BMSG、2026年も快進撃―新グループSTARGLOWデビューで業界再編が加速
ニュース要約: SKY-HI率いるBMSGが2026年も躍進中。第3のボーイズグループ「STARGLOW」のデビューや育成生の卒業ショーケース開催など、独自の育成システムと「クリエイティブファースト」の理念が次々と結実。ファン参加型コミュニティ「B-Town」やグローバル戦略「TYOISM」を通じ、持続可能な音楽ビジネスの新たな地平を切り拓いています。
BMSG、2026年も快進撃―新グループSTARGLOWデビューで業界再編が加速
SKY-HI率いるマネジメント事務所BMSGが、2026年も音楽業界に新風を吹き込んでいる。1月21日に第3のボーイズグループSTARGLOWをデビューさせたのに続き、3月には育成生の卒業ショーケースを控えるなど、「クリエイティブファースト」を掲げる同社の戦略が次々と結実している。設立から6年、東京発の音楽カルチャーを世界に発信する「TYOISM」の理念は、いかに実を結びつつあるのか。
デビュー相次ぐ新星たち、BMSGの育成力が証明
2026年1月下旬、TBSの音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」に出演したSTARGLOWの5人組は、初々しくも堂々としたパフォーマンスで視聴者を魅了した。YUTA、KEI、RAIKI、TAICHI、KANTAからなる彼らは、オーディション番組「THE LAST PIECE」を経てBMSG傘下でデビュー。BE:FIRST、MAZZELに続く第3のボーイズグループとして、シングル「Star Wish」で音楽シーンに名乗りを上げた。
デビュー直後から矢継ぎ早にテレビ出演をこなすSTARGLOWだが、その背後には周到な育成プログラムがある。BMSGが運営する「BMSG TRAINEE」制度は、小学1年生から18歳までの男性を対象に、ボーカル、ラップ、ダンスなどの才能を発掘。SKY-HI自らが指揮を執り、レッスンを重ねながらアーティストとしての基盤を築く。合格発表や審査過程は非公開で、海外在住者も応募可能という門戸の広さも特徴だ。
3月18日と19日には東京・豊洲PITで「BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026」が開催される。この卒業パーティー的イベントには、REN、YUTA、RAIKI、TAICHI、ISANAら18名のTRAINEEが出演予定で、ファンクラブ先行販売では定員を大幅に超える申し込みが殺到し即完売。追加公演が決定するほどの人気ぶりだ。SKY-HIが一部メンバーに「次のグループとしてデビュー予定」と伝えたとされ、2026年中の新グループ誕生が現実味を帯びる。
「HEALTHY & HONESTY」が支える持続可能なビジネスモデル
BMSGの躍進は、単なる人気アーティストの輩出にとどまらない。SKY-HIが掲げる「HEALTHY & HONESTY(健全性と誠実性)」という経営理念が、業界全体のモラル向上に一石を投じている。2020年の設立以来、同社は「BASE(基盤構築)」「MASS APPEAL(大衆的魅力)」「SUSTAINABLE(持続可能性)」「GLOBAL(グローバル)」の頭文字に基づく方針を推進。2024年には自社ビルを取得し、クリエイティブラボを新設するなど、組織基盤を着実に強化してきた。
ミッション「才能を殺さないために」を体現するBMSGは、アーティスト個別のスタイルを追求する「クリエイティブファースト」を重視。クリエイターが「1を10に、10を100に」増幅させる環境を整え、音楽・映像・デザインを多角化している。オーディション番組「THE FIRST」から誕生したBE:FIRSTは、その成功例として業界内外で高く評価され、フェス「BMSG FES」は3万人を動員する一大イベントに成長した。
さらに、アメリカや韓国依存を避け、東京独自の音楽カルチャーを世界に発信する「TYOISM」は、BMSGのグローバル戦略の核心だ。新ブランドB-RAVEの設立や、即戦力アーティストを世に送り出す「AMATEUR→PREPARED」プロジェクトなど、次々と打ち出される施策は、少子高齢化や信頼不足といった業界の課題に正面から向き合う姿勢の表れと言える。
ファンとアーティストを結ぶ「B-Town」の革新性
BMSGの成長を支えるもう一つの柱が、オンラインコミュニティ「B-Town」だ。月額500円のResident(レジデント)プランと、5,000円のArchitect(アーキテクト)プランの2種類があり、後者では未公開写真や動画、イベント参加権、グッズ制作への意見反映など、従来のファンクラブを超えた特典が用意されている。
SKY-HIが中心となって運営するB-Townは、Instagram専用アカウントで日常コンテンツを発信し、双方向コミュニケーションを重視。ファンからアーティストへ意見を提出できる「意見箱」や、ライブ企画へのフィードバック機能は、まさに「ファン参加型運営」の象徴だ。Novel Coreは「ファンとアーティストを繋ぐサービス」として、裏側の共有と直接関与を強調し、「SNS延長+ファン参加」の新しい形を提示している。
海外在住者も入会可能で、FAQも充実。1年継続でアーティストからのメッセージ動画、3年継続で追加特典が得られるなど、長期的なファン育成にも配慮している。こうした仕組みにより、BE:FIRSTのファン「BESTY」をはじめ、BMSG所属アーティストのファンたちが運営に貢献し、より身近な関係性を築いている。
2026年の活動ラッシュ、業界への影響力は拡大
2026年のBMSGは、既にスケジュール満載だ。1月31日にはBE:FIRSTが宮城でファンミーティング「Hello My "BESTY" vol.2」を開催し、3月にはBMSG TRAINEEの卒業ショーケース、そしてAile The Shotaの全国11都市ツアーが3月20日の鹿児島公演を皮切りにスタートする。5月には札幌や仙台、6月にはパシフィコ横浜、7月には東京ガーデンシアターと、主要都市を網羅するスケールだ。
さらに、MAZZELの初アリーナツアー「Shall we hit the Banquet ??」も開催が決定。Novel Coreのメジャー4thアルバム「PERFECTLY DEFECTiVE」のリリースに続き、各アーティストが精力的に活動を展開している。2025年9月に開催された「BMSG FES'25」では、SKY-HI、BE:FIRST、MAZZEL、Aile The Shota、edhiii boi、REIKO、ShowMinorSavage、BMSG TRAINEEらが総動員8万人を記録し、翌2026年にはBE:FIRSTのスタジアム公演も発表されるなど、その勢いは衰えを知らない。
チケット販売ではB-Town会員限定の先行受付が実施されるが、過去のイベントでは応募多数により即完売、追加公演が決定するケースが相次いでおり、今後も高倍率が予想される。ファンの熱量の高さは、BMSGブランドへの信頼と期待の証左と言えよう。
業界再編の旗手として、10年後を見据えた挑戦
BMSGはスタートアップとして、業界の根深い課題に挑み続けている。デジタル戦略とグローバル志向で持続可能なビジネスを展開し、起業3年目で「信頼される経営者」の条件――実績の積み重ねとブランド消費管理――を体現。中小企業レベルのコミュニケーションでアーティストの信頼を築き、次世代型事務所のモデルを確立しつつある。
2025年6月には新オーディションも予定され、若手発掘はさらに加速。STARGLOWのデビューやTRAINEEショーケースの盛況ぶりは、BMSGの育成力が市場に受け入れられている証だ。10年後を見据えた挑戦は、音楽業界のアップデートを促し、次世代アーティストたちの可能性を大きく広げている。
「才能を殺さないために」――この言葉に込められたSKY-HIの信念が、BMSGを通じて確かな形となり、日本の音楽シーンに新たな地平を切り開いている。2026年、その歩みはさらなる高みへと向かうだろう。
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