【NBA】怪物ウェンバンヤマが劇的逆転劇を演出!スパーズがラプターズを破り、2015-16季以来の10連勝を達成
ニュース要約: サンアントニオ・スパーズは25日、ビクター・ウェンバンヤマの活躍によりラプターズに110-107で逆転勝利し、10連勝を飾りました。最大12点差を追う苦しい展開の中、第4Qにウェンバンヤマが決定的な3ポイントとブロックを披露。ガード陣の奮闘もあり、西カンファレンス2位の座を固め、首位サンダーを追撃する勢いを見せています。
【NBA】怪物ウェンバンヤマ、不調を越える「終盤の一撃」 スパーズがラプターズに逆転勝利で破竹の10連勝
【サンアントニオ(米テキサス州)25日=共同】
NBAは25日(日本時間26日)、各地で行われ、ビクター・ウェンバンヤマを擁するサンアントニオ・スパーズは本拠地フロスト・バンク・センターでトロント・ラプターズと対戦した。一時は12点のリードを許す苦しい展開となったが、第4クォーター(Q)に猛追を見せ、110―107で劇的な逆転勝利を収めた。スパーズはこれで2015-16シーズン以来となる10連勝を飾り、通算成績を42勝16敗として西カンファレンス2位の座を盤石なものにしている。
序盤の苦戦とラプターズの「ウェンバンヤマ包囲網」
試合は序盤からホームのスパーズがリズムを掴めない展開が続いた。特に注目されたのは、今季平均24.0得点とリーグ屈指のスコアラーに成長したウェンバンヤマに対するラプターズの徹底したマークだ。
ラプターズのダーコ・ラヤコビッチHCは、元スパーズのセンター、ヤコブ・ポートルと機動力のあるスコッティ・バーンズを交互に当て、ウェンバンヤマに自由を与えなかった。インサイドではポートルが体格を活かして押し込み、外に逃げればバーンズが長いウィングスパンでシュートチェックに飛ぶ。この「ウェンバンヤマ包囲網」が機能し、前半を終えて57―59。第3Q終了時には78―90と、スパーズは12ポイントのビハインドを背負う窮地に立たされた。
覚醒の第4クォーター、逆転を呼び込んだ「盾」と「矛」
しかし、リーグを席巻する22歳の怪物は、沈黙したままでは終わらなかった。スパーズは最終Q、デビン・バッセル(21得点)とデアーロン・フォックス(20得点)のガード陣が連続得点を挙げ、点差を一気に縮める。
残り7分半、ルーク・コーネットのダンクで1点差に迫ると、会場のボルテージは最高潮に達した。ここでウェンバンヤマが決定的な仕事を果たす。それまでシュートタッチに苦しんでいたものの、勝負どころで値千金の3ポイントシュートを沈め、106―100とリードを広げた。
さらに圧巻だったのは守備面だ。試合を通じて12得点、8リバウンドとスタッツ自体は控えめだったが、残り1分を切った局面でラプターズの反撃を断ち切るブロックショットを披露。DPOY(最優秀守備選手賞)の筆頭候補とされるその存在感で、ラプターズのブランドン・イングラム(20得点)やイマニュエル・クイックリー(20得点)の猛追を振り切った。
再建の象徴、22歳が導く新たな黄金時代
「数字以上に、彼がコートに立っているだけで相手のプランが崩れる」。地元記者がそう評するように、今日のウェンバンヤマはFG成功率こそ伸び悩んだものの、ディフェンスと勝負強さで勝利をたぐり寄せた。今季はFG成功率50.3%とキャリアハイを更新しており、得点効率の向上がスパーズの快進撃を支えている。
スパーズは次戦、中1日で再びラプターズとの再戦を予定している。10連勝で勢いに乗るグレッグ・ポポヴィッチHC率いる若き軍団は、首位オクラホマシティ・サンダーの背中を肉眼で捉える位置まで浮上した。
「怪物」から「支配者」へ。進化を続けるウェンバンヤマの2025-26シーズンは、今まさにクライマックスへと向かおうとしている。
【スコア詳細】 スパーズ 110-107 ラプターズ (28-30、29-29、21-31、32-17)
【主力成績】 スパーズ ・デビン・バッセル:21得点、3P 5本 ・デアーロン・フォックス:20得点 ・ビクター・ウェンバンヤマ:12得点、8リバウンド、重要ブロック
ラプターズ ・ブランドン・イングラム:20得点、11リバウンド ・イマニュエル・クイックリー:20得点 ・スコッティ・バーンズ:15得点、3スティール
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