山崎怜奈、ラジオの「言葉」を武器に新境地へ。初の単独トークライブ『信頼できない語り手』に込めた覚悟
ニュース要約: 元乃木坂46の山崎怜奈が、ラジオ番組『ダレハナ』放送1000回突破を経て新たなフェーズへ。2026年3月には自身初となる単独トークライブ『信頼できない語り手』を開催します。知性派タレントとして賛否両論を浴びながらも、独自の視点で「信頼」や「言葉」に向き合い続ける彼女の、表現者としての現在地と挑戦を追います。
【時の人】山崎怜奈、ラジオの「言葉」を武器に新境地へ 初の単独トークライブに込めた「信頼」の真意
2026年2月、東京・半蔵門。TOKYO FMのスタジオから流れる落ち着いた声が、午後のリスナーの日常に溶け込んでいる。元乃木坂46のメンバーで、現在はタレント、ラジオパーソナリティとして確固たる地位を築いた山崎怜奈(28)の勢いが止まらない。
かつて「アイドル界きっての歴女」としてクイズ番組を席巻した彼女は今、その軸足を「言葉」と「対話」へと移し、新たなフェーズへと突き進んでいる。
■「ダレハナ」1000回突破、ラジオ界の顔として
山崎の現在の活動の柱となっているのが、TOKYO FMの帯番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(月~木曜13:00~14:55、通称:ダレハナ)だ。2020年の放送開始以来、高橋みなみの後継という重圧を跳ね返し、2025年10月には通算放送1000回という金字塔を打ち立てた。
リスナーから寄せられる日常の些細な「モヤモヤ」に寄り添い、時に鋭く、時に共感を持って応えるスタイルは、若年層からビジネスパーソンまで幅広い支持を集める。直近の2026年2月初旬の放送でも、ゲストとの軽妙なやり取りや、大河ドラマ、アーティスト紹介といった多彩なトピックを扱い、その情報収集能力と構成力の高さを見せつけた。
■物議を醸す「正論」と、向き合う覚悟
しかし、その快進撃は決して平坦なものではない。慶應義塾大学卒という知性派の肩書きを持ち、選挙特番のコメンテーターや執筆活動など、アイドルの枠を超えた発信を続ける彼女には、常に「賛否」がつきまとう。
かつて出演した選挙特番では、政策の具体性について鋭い問いを投げかけたが、一部の視聴者からは「具体性に欠ける」「アイドル出身なのに生意気だ」といった厳しい批判を浴びたこともある。ネット上では「空気の読めない人」「薄っぺらい」といった心ない言葉が並ぶこともあるが、山崎はその「影」の部分さえも、自身の表現の糧に変えようとしているようだ。
自身の執筆活動も好調で、2025年9月にはHanako Webでの連載をまとめたエッセイ集第2弾『まっすぐ生きてきましたが』を刊行。爆笑問題・太田光との対談などを通じ、「まっすぐ生きる」ことの難しさと尊さを綴り、読者へ「言葉のおすそわけ」を届け続けている。
■2026年の挑戦:ライフワークとしての「信頼」
2026年、山崎怜奈はさらなる勝負に出る。3月22日にTOKYO FMホールで開催される初単独トークライブ、そのタイトルは**『信頼できない語り手』**。番組やファンクラブという既存の枠組みを離れた、彼女自身の「個人プロジェクト」として位置づけられている。
「何年も続けるライフワークにするつもりです」 山崎はプレスリリースを通じ、強い決意を表明した。自身のLINEのトーク履歴で「信頼」という言葉を検索したところ、過去10年で205件もヒットしたというエピソードを明かし、人間関係における「信頼」の不確かさと美しさをテーマに据える。
SNS上では、この発表直後から「こりゃ行くっきゃない」「チケット受付始まってるし絶対行く」といった熱狂的なファンの声が溢れ、ハッシュタグ「#山崎怜奈トークライブ」は瞬く間にトレンド入りを果たした。
■多角化する活動、見据える先は
直近のスケジュールを見ても、その多忙ぶりは際立っている。2月11日にはテレビ東京『あちこちオードリー』にゲスト出演し、12日にはtvkの歴史番組『LEGEND〜よみがえる三重の偉人列伝〜』でナレーターを務めるなど、趣味の「歴史」や「言葉」を活かした仕事が途切れることはない。
アイドル時代から続く「クイズクイーン」としてのイメージを大切にしながらも、一人の表現者として、また社会に対して意見を持つ一市民として、彼女は自己分析と発信を止めない。
支持(光)と批判(影)が共存する独自のポジション。山崎怜奈という表現者は、2026年という時代において、私たちが「言葉」をどう扱い、どう「信頼」を築いていくべきかを問い直す存在になっていくのかもしれない。3月のトークライブで彼女が何を語るのか。その一言一言に、今、多くの視線が注がれている。
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