17歳の衝撃!バイエルン新星レナート・カール、CL同点弾でドイツサッカーの「救世主」へ
ニュース要約: FCバイエルン所属の17歳、攻撃的MFレナート・カールが欧州で脚光を浴びている。CLアーセナル戦で貴重な同点弾を決め、公式戦で躍動。優れた技術と判断力で「メッシと比較される才能」と評され、ローター・マテウス氏らレジェンドからは2026年W杯を見据えたA代表への早期招集が強く求められている。ドイツサッカー界の未来を担う救世主として期待が高まる。
17歳の衝撃:バイエルン新星レナート・カール、ドイツサッカーの「救世主」へ
CLで同点弾、神童が示すA代表への最短距離
【ミュンヘン、ベルリン共同】 2025年11月27日現在、欧州サッカー界で最も熱い視線を集めている若手選手の一人が、FCバイエルン・ミュンヘンに所属する17歳の攻撃的ミッドフィールダー、レナート・カールだ。身長167センチと小柄ながら、卓越した左足の技術と戦術眼でトップチームに定着。特に今月下旬のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アーセナル戦で見せた同点弾は、彼が単なる期待の若手ではなく、チームの危機を救う「救世主」であることを証明した。
バイエルンは今季、主力の離脱が相次ぐ苦しい台所事情にあったが、カールら若手の台頭がチームの無敗記録維持に大きく貢献している。現在、公式戦15試合に出場し、3ゴール2アシストを記録。そのパフォーマンスは安定しており、ベンチから投入されても即座に試合の流れを変える存在感を放っている。
「若き天才の瞬間」:緊急事態で光る創造性
カールの最も印象的な活躍は、11月26日に行われたCLアーセナル戦だ。バイエルンがリードを許す展開の中、後半に投入されたレナート・カールは、セルジュ・ニャブリからのワンタッチパスをダイレクトで叩き込み、チームに貴重な同点弾をもたらした。この一撃は「若き天才の瞬間」とドイツメディアに絶賛され、わずか17歳にして大舞台で結果を残す勝負強さを見せつけた。
彼のプレースタイルは、単なる得点能力に留まらない。低い重心を活かした優れたボディコントロールと、狭いスペースを切り裂くドリブル突破、そしてピンポイントのパス精度は、ドイツのレジェンドたちからも高い評価を受けている。ワールドカップ優勝経験を持つローター・マテウス氏は「カールは将来のA代表候補だ」と断言し、一部メディアでは「メッシと比較される才能」とまで評されている。
バイエルンの育成戦略と背番号「42」の重み
レナート・カールの急速な成長の背景には、バイエルン・ミュンヘンの組織的な育成体制がある。彼はアイントラハト・フランクフルトのユースを経て、2022年にバイエルンに加入。U-17チーム時代にはわずか9試合で17得点8アシストという驚異的な成績を残し、ユース部門を駆け上がった。
バイエルンは、彼にジャマル・ムシアラがかつて背負った背番号「42」を与え、大きな期待を寄せている。彼は左足を主足とする攻撃的MFであり、4-3-3システムにおいては創造性を担うインサイドハーフを主戦場とする。小柄な体格を補う瞬発力と判断力は、まさに現代サッカーが求める創造的タレント像に合致している。
クラブは2025年夏に彼との契約を更新しており、契約期間は2028年まで。彼が18歳を迎える2026年2月には自動延長条項が発動される仕組みとなっており、現時点ではバイエルン残留の蓋然性が極めて高い。マンチェスター勢など他クラブからの関心も報じられているが、バイエルンは未来のスターを容易には手放さない構えだ。
2026年W杯へ:ナーゲルスマン監督の選択
クラブでの躍動は、当然ながらドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の視界に入っている。カールは11月にU-21ドイツ代表デビューを果たし、2試合で3ゴールという衝撃的な結果を残した。世代別代表では「役不足」との声も上がり始めており、マテウス氏らは「2026年北中米W杯に向けて、レナート・カールのような特別な才能こそA代表で試すべきだ」と早期招集を強く求めている。
ドイツサッカー界は、数年来、ワールドクラスの創造性を持つタレントの育成に苦戦してきた経緯がある。その中で彗星のごとく現れたレナート・カールは、単なる一選手のブレイクではなく、ドイツ代表の未来を左右する希望として認識されつつある。
バイエルンは12月9日、CLリーグフェーズで守田英正選手が所属するスポルティングと対戦する予定だ。この大舞台で、17歳の神童が再び輝きを放つことができるか。彼の成長の軌跡は、今後のドイツサッカーの再建と、世界のトップシーンの勢力図に大きな影響を与えるだろう。