【WBC速報】イギリス、メキシコに2-8で完敗。フォードの同点弾も実らず終盤に失点、次戦は米英決戦へ
ニュース要約: WBC1次ラウンド・プールBで、イギリス代表はメキシコに2-8で敗れました。注目株ハリー・フォードが一時同点となるソロ本塁打を放つも、8回に勝ち越し3ランを浴びるなど投手陣が終盤に崩れました。1敗を喫したイギリスは、次戦で優勝候補のアメリカ代表と対戦。フォードを中心とした打線の奮起と投手陣の立て直しが急務となります。
【WBC速報】イギリス代表、メキシコに2-8で完敗 フォードの同点弾実らず終盤に暗転
【ダイキン・パーク=野島 拓也】第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日(日本時間8日)、各地で1次ラウンドが行われ、プールBのイギリス代表はメキシコ代表と対戦し、2-8で敗れた。終盤まで粘りを見せたイギリスだったが、8回に勝ち越し3ランを浴びるなど投手陣が崩れた。次戦は3月8日、優勝候補筆頭のアメリカ代表との大一番に挑む。
試合展開:中盤までの接戦を一変させたメキシコの猛攻
「野球発祥の地」の誇りを胸に挑んだイギリスだったが、北中米の強豪メキシコの壁は厚かった。
試合が動いたのは2回表。メキシコの6番、N.アルバレスJr.に先制のソロ本塁打を許し、1点を追う展開となった。イギリス先発のD.コービーは苦しみながらも最小失点で切り抜けたが、打線がメキシコ投手陣の前に沈黙。重苦しい空気が流れる中、反撃の口火を切ったのは、今大会屈指の注目株、捕手のH.フォードだった。
6回裏、フォードは低めの変化球を完璧に捉え、左翼席へ飛び込む同点ソロ本塁打。この一発でスタジアムの雰囲気は一変し、イギリスに勝利の兆しが見えたかに思われた。
しかし、魔の8回表が訪れる。イギリスの継投陣がつかまり、無死満塁のピンチを招くと、メキシコの3番J.アランダに痛恨の勝ち越しスリーラン本塁打を浴び、1-4と突き放された。さらに9回表にも集中打を浴びて4失点。最終回、9番T.トンプソンの適時二塁打で1点を返したものの、反撃はそこまで。終わってみれば6安打2得点と、効率的な攻撃を見せたメキシコに対し、イギリスは決定打を欠いた。
孤軍奮闘のフォード、次世代のスター候補が放つ輝き
敗戦の中で唯一の希望となったのが、MLBワシントン・ナショナルズ傘下に所属するハリー・フォード捕手だ。この日のフォードは4打数2安打1本塁打、打率.667、OPS 2.417という驚異的なスタッツを記録。2023年ドラフトの上位指名候補として名高いその実力を、世界の大舞台で証明した。
「自分のスイングをすることだけに集中した」と語るフォードは、守備でも献身的なリードを見せ、チームの精神的支柱となっている。イギリスがプールBを勝ち抜くためには、このフォードの前にいかに走者を溜められるかが鍵となるだろう。
また、一塁手のB.J.マレーも好調を維持しており、打線の中軸としての機能が期待される。一方で、投手陣には課題が残った。特に終盤の被弾は、国際大会における経験不足を露呈する形となり、次戦以降の継投策に不安を残した。
「初代王者」の誇りと、立ちはだかる現代野球の壁
1938年の第1回ワールドカップ(当時のアメリカとの対抗戦)で優勝し、「初代世界チャンピオン」の称号を持つイギリス。古くは18世紀の「ラウンダース」を起源に持つ彼らにとって、野球は決して輸入文化ではない。しかし、戦後の競技人口減少による「冬の時代」を経て、現在の世界ランキングでは格上の国々を追いかける立場にある。
2023年の前回大会で悲願の本戦初出場を果たしたイギリス代表だが、今大会も厳しいスタートとなった。プールBの順位表(3月8日時点)では、1勝を挙げたメキシコとアメリカが上位に並び、イギリスは4位に沈んでいる。
【プールB 暫定順位】 1位:アメリカ(1勝0敗) 2位:メキシコ(1勝0敗) 3位:イタリア(0勝0敗) 4位:イギリス(0勝1敗) 5位:ブラジル(0勝1敗)
次戦の展望:中0日で迎える「米英決戦」
休む間もなく、イギリスは明日8日(日本時間10時)、スター軍団を擁するアメリカ代表との第2戦に臨む。アメリカは初戦でブラジルを15-5と圧倒しており、イギリスにとっては極めて厳しい戦いが予想される。
「野球 速報 WBC」の検索順位が上昇し、世界中から関心が集まる中、イギリス代表がいかに立て直すか。「ダブルビーシー速報」に刻まれる次なるスコアが、イギリス野球の未来を左右することになりそうだ。フォードを中心とした打線の爆発と、崖っぷちの投手陣による粘り強い投球が、大逆転のシナリオには欠かせない。
【試合結果まとめ】
- 対戦: メキシコ 8 - 2 イギリス
- 勝投手: R.ガルシア(メキシコ)
- 敗投手: G.ギルヒル(イギリス)
- 本塁打: N.アルバレスJr.(メキシコ)、H.フォード(イギリス)、J.アランダ(メキシコ)
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