三笘先発のブライトンがリヴァプールを2-1で撃破!ウェルベック2発でCL争いに激震
ニュース要約: プレミアリーグ第31節でブライトンがリヴァプールに2-1で逆転勝利。先発した三笘薫は攻撃の起点として貢献し、ウェルベックの2ゴールが勝負を決めました。主力に負傷者が相次ぐリヴァプールはCL圏内争いから後退し、勢いに乗るブライトンは欧州カップ戦圏内を視野に入れています。
【現地リポート】三笘先発のブライトン、リヴァプールを2-1で撃破 ウェルベックの殊勲と「CL争い」を揺るがす分岐点
【ブライトン=2026年3月21日】 プレミアリーグ第31節、イングランド南海岸のアメックス・スタジアムで行われた「Brighton vs Liverpool」の一戦は、ホームのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンが2-1で逆転勝利を収めた。負傷から復帰し、リーグ屈指のスピード(最大加速度5.9 m/s²)を維持する日本代表FW三笘薫は先発出場。リヴァプールの強力な右サイドを封じ込めつつ、攻撃の起点として勝利に貢献した。一方、主力に負傷者が続出するリヴァプールは手痛い敗戦を喫し、チャンピオンズリーグ(CL)圏内争いから一歩後退する形となった。
試合展開:ウェルベックの先制と執念の逆転劇
試合は立ち上がりから動いた。前半14分、ブライトンは左サイドからディエゴ・ゴメスが放った鋭いクロスを、ベテランFWダニー・ウェルベックが打点の高いヘディングで合わせ先制。リヴァプール守備陣の隙を突いた電撃戦に、スタジアムは歓喜に包まれた。
対するリヴァプールも王者の意地を見せる。サラーやアリソンら主軸を欠く緊急事態の中、アルネ・スロット監督はジョルジ・ママルダシュヴィリを守護神に据え、ガクポを前線に復帰させる布陣を敷いた。前半30分、ブライトンのビルドアップのミスを逃さず、ショートカウンターからミロシュ・ケルケズが冷静にネットを揺らし、1-1の同点に追いつく。
しかし、後半の分岐点はブライトンのサイド攻撃にあった。56分、三笘が起点となり左サイドを崩すと、ジャック・ヒンシェルウッドの低いクロスに対し、再びウェルベックが反応。VAR判定の末、ゴールが認められブライトンが勝ち越しに成功する。リヴァプールはジョーンズの負傷交代などの不運も重なり、最後まで決定力を欠いた。
三笘薫のパフォーマンス:地元メディアは「ビッグマッチでの存在感」を評価
この試合で7試合連続の先発出場を果たした三笘薫に対し、現地メディアの評価は高い。英BBCの採点では、得点者と並び上位の評価を得た。特に後半、リヴァプールの右サイドバックに入ったドミニク・ソボスライやジェレミー・フリンポンとのマッチアップにおいて、持ち前の加速力で優位に立ち、守備でも献身的なプレスを見せた。
今季の三笘は9月から約2ヶ月半の離脱を経験したが、復帰後は着実にコンディションを上げている。直近のマンチェスター・シティ戦でのゴールに続き、この強豪リヴァプール相手にも「戦術的な規律と個の突破力」を証明した。ファビアン・ヘルツェラー監督は試合後、「彼はまだ100%ではないが、ピッチにいるだけで相手に脅威を与えられる特別な選手だ」と、日本が誇るウインガーに全幅の信頼を寄せた。
CL出場権争いの展望:リヴァプールの暗雲とブライトンの躍進
この「Brighton vs Liverpool」の結果は、今シーズンの最終盤を占う上で極めて重要な意味を持つ。
敗れたリヴァプール(勝ち点49・暫定5位)は、4位以内を争うアストン・ヴィラやチェルシーとの差を詰められず、CL出場権獲得に黄色信号が灯った。サラーの筋肉損傷による離脱や、遠藤航の足首負傷など、スカッドの台頭が急務となっている。スロット監督は「決定的な場面での精度が足りなかった。残り8節、我々はすべてを出し切らなければならない」と危機感をあらわにした。
一方で勝ち点を43まで伸ばしたブライトンは、暫定で11位前後まで浮上。上位陣とのポイント差は縮まっており、欧州カップ戦(EL)圏内も現実的な目標となってきた。H2H(対戦成績)ではリヴァプールに劣勢を強いられてきたブライトンだが、ホームの利を活かした今回の大金星は、リーグ中盤から一気に上位へと殴り込みをかける、大きなターニングポイントとなるだろう。
(文・プレミアリーグ担当特派員)
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