【WBC準決勝】イタリア対ベネズエラ、大谷の旧友ロレンゼンが鍵!侍ジャパンを破った強敵に挑む
ニュース要約: WBC準決勝でイタリアとベネズエラが激突。プールBを首位通過した伏兵イタリアは、大谷翔平の元同僚でノーヒットノーラン右腕のロレンゼンを先発に立て、日本を破り勢いに乗る優勝候補ベネズエラに挑みます。欧州勢初の決勝進出か、悲願の初優勝を狙うベネズエラが制するか。世界一をかけた米国との決勝進出を争う大一番の見どころを解説します。
【WBC沈黙の快進撃】伏兵イタリア、王道ベネズエラに挑む準決勝 元同僚・大谷翔平が認めた「右腕」ロレンゼンが鍵を握る
【マイアミ=17日】 野球の国・地域別対抗戦、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日(日本時間同日午前9時)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで準決勝の第1戦、イタリア対ベネズエラの試合が行われる。プールBを無傷の4全勝で首位通過し、準々決勝でも強豪プエルトリコを8-6で破るという快進撃を見せている「伏兵」イタリア。対するは、準々決勝で日本代表「侍ジャパン」を激闘の末に5-8で下し、盤石の強さを見せつけている優勝候補のベネズエラだ。決勝の舞台、そして全米が待つ大一番を前に、両国のボルテージは最高潮に達している。
■「大谷の旧友」、ロレンゼンが背負うイタリアの夢
この歴史的な一戦、イタリア対ベネズエラで、イタリア代表の命運を託されるのが、先発予定のマイケル・ロレンゼンだ。2023年のMLBオールスター選出、そして同年にはノーヒットノーランを達成した実績を持つ右腕は、今大会で圧倒的なパフォーマンスを見せている。
ロレンゼンといえば、2022年にロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手と共にプレーした経歴を持つ。休日には共にビーチへ繰り出すなど親交が深く、大谷もその実力を高く評価していた。今大会のロレンゼンは、米国戦においてジャッジらスター軍団を擁する強力打線を5回2死まで無失点に抑え込む快投を見せた。現在の防御率は0.00、被打率はわずか.125と、まさに「難攻不落」の安定感を誇る。
イタリアを率いる指揮官は、「タフな状況でも彼は動じない。ロレンゼンへの信頼は揺るぎない」と断言。屈指のパワーを誇るベネズエラ打線を、ロレンゼンがどう封じ込めるかが勝敗の最大の分岐点となる。
■「侍ジャパン」を破った猛虎、ベネズエラの脅威
対するベネズエラ対イタリアの構図で、圧倒的な優位を予想する声も少なくない。ベネズエラは15日に行われた準々決勝で、日本を相手に凄まじい集中力を見せた。アクーニャJr.の初回先頭打者本塁打を皮切りに、中盤にはガルシア、アブレイユらに一発が飛び出し、日本の誇る投手陣を粉砕。結果として8-5で日本を振り切り、勢いに乗っている。
イタリアにとっては、このベネズエラ打線の長打力をいかに封じるか、そして、準々決勝でプエルトリコ相手に初回4得点を奪った集中打を、再び再現できるかが問われる。イタリア打線はV.パスクアンティーノやJ.J.ドラツィオら、MLBでも実績のある面々が好調を維持しており、「ベネズエラ攻略」への準備は整っている。
■「wbc イタリア ベネズエラ」が導く新たな歴史
今大会のwbcイタリア対ベネズエラは、単なる一試合以上の意味を持つ。サッカーが国技とされるイタリアにおいて、野球代表がWBCでベスト4に進出するのは史上初の快挙だ。これまでは「欧州の伏兵」という立ち位置に甘んじてきたが、プールBで米国を抑えて1位通過を決めたことで、その実力は本物であることを世界に証明した。
一方で、ベネズエラにとっても悲願の初優勝に向けた負けられない戦いだ。国内の経済不安や混乱が続く中、野球は国民にとって唯一無二の希望であり、日本を破ったことでその期待は極限まで高まっている。
■決勝の相手はアメリカ、運命のプレイボール
この試合の勝者は、翌18日に行われる決勝戦で、開催国・アメリカと世界一の座をかけて激突する。 イタリア wbc代表がさらなるミラクルを起こし、ヨーロッパ勢初の決勝進出を果たすのか。それとも、日本の夢を砕いたベネズエラが、その圧倒的な個の力でイタリアを飲み込むのか。
イタリア ベネズエラ wbc準決勝。マイアミの摩天楼が夕闇に包まれる頃、新たな歴史の1ページが刻まれようとしている。ロレンゼンの初球が、世界中の野球ファンの視線を集める。
(文・共同通信/日経新聞風 記者)
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