【ラ・リーガ】バルサ、カタルーニャ・ダービーで逆転負け!首位陥落で宿敵レアルに首位を譲る
ニュース要約: ラ・リーガ第24節、首位バルセロナはジローナとのダービーに1-2で逆転負けを喫し、公式戦2連敗。クバルシの先制弾も虚しく、終盤の失点で痛恨の敗戦となった。同節勝利のレアル・マドリードに勝ち点2差でかわされ2位に転落。守備の崩壊と得点力不足が露呈し、シーズン終盤の優勝争いに暗雲が立ち込めている。
【ラ・リーガ】バルサ、カタルーニャ・ダービーで痛恨の逆転負け 首位陥落で宿敵レアルに座を譲る
【ジローナ=共同】サッカーのスペイン1部リーグ、ラ・リーガは16日(日本時間17日)、第24節の試合が行われ、首位のバルセロナは敵地モンティリビ・スタジアムでジローナと対戦し、1―2で逆転負けを喫した。バルサは公式戦2連敗となり、同節で勝利したレアル・マドリードに勝ち点2差でかわされ、2位に転落。シーズン終盤に向けて優勝争いの主導権を宿敵に明け渡す形となった。
盤石のはずが暗転、魔の後半30分
試合前まで首位を走っていたバルセロナ(バルサ)だったが、カタルーニャの隣人を相手に悪夢のような結末を迎えた。
前半は一進一退の攻防が続き、両チーム無得点のまま折り返した。試合が動いたのは後半14分。バルセロナは右サイドを突破したジュール・クンデが精度の高いクロスを供給すると、中央で合わせたのは弱冠19歳の新鋭DFパウ・クバルシ。高い打点のヘディングシュートがネットを揺らし、アウェーのバルサが待望の先制点を奪った。
しかし、喜びも束の間、ジローナの反撃が火を噴く。先制からわずか3分後の後半17分、ジローナのブラディスラフ・バナトのアシストから、トマ・ルマル(レマル)が電光石火の同点弾を叩き込む。集中力を欠いたバルサ守備陣の一瞬の隙を突いた、鮮やかな崩しだった。
その後、ハンジ・フリック監督はラフィーニャらを投入し、勝ち越しを狙って攻撃のギアを上げた。しかし、中盤の要であるペドリを欠くバルサは、ポゼッションこそ握るものの決定打を欠き、セットプレー頼みの攻勢が続く。
迎えた後半41分、スタジアムは歓喜の渦に包まれた。ジローナは、クラウディオ・エチェベリの縦パスを受けたフラン・ベルトランが、ペナルティーエリア手前中央から左足でシュート。放たれたボールはゴール左下隅を正確に射抜き、ジローナが逆転に成功した。
試合終了間際には、ジローナのホエル・ロカが退場処分を受ける乱戦となったが、地元ファンの大声援に後押しされたジローナが1点のリードを死守。バルセロナにとっては、昨今の「リーガエスパニョーラ」における勢力図の変化を象徴するかのような、手痛い敗戦となった。
首位転落、広がる動揺
この結果、ラ・リーガの優勝争いは一気に混迷を極めている。バルセロナが勝ち点を伸ばせなかった一方で、レアル・マドリードが確実に白星を挙げたため、順位が逆転。24試合を終えてレアルが首位に浮上し、バルセロナは勝ち点2差の2位へと後退した。
フリック監督は試合後の記者会見で、「全員が深く失望している。ジローナの2点目については判定に疑問が残るが、それ以上に自分たちのパフォーマンスを省みなければならない」と、公式戦連敗となったチームの状態を危惧。数日前に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)でのアトレティコ・マドリード戦(0―4)の大敗から立ち直れず、守備の崩壊が顕著となっている。
ジローナの躍進と次節への展望
一方、歴史的な勝利を挙げたジローナは12位に浮上。格上相手にも臆せぬフットボールを展開し、ここ数シーズンの対戦成績でもバルセロナ相手に2勝目を挙げるなど、「バルサキラー」としての存在感を強めている。カタルーニャ第2のクラブとしての誇りを示す勝利に、ミチェル監督も「完璧な試合運びだった」と選手たちを称賛した。
バルセロナにとっての次節は22日、ホームにレバンテを迎える。これ以上の取りこぼしは許されない背水の陣となるが、警告累積が懸念されるクンデやエリック・ガルシアのマネジメント、そして低下した得点力の回復が急務となる。
伝統の「リーガエスパニョーラ」もいよいよ佳境。バルサがふたたび首位の座を奪還するのか、あるいはレアルがこのまま逃げ切るのか。カタルーニャ・ダービーでの敗北という衝撃波は、スペイン全土のサッカーファンを釘付けにしている。
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