バイエルン独走か、長田澪が守護神として立ちはだかるか?伝統の南北対決を徹底分析
ニュース要約: ブンデスリーガ第22節、首位バイエルンが降格圏に沈むヴェルダー・ブレーメンと激突。過去18回の敵地戦で全勝という圧倒的優位を誇るバイエルンに対し、ヴェルダーは若き日本人GK長田澪のセービングに残留への望みを託します。ハリー・ケインら世界屈指の攻撃陣を相手に、21歳の守護神が「天敵」の猛攻を止められるかが焦点となる注目の一戦をプレビューします。
【欧州サッカー】首位独走バイエルン、鬼門攻略へ ―― 降格圏ヴェルダーは「長田澪」ら守備陣の奮起が鍵
【ブレーメン=共同】 ブンデスリーガ第22節、首位を走るバイエルン・ミュンヘンと、16位と低迷し降格圏に沈むヴェルダー・ブレーメンによる伝統の一戦「ノルト・ジュード・クラシカー(南北対決)」が、2月14日(日本時間23時30分)にヴェーザー・スタジアムで行われる。21節を終えて2位ドルトムントに勝ち点6差をつけて独走態勢に入りつつあるバイエルンに対し、ヴェルダーは残留争いの渦中にあり、両者の「格差」が鮮明な状況でキックオフを迎える。
圧倒的な「通算対戦成績」が示すバイエルンの優位
ヴェルダー 対 バイエルンの歴史を紐解くと、バイエルンの圧倒的な支配力が数字に表れている。通算対戦成績はバイエルンの32勝に対し、ヴェルダーはわずか3勝。特にヴェーザー・スタジアムでの過去18試合において、バイエルンは全勝という驚異的な記録を維持している。直近2シーズンの対戦でも4-0、5-0とバイエルンが圧勝しており、ヴェルダーにとってはまさに「天敵」との対峙となる。
現在のバイエルンは、ヴァンサン・コンパニ監督の下で盤石の強さを誇る。直近のアウクスブルク戦を2-1で制し、首位の座を固めている。一方のヴェルダーは直近のレヴァークーゼン戦で0-3と完敗を喫するなど、最近10試合で6敗。得失点差の影響で降格圏を脱出できず、ホームの声援を背にしても厳しい戦いが予想される。
日本人GK「長田澪」がバイエルンの猛攻に挑む
この注目の一戦で、日本のファンにとって最大の焦点となるのが、ヴェルダーのゴールマウスを守る若き守備の要、GK長田澪(ミオ・バックハウス)だ。最新のスタメン発表によると、長田の先発が確定。ハリー・ケイン、セルジュ・ニャブリ、レオン・ゴレツカら世界屈指のアタッカー陣を擁するバイエルンの猛攻に対し、21歳の守護神がどこまで立ちはだかることができるか。
一方で、1月のアジアカップ以降コンディションが注目されていたDF菅原由勢は控えに回った。バイエルン側でも、直近の過密日程を考慮して伊藤洋輝がベンチスタートとなる見込みだが、センターバックにはキム・ミンジェとヨナタン・ターの強力なコンビが復帰。バイエルンの守備陣も隙がない布陣を整えている。
劇的シーンの再現なるか ―― 過去の名勝負とブックメーカーの視点
このカードは、かつてアリエン・ロッベンが劇的な決勝ゴールを叩き込み、ドルトムント時代の香川真司がバイエルンの支配を打破する象徴的な活躍を見せるなど、常にドイツサッカーの歴史を彩ってきた。2024年には、ヴェルダーがバイエルンの12連覇を阻止するレヴァークーゼンの優勝決定の「舞台役者」となった経験もある。
しかし、今回の最新の対戦成績と現状のフォームを見る限り、ブックメーカーの勝敗予想は冷徹だ。バイエルンの勝利確率は63%を超え、ヴェルダーの勝利は22%にとどまっている。専門家は「バイエルンが前線を積極的に押し上げ、圧倒的なポゼッションで試合を支配する」と予測。ヴェルダーは主将のマルコ・フリードルを中心とした3-3-4あるいは守備的な布陣でカウンターを狙い、「落とし穴」を仕掛けられるかが勝負の分かれ目となる。
勝利へのキーポイント
ヴェルダーのディーヌ監督(推定)がどのような戦術を繰り出すかは、地元メディアでも議論の的となっている。格上を相手に引き分け(15%の確率)以上に持ち込むためには、中盤のイェンス・ステージやロマーノ・シュミットがどれだけバイエルンのビルドアップを制限できるかが重要だ。
首位固めを狙うバイエルンか、残留への執念を見せるヴェルダーか。歴史的な「ヴェーザー・スタジアムでの連勝記録」が更新されるのか、あるいは長田澪のセービングが奇跡を呼ぶのか。ドイツ北部の夜に注目が集まる。
本紙予想スタメン(ヴェルダー・ブレーメン) GK:長田澪 DF:シュルク、クリバリ、フリードル、アグ MF:ステージ、シュミット、ンジンマ、ライネン FW:グリュエル、プエルタス
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