のカーアクションが展開される。
「腹筋1回」の健康術と、禁煙がもたらした変化
1950年生まれ、現在76歳の舘だが、そのスタイルと透明感のある肌は年齢を微塵も感じさせない。雑誌『健康』2026冬号のインタビューで語った彼の健康管理術は、意外にも「ミニマム」なものだった。
「ストイックな筋トレはしません。腹筋は1日1回。朝に半分、夜に半分やる程度」と冗談めかして語る。無理をせず、ストレスフリーで生きることが、彼の若さの源泉だ。かつては1日70〜80本を吸うヘビースモーカーだったが、禁煙に成功してからは「目覚めが良くなり、水もご飯も美味しい。何より妻が喜んでくれている」と、私生活の充実を明かしている。
かつて医者を目指していた過去を持つ舘は、「自分の体調に執着せず、チェックはプロの医師に任せる」という持論を持つ。この「良い加減(いいかげん)」なスタンスこそが、多くのファンが注目する舘ひろしのダンディズムを支えているのだろう。
刑事から検事、そして「バディ」への思い
舘のキャリアを語る上で欠かせないのが、柴田恭兵との伝説的コンビだ。2024年の映画『帰ってきた あぶない刑事』で、70代になってもなお走り続ける姿は、多くの世代に勇気を与えた。
「役作りは不要、タカは俺自身」と言い切る舘だが、近年は『ヤバケン』こと超一流検事役など、セリフ量の多い知的な役柄にも挑戦している。1980年代に確立したハードボイルドな刑事像という基盤を持ちつつ、そこにしなやかな「余裕」を加えることで、俳優としての奥行きを広げ続けている。
2026年、進化を止めることのない活躍
出演情報は映画だけにとどまらない。NHK BSの話題作『あきない世傳 金と銀3』や、4月28日放送予定のドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』など、2026年もその多忙ぶりは際立っている。また、2月にはデビュー50周年を記念した豪華12枚組BOXも発売され、音楽活動を含めた足跡が再評価されている。
3月8日に行われた映画『ゴールデンカムイ』のイベントで見せたブラックスーツ姿には、SNS上で「永遠のダンディ」「カッコ良すぎる」と賞賛の嵐が巻き起こった。
「男は本質的に弱いが、その弱さを認め、一生懸命に強くなろうとする姿が美しく見える」
家訓である「紳士たれ」を胸に、時には自嘲気味に、時には天真爛漫に。舘ひろしという男の物語は、76歳という節目を迎え、より一層の深みと艶を増している。大人の余裕と、かつての少年のような遊び心を併せ持つ彼の背中は、これからも走り続けることだろう。
(文:ニュース取材班)
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