【紅白】布施明が16年ぶり「大復活」!第76回出場歌手37組決定、紅組にaespa、ILLITら新潮流
ニュース要約: 第76回紅白歌合戦の出場歌手全37組が発表された。16年ぶりに出場する布施明の「大復活」が話題の中心。紅組はaespa、ILLIT、FRUITS ZIPPERら新世代8組が初出場を果たし、多様性を象徴。白組はレジェンドと人気グループが盤石の布陣で、世代を超えた「つなぐ」大みそかとなる。
衝撃の布陣!第76回紅白歌合戦、出場歌手37組が決定――「大復活」の布施明と紅組を席巻する新潮流
2025年11月14日、年末の風物詩である「第76回NHK紅白歌合戦」(12月31日放送)の出場歌手全37組が発表されました。今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。発表されたラインナップは、若手アーティストの多様な台頭と、予想外の大ベテランの「復帰」が交錯する、まさに世代を超えて日本中をつなぐ意欲的な布陣となりました。
16年ぶり!布施明の「大復活」がもたらす紅白の重み
今回の出場者リストで最も日本中の音楽ファンを驚かせたのは、白組の布施明さんの名前でしょう。2009年の出場をもって「勇退宣言」をされていた布施さんが、実に16年ぶりに紅白の舞台に戻ってきます。今回で26回目の出場となるベテランの「大復活」は、紅白という番組が持つ歴史的な重みと、節目の年を飾るにふさわしいサプライズとなりました。
白組には布施さんのほか、同じくベテランの久保田利伸さんが2回目の出場を果たし、石川さゆりさん(48回目)、郷ひろみさん(38回目)、福山雅治さん(18回目)といった盤石のレジェンド勢が揃い、安定感のあるパフォーマンスが期待されます。
一方で、今回の出場者リストには、常連であった星野源さんの名前は見当たらず、この「明暗」もまた、選考の厳しさを物語っています。
紅組は「多様性の爆発」新世代が席巻
今回のリストの最大の特徴は、紅組における初出場の多さとそのジャンルの多様性です。紅組は8組が初出場となり、新しい世代の波が押し寄せた形です。
特に注目されるのは、SNS発で人気を博すFRUITS ZIPPERや、グローバルで活躍するK-POPガールズグループのaespa、そして日本デビュー間もない**ILLIT(アイリット)**の出場です。彼女たちの起用は、NHKが若い世代や海外の視聴者層に積極的に「つながり」を持とうとする強い意志の表れと言えるでしょう。
また、ソロアーティストとしては、元BiSHのアイナ・ジ・エンドさん、シンガーソングライターの幾田りらさん、ヒップホップ界で存在感を放つちゃんみなさんなど、強い個性を放つ女性アーティストが選出されました。紅組は、ポップス、アイドル、ヒップホップ、フォーク(ハンバート ハンバート)と、まさに群雄割拠の様相を呈しています。
白組を支える人気グループとグローバルな風
白組は初出場こそ2組(&TEAM、M!LK)と紅組に比べて控えめですが、人気と実力は折り紙つきのアーティストが揃いました。
King & Princeが6回目の出場、VaundyやMrs. GREEN APPLEが常連組として定着。さらに、今年はジャニーズ事務所から独立したNumber_iも2回目の出場を果たしており、日本のエンターテイメントシーンの「今」を象徴する顔ぶれとなっています。
初出場の**&TEAM**は、グローバルなK-POPグループとして若者からの支持が厚く、白組にも新しい風を吹き込むことが期待されます。
司会は「安定と新風」の四人体制
今年の紅白の顔となる司会陣も、すでに発表されています。有吉弘行さん、女優の綾瀬はるかさん、今田美桜さん、そしてNHKアナウンサーの鈴木奈穂子さんの4人体制です。
3年連続となる有吉さんの安定した進行力、そしてNHKの「顔」として存在感を増す綾瀬さん。ここに若手トップ女優の今田美桜さんが加わることで、ベテランから若者まで、幅広い層にアピールできる布陣が完成しました。NHK放送100周年の締めくくりにふさわしい、盤石かつ華やかな顔ぶれと言えるでしょう。
第76回紅白歌合戦は、歴史的な歌手の復帰と、時代の先端をゆく新世代の才能が交錯する、予測不能ながらも期待感の高まる大みそかとなりそうです。