【1兆度の絶望】円谷プロが放つ「ゼットンのホームラン競争」が極悪難易度すぎて話題に
ニュース要約: 円谷プロは、ウルトラマンを倒した最強怪獣ゼットンの火球を打ち返すブラウザゲーム『ゼットンの1兆度ホームラン競争』を公開しました。原作設定を活かした1兆度の火球と物理法則を無視した超難易度がSNSで爆発的な話題を呼び、かつての絶望感を現代のファンに再インストールする新たなネットミームとして注目を集めています。
【深層リポート】1兆度の火球を打ち返せ。円谷プロが放つ「ゼットンの1兆度ホームラン競争」がもたらす絶望と熱狂
2026年3月26日 東京 —— 宇宙恐竜ゼットン。かつて初代ウルトラマンを葬り去り、当時の子供たちに拭い去ることのできない「絶望」を植え付けた最強の怪獣が、令和のデジタル空間に新たな形の絶望を携えて降臨した。
円谷プロダクションは昨日3月25日、無料のブラウザゲーム**『ゼットンの1兆度ホームラン競争』**を突如公開した。これはウルトラマンカードゲームの新弾『大怪獣超進撃』の発売を記念したミニゲームだが、その内容は「記念企画」という言葉の甘さを微塵も感じさせない、極悪非道な難易度を誇るバッティングアクションだ。
■ 物理法則を置き去りにする「1兆度」の魔球
タイトルにもある「1兆度」という数字は、原作『ウルトラマン』第39話で設定されたゼットンの火球温度に由来する。太陽中心温度の約6万倍という、もはや科学的考察が意味をなさないほどの超高熱だ。
プレイヤーはゼットン星人を操作し、次々と投げ込まれるこの1兆度の火球をバット一本で打ち返さなければならない。登場する投手陣は、初代ゼットンに始まり、ゼットン二代目、EXゼットン、そして最強のハイパーゼットンへと続く。
「ストライクゾーン直前で消える球」「物理法則を無視した急激なカーブ」「肉眼で捉えきれない豪速球」――。各ステージに設定された目標ホームラン数を達成するのは至難の業だ。打ち返された球は太陽系の外へと消え去り、時には通り道の惑星を巻き込む演出さえある。公式が自ら「ゼットンの絶望を味わえる最恐難易度」と標榜する通り、SNS上では公開直後から「あまりの理不尽さに笑うしかない」「ゼニキ(ゼットン)が強すぎる」といった悲鳴に近い称賛の声が相次いでいる。
■ ネットミーム化する「ゼニキ」の衝撃
公開からわずか1日で、本作はX(旧Twitter)やYouTubeを中心としたコミュニティを席巻している。ハッシュタグ「#ゼットンのホームラン競争」では、プロのゲーマーや実況者たちがこぞって最高スコアを競い合っており、一部ではかつての伝説的な高難易度Flashゲームになぞらえて語られる場面も目立つ。
特に注目を集めているのは、その高いゲーム性と、円谷プロらしい「遊び心」の融合だ。ホームランを放つたびにランダムで獲得できるカードコレクション要素や、多言語対応(日・英・韓・中)によるグローバル展開は、単なるプロモーションの域を超えたクオリティを感じさせる。
また、円谷プロは公式に動画配信やSNS投稿を推奨するガイドラインを提示しており、これが爆発的な拡散を後押しした。科学的には「1兆度の火球が放たれた瞬間にバットも打者も蒸発し、周囲90光年の生物が死滅する」といった考察もかつて話題になったが、本作はその非現実設定をあえて「ホームランダービー」という親しみやすい形式でパロディ化し、新たなネットミームとして昇華させている。
■ 「最強」は色褪せない
なぜ今、ゼットンなのか。円谷プロダクションの関係者は「ゼットン60周年という節目において、ファンに最も強いインパクトを与えるのは何かを考えた結果、この『絶望感』に辿り着いた」と示唆する。
1966年にテレビ画面を通じて届けられたあの衝撃が、2026年にはブラウザゲームの「空振り」という体験を通じて、現代のファンに再インストールされている。本作は単なるミニゲームではなく、半世紀以上にわたって愛され、恐れられてきた「最強怪獣」へのオマージュなのだ。
現在、多くのプレイヤーが最終ステージのハイパーゼットンを前に膝を屈しているが、攻略情報の交換はかつてない盛り上がりを見せている。未だかつて、人類がこれほどまでに熱心に「1兆度の火球」に立ち向かったことがあっただろうか。
**『ゼットンの1兆度ホームラン競争』**は、公式サイトにて無料でプレイ可能。あなたもバットを手に、宇宙規模の絶望に挑んでみてはいかがだろうか。ただし、あまりの難易度に心が折れたとしても、それは無理もないことだ。相手はあの、ウルトラマンを倒したゼットンなのだから。
(記者:共同通信/2026年3月26日号)
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