10周年の節目に解散――アイドルグループ「ukka」の軌跡とラストライブへの決断
ニュース要約: スターダストプロモーション所属の7人組「ukka」が2026年5月のラストライブをもって解散することを発表。桜エビ〜ず時代から10年、メジャーデビューやTikTokでのヒットを経て、集大成となるアルバム『青春小節~約束と衝動~』をリリースした直後の決断。事務所の方針転換も背景にある中、メンバーはそれぞれの次なるステージへ向けて、残された5ヶ月間をファンと共に駆け抜けます。
10周年の節目に解散を決断――アイドルグループ「ukka」の軌跡と今後
スターダストプロモーション所属の7人組ガールズグループ「ukka(ウッカ)」が、2026年5月24日の東京・Kanadevia Hallでのラストワンマンライブをもって解散することが発表された。結成10周年という大きな節目を迎えたばかりの異例の決断に、ファンからは惜しむ声が相次いでいる。
「桜エビ〜ず」から「ukka」へ――歩んできた10年の道のり
ukkaの歴史は2015年に遡る。当時「桜エビ〜ず」として結成されたグループは、スターダストプロモーションの女性アイドルセクション「STAR PLANET」に所属し、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学といった先輩グループの系譜を受け継ぐ形でスタートした。
2019年にグループ名を「ukka」へ改名。この改名は、グループとしての新たなスタートを意味していた。その後、2021年9月に結城りな、葵るりが加入し、2023年11月には宮沢友、若菜こはるが新メンバーとして迎え入れられた。現在は村星りじゅ、茜空、芹澤もあ、結城りな、葵るり、宮沢友、若菜こはるの7人体制で活動している。
2022年には念願のメジャーデビューを果たし、テイチクエンタテインメントから1stミニアルバム「青春小節」をリリース。歌唱力とダンス力を武器に、浅見北斗、ONIGAWARA、sasakure.UKなど多彩なクリエイターとのコラボレーションを展開してきた。
10周年アルバム「青春小節~約束と衝動~」に込められた想い
結成10周年を記念して2025年11月19日にリリースされたアルバム「青春小節~約束と衝動~」は、ukkaの集大成とも呼べる作品だ。全14曲のうち、桜エビ〜ず時代を含む過去楽曲11曲のセルフカバーと、新曲3曲(「Aonity」「リボンのひみつ」「Re:RAY」)を収録している。
このアルバムは、2025年1月12日に豊洲PITで開催されたワンマンライブ「ukka music and sound awards」でのファン投票ランキングをもとに構成された。音楽メディアmikiki.tokyoは新曲について、「エモーショナルに疾走するAonity」「キュートかつ洒脱なリボンのひみつ」「清楚なミッド・チューンRe:RAY」と評価している。
アルバムに先駆けて、7月から11月にかけて8週連続でデジタルシングルをリリースするという戦略も話題を呼んだ。過去曲「推≒恋」はTikTokランキングでTOP20に初登場し、SNSを通じた若年層へのアプローチも功を奏している。
充実した10周年活動と突然の解散発表
2025年は10周年イヤーとして、ukkaにとって特別な年となった。4月12日のSUPERNOVA KAWASAKI、5月10日の1000CLUB、6月8日のSpotify O-WESTと、「ukka 10th Anniversary Live」シリーズを展開。11月には池袋サンシャインシティ噴水広場でリリースイベントを開催し、インターネットサイン会も実施するなど、ファンとの距離を縮める活動を続けてきた。
12月31日には「第9回 ももいろ歌合戦」への出演も予定され、2026年1月24日には「HYPE // VIBE 2026」への参加も控えていた。そんな中での解散発表は、多くのファンにとって予想外の知らせだった。
スターダストプロモーション公式ブログでは、「次のステージへ進むための前向きな決断」と説明されている。ukkaとともにAMEFURASSHI、LumiUnionの3グループが同時に活動終了を発表したことから、所属事務所としての方針転換も背景にあると見られる。
ラストワンマンに向けて――残された時間をファンとともに
2026年5月24日に予定されているラストワンマンライブまで、ukkaはさまざまなライブやイベントへの出演を予定している。公式サイトでは「ラストライブまでの期間はさまざまなライブやイベントが予定されている」と告知されており、具体的な日程は随時発表される見込みだ。
SNS上では「悲しいけど最後まで応援」という声が多く見られる一方で、メンバーの今後の活動への期待の声も上がっている。STAR PLANET内での中堅ポジションを担ってきたukkaのメンバーたちは、それぞれが高い歌唱力とダンススキルを持ち、ソロ活動への移行も視野に入れていると推測される。
10周年という節目で終わりを迎えるukka。桜エビ〜ず時代から数えれば10年、改名後も6年間の活動を通じて、彼女たちは確かな足跡を残してきた。ラストワンマンまでの約5ヶ月間、ファンとメンバーが共有する時間は、両者にとってかけがえのないものとなるだろう。
「青春小節~約束と衝動~」というアルバムタイトルが示すように、ukkaの活動は青春の1ページであり、約束と衝動に満ちたものだった。その最後の章が、どのような形で綴られるのか。日本のアイドルシーンに新たな足跡を刻んだ彼女たちの有終の美に、多くの視線が注がれている。
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