【神戸】背番号13・佐々木大樹が今季初弾!VARの不運を撥ね退け連勝へ導く圧巻のパフォーマンス
ニュース要約: J1第2節、ヴィッセル神戸の佐々木大樹がV・ファーレン長崎戦で今季初ゴールを記録。幻のスーパーゴール直後にヘディングで得点を奪い返す不屈の精神を見せました。公式戦3試合連続スタメンで戦術的柔軟性も発揮する24歳のアタッカーは、日本代表入りへの期待も高まる圧巻の活躍でチームを2-0の快勝に導いています。
【神戸】「13番」の覚悟、佐々木大樹が導く連勝の鼓動。VARの不運を撥ね退けた渾身の今季初弾
【2026年2月15日=神戸】
明治安田J1リーグの2026年シーズン序盤、ヴィッセル神戸の背番号13、佐々木大樹がかつてない輝きを放っている。2月13日に行われた「J1百年構想リーグWEST」第2節、V・ファーレン長崎戦。ノエビアスタジアム神戸のサポーターが固唾を呑んで見守る中、佐々木は不屈の精神と研ぎ澄まされた技術で、チームを2-0の快勝へと導いた。
幻のゴールの後に見せた「エースの証明」
試合が動いたのは前半25分、DF酒井高徳の先制弾で神戸が主導権を握った直後だった。前半37分、中盤の要である井手口陽介からの鋭い縦パスを受けた佐々木は、右サイドで相手DFを背負いながら電光石火の反転を披露。左足を振り抜くと、放たれたシュートは鮮やかな放物線を描き、ファーポスト際へと突き刺さった。文字通りの「スーパーゴール」にスタジアムは熱狂の渦に包まれた。
しかし、無情にもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが入る。井手口のパスの瞬間、佐々木のポジションが極めて僅かにオフサイドラインを越えていたとして、得点は取り消された。「レフリーの方があってのスポーツ。その中で結果を出すだけ」。試合後、佐々木はそう淡々と振り返ったが、その内なる闘志は消えていなかった。
「取り消された後は、必ずまたチャンスが来る」。自らに言い聞かせた言葉を、わずか5分後に実行してみせる。前半42分、再び酒井の右クロスに反応。ファーサイドで驚異的な跳躍を見せ、打点の高いヘディングでゴールネットを揺らした。正真正銘の今季初ゴール。判定という「不運」を実力でねじ伏せた瞬間だった。
公式戦3試合連続スタメン、変幻自在の“3戦3役”
今季の佐々木を語る上で欠かせないのが、その圧倒的な存在感と柔軟性だ。開幕から公式戦3試合連続でスターティングラインナップに名を連ね、270分間フル稼働を続けている。驚くべきは、試合ごとに、あるいは試合中の局面に応じて役割を柔軟に変える戦術理解度の高さだ。
ミヒャエル・スキッベ監督のもと、ある時はサイドで起点となり、ある時はシャドーの位置からゴールを強襲する。データ上でもその貢献度は際立っており、今季のロングパス成功率は100%とリーグトップを記録。最高時速31.8kmを計測するスプリント能力に加え、1試合平均3本のクロスを供給するなど、攻撃の全局面に関与している。「自分が勝たせないといけない」という言葉の裏には、伝統の背番号13を背負う者としての強い自覚が滲む。
日本代表入りへの期待と次節の展望
昨シーズン、5ゴール8アシストというキャリアハイの数字を残した佐々木にとって、2026年はさらなる高みを目指す1年となる。フィジカルの強靭さと、連戦にも動じないスタミナは、今後の日本代表選出に向けた強力なアピール材料となるだろう。課題とされる守備面での強度向上が見られれば、森保一監督のリストにおいても、その優先順位は一気に跳ね上がるはずだ。
神戸は次節、3月14日に名古屋グランパスとのアウェー戦を控える。長崎戦で見せた高い決定力とチャンス構築能力が、敵地でも発揮されるかどうかが焦点となる。「まだ若いので」と笑うタフなアタッカーは、確かな手応えを胸に次なる戦いへと目を向けている。
リーグ初白星を飾り、上昇気流に乗るヴィッセル神戸。その中心には間違いなく、背番号13・佐々木大樹が鎮座している。J1リーグのタイトル奪還に向けた長く険しい道のりで、彼の一挙手一投足が勝敗の鍵を握ることになりそうだ。
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう