堂安律がフランクフルトの鍵を握る!ブンデス注目カード:ザンクトパウリ戦&ドルトムントのケルン攻略
ニュース要約: ブンデスリーガ25-26シーズン佳境、フランクフルトは堂安律を筆頭に欧州カップ戦出場権を懸けザンクトパウリと激突。一方、首位追撃を狙う2位ドルトムントは、堅守ケルンとのアウェー戦に挑みます。日本代表エース堂安の活躍や各チームの戦術的ポイント、残留争いと優勝争いが交錯する注目カードの見どころを詳報します。
【欧州サッカー】堂安律、26年シーズンも躍動 フランクフルトはザンクトパウリと激突、ドルトムントはケルン守備網打破に挑む
ブンデスリーガ2025-26シーズンは佳境を迎え、欧州カップ戦出場権争いと残留を懸けた戦いが激しさを増している。現地時間3月8日、今シーズンの快進撃を象徴するアイントラハト・フランクフルトは、敵地でFCザンクトパウリとの一戦に臨む。一方、優勝を争う2位のボルシア・ドルトムントは前日に1.FCケルンとのアウェーゲームを戦う。日本代表の主軸として君臨する堂安律の活躍を含め、注目カードの見どころを詳報する。
■「ザンクトパウリ 対 フランクフルト」:エース堂安の左足が鍵を握る
現在リーグ7位に位置し、来季の欧州舞台を見据えるフランクフルト。その攻撃のタクトを振るうのが、今季チーム内評価トップ(7.09)を誇る堂安律だ。市場価値2500万ユーロ(約40億円)とされる日本のエースは、ここまでチーム3位の出場時間を記録。右サイドからのカットインと高精度のクロスで、現在のフランクフルトにとって欠かせない「静的な均衡を打破する存在」となっている。
対するホームのザンクトパウリは現在15位。降格圏が背後に迫る危機的な状況ながら、直近5試合で4連勝を飾るなど猛烈な巻き返しを見せている。ミラーン・トア(本拠地)の熱狂的な応援を背に、フランクフルトの攻撃をどこまで凌げるかが焦点だ。
ブックメーカーの予想では、過去の対戦成績(フランクフルトの5勝1敗)を反映し、アウェーのフランクフルト優位の声が強い。特に「両チーム得点(BTTS)」の確率は78%と算出されており、高い攻撃力を誇るフランクフルトに対し、勢いに乗るザンクトパウリがどう食らいつくか、乱打戦の様相も呈している。堂安には、残留へ必死の抵抗を見せる相手守備陣を無効化する決定的な仕事が期待される。
■「ケルン 対 ドルトムント」:戦術的修正力が試される上位陣の意地
首位バイエルン・ミュンヘンを勝ち点差8で追う2位ドルトムントにとって、13位ケルンとの対戦は「取りこぼしが許されない」一戦だ。ドルトムントは前節、バイエルンとの直接対決に2-3で惜敗。セットプレーからニコ・シュロッターベックが先制するも、逆転を許した。
指揮官はこの敗戦から即座に修正を図っている。今節の「ケルン 対 ドルトムント」に向けた焦点は、リード時の逃げ切り策だ。前節では60分を過ぎた時点で守備的サイドバックのヤン・コウトを投入するなど、カウンター耐性の強化を急いでいる。攻撃陣ではユリアン・ブラントの創造性とマクシミリアン・バイアーの決定力が健在で、ケルンの堅守をいかに早い段階でこじ開けるかがポイントとなる。
対するケルンは、ホームで「忍耐の守備」を敷くことが予想される。ストルバー監督の下、後半開始早々にディフェンダーを投入して守備ブロックを厚くする戦術を徹底しており、80分過ぎまで0-0、あるいは1点差で食らいつく展開を理想とする。ドルトムントのハイプレスをいなせるか、古豪ケルンの粘り強さが試される。
■日本人選手の現在地と展望
今シーズンのブンデスリーガにおいて、日本人選手の存在感はかつてないほど高まっている。フランクフルトの堂安だけでなく、バイエルンの伊藤洋輝、マインツの佐野海舟ら、各チームの屋台骨を支える選手が揃う。
かつて香川真司がドルトムントで、奥寺康彦氏がケルンで伝説を作った両クラブに現在日本人選手は在籍していないが、ザンクトパウリには原大智ら新世代の加入で期待が寄せられている。今回の「ザンクトパウリ 対 フランクフルト」で堂安が輝きを放てば、ドイツ国内における日本人選手の評価はさらに盤石なものとなるだろう。
降格を避けたいザンクトパウリとケルン、そして頂点と欧州を見据えるフランクフルトとドルトムント。それぞれの野心とプライドが激突する週末のドイツ・サッカーから目が離せない。(特派員:佐藤 健一)
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