10月26日、週明けの日本列島は、経済・政治・スポーツ・エンタメと多岐にわたる大きなニュースに包まれています。今日これまでに起きた主要な出来事を、編集部がまとめてお伝えします。
経済・社会:決算シーズン本格化と「178万円の壁」への関心
国内の株式市場は、アドバンテストや日立、キオクシアといったハイテク大手の決算発表が集中する「決算シーズン」に突入しました。日経平均株価が6万円台という高値圏で攻防を続ける中、投資家の視線は米マイクロソフトなど海外勢の動向にも注がれています[1]。また、企業の資本効率改善を背景に増配発表も相次いでおり、配当利回りランキングではネクソンが17.88%で首位に立つなど、新NISA需要を受けた高配当株への注目が非常に高まっています[10]。
生活に直結する話題では、2026年分の年末調整において、いわゆる「178万円の壁」や扶養要件の緩和が大きな議論を呼んでいます[33]。一方、金融市場では長期金利が2.805%で推移。米国の金利上昇や中東情勢を受けた原油高が、日本の国債市場にも波及しています[6]。
気象:台風31号の発生と急激な気温低下への警戒
気象面では、台風31号(インファ)が非常に強い勢力へと発達しながら西進しており、31日には小笠原近海に達する見込みです[11][78]。本日は元台風30号の低気圧の影響で、西日本から関東にかけて広く雨が降っており、特に大阪周辺では激しい雷雨への警戒が呼びかけられています[42][23]。今週半ばからは強い寒気が流入し、札幌で最高気温が7℃まで下がるなど、冬の足音が急接近する予報です。
スポーツ:日本シリーズの熱戦と将棋界の歴史的瞬間
プロ野球の日本シリーズ第2戦、DeNA対ソフトバンクの一戦では、ソフトバンクの正木智也選手が先制弾を放つなど、強力打線が爆発[68]。守備でも周東佑京選手の快足が光り、シリーズを有利に進めています[57]。一方でDeNAの期待の新人・度会隆輝選手に落球のミスが出るなど、大舞台ならではの緊張感も漂っています[5]。また、メジャーリーグではドジャースのラッシング捕手が大谷翔平選手と同じ術式の右肘手術を受け、復帰まで約9か月を要することが判明しました[36]。
将棋界では歴史的な動きがありました。西山朋佳女流四冠が、棋士編入試験の権利行使を正式に表明。来年4月にも、史上初の「女性プロ棋士」が誕生する見通しとなり、大きな期待が寄せられています[17]。
芸能・エンタメ:スターの共演と惜しまれる引退
映画界では、長澤まさみさんと浜辺美波さんが映画『ゴジラ-0.0』のプレミアに登場。同じ事務所の先輩後輩ながら意外にも初共演となり、会場を沸かせました[27]。また、二宮和也さんと松岡昌宏さんのCM初共演も大きな話題を呼んでいます[55]。
悲喜こもごものニュースも届いています。俳優の竜星涼さんが『情熱大陸』で語った「負けず嫌い」な素顔が反響を呼ぶ一方[81]、登録者数199万人を誇る人気YouTubeチャンネル「もちまる日記」が、12月13日をもって活動を引退することを発表し、多くのファンに衝撃を与えています[96]。
国際・その他:ブラジル大統領選と各界の動向
海外に目を向けると、ブラジル大統領選の決選投票で左派のルラ氏が接戦を制し、史上初の4期目となる再選を果たしました[8][15][40]。また、欧州サッカーの伝統の一戦「エル・クラシコ」では、レアル・マドリードがムバッペ選手の2ゴールでバルセロナを下し、劇的な勝利を収めています[19][35]。
最後に、鉄道ファンに親しまれてきた「Suicaペンギン」が、2027年3月末をもって卒業することが発表されました。25年の歴史を惜しむ署名活動が2万件を超えるなど、多くの人々に愛されたキャラクターとの別れに、寂しさが広がっています[54]。
ブラジル大統領選はルラ氏が再選 決選投票でボルソナロ氏の長男を破り4期目
ニュース要約: ブラジル大統領選の決選投票(10月25日)で、現職左派のルラ大統領(80)が右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)を51.75%対48.25%の接戦で破り、通算4期目の当選を果たした。親米右派の伸長に歯止めがかかる結果となった。
ブラジルの大統領選挙は10月25日、決選投票が行われ、選挙管理当局は通算4期目を目指す左派の現職、ルラ大統領(80)の勝利を発表した。親米右派のフラビオ・ボルソナロ上院議員(45)が惜敗した。開票率99%時点で得票率はルラ氏が51.75%、ボルソナロ氏が48.25%と、大接戦をルラ氏が制した形だ。
今選挙では、10月4日の第1回投票でボルソナロ氏が首位、ルラ氏が2位となり、上位2人による決選投票にもつれ込んでいた。選挙戦では物価高騰や治安の悪化が大きな争点となり、両候補が激しい攻防を繰り広げた。決選投票の投票は、悪天候や公共交通機関の運行制限などの影響を受け、最高裁判所の判断で当初予定より2時間延長されて実施され、開票は日本時間の26日朝に始まった。有権者数は約1億5800万人に上る。新大統領は来年1月5日に就任し、任期は4年となる。
ボルソナロ氏は、米トランプ大統領と良好な関係を築いたジャイル・ボルソナロ前大統領の長男で、父の後継として出馬。減税と政府の歳出削減を約束し、厳罰化による治安改善を訴え、ルラ政権下で悪化したとされる対米関係の強化を図る方針を示していた。これに対しルラ氏は、経済格差が激しいブラジルで「貧者の味方」として人気を集め、低所得層を中心とした支持を決選投票でも維持した。ルラ氏は労働者組合活動家から大統領に至った経歴を持ち、通算4期目の当選により、ブラジルの大統領として初めてとなる3期目・4期目の記録をさらに延ばすことになった。
国際的な文脈で見ると、トランプ米政権が中南米を含む西半球での覇権を鮮明にする中、中南米では親米政権が相次いで誕生し、右派勢力が伸長してきた。こうした流れの中で、左派の現職が最大国ブラジルの選挙で勝利を収めたことは、地域における政治的な勢力図に影響を与える結果といえる。ルラ氏は米国とは距離を置く立場をとってきたこともあり、今後の日米や米伯関係への影響も注目されるところだ。
ブラジルは日本とも経済や移住を通じた深いつながりを持つ国であり、日系コミュニティを抱える重要なパートナーでもある。4期目に入るルラ政権の経済運営や資源政策の行方が、日本企業の活動にも影響を及ぼす可能性がある。就任までの移行期間の動向と、新政権の閣僚人事、経済政策の具体化に注目が集まる。大接戦の末の勝利だけに、野党側の選挙結果への反応や世論の分断をどう埋めるかも、ルラ氏に課された課題となりそうだ。
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