【速報】トランプ大統領の支持率が35%に急落、第2次政権に「三重苦」の危機
ニュース要約: トランプ大統領の支持率が発足以来最低の35%に下落しました。物価高を招く「トランプ関税」やイランへの強硬姿勢、巨額賠償を命じられた法的リスクが重なり、支持基盤が浸食されています。無党派層や共和党内でも支持離れが進む中、米国第一主義を掲げる政権は国際的孤立と国内の反発という深刻な局面を迎えています。
【トランプ大統領 速報】支持率が過去最低の35%に急落、強硬姿勢と法的リスクで揺らぐ第2次政権
【ワシントン共同】 第2次ドナルド・トランプ政権が、発足以来最大の危機に直面している。
最新の世論調査(エコノミスト/ユーガブ、3月31日発表)によると、ドナルド・トランプ大統領の支持率は35%まで下落し、政権発足後の最低水準を更新した。不支持率は58%に達しており、純支持率はマイナス23ポイントと深刻な状況だ。物価高や不法移民対策への不満に加え、対イラン強硬姿勢や相次ぐ敗訴といった法的リスクが、かつての強固な支持基盤をも浸食し始めている。
イランへの「無条件降伏」要求、高まる国際的緊張
トランプ大統領は4月に入っても強気な姿勢を崩していない。3月7日のSNS投稿では、イラン情勢について「無条件降伏以外の合意はあり得ない」と断言。「ふさわしい指導者が選ばれればイランを破滅の淵から救い出す」と述べ、事実上の政権交代を要求した。
この発言に対し、共和党支持層の63%が賛意を示しているものの、無党派層や民主党支持層からは「不必要な紛争を招く」との批判が根強い。イラン情勢への対応に関する支持率は28%にとどまっており、外交政策が国民の離反を招く一因となっている。
足元の経済を直撃する「トランプ関税」の代償
経済面では、トランプ氏が掲げる「相互関税」と一律の追加関税が、米国内の物価高を再燃させている。 政権は今年2月、カナダやメキシコからの輸入品に25%の追加関税を発令。さらに連邦最高裁が一部の関税を違法と判断したことを受け、トランプ氏は即座に1974年通商法に基づく「世界一律15%関税」への引き上げをぶち上げた。
この保護主義政策に対し、日本を含む国際社会の視線は冷ややかだ。ロイター通信などの分析によれば、これらの一連の措置により、世界経済は最大1.9%押し下げられるリスクがある。とりわけ対日関税率が15%で決定したことを受け、日本経済への影響も甚大だ。シンクタンクの試算では、日本の実質GDPは中期的に3.2%減少する可能性がある。29カ国を対象とした世論調査では、世界経済に「マイナスの影響を与える」との回答が6割を超え、日本国内では69%がトランプ通商戦略を懸念している。
巨額賠償と支持率低迷、2028年への暗雲
政治活動の足かせとなっているのが、山積する法的リスクだ。ニューヨーク連邦控訴裁判所は、ジーン・キャロル氏に対する名誉毀損訴訟で、トランプ氏に約8330万ドル(約123億円)の支払いを命じた。トランプ氏は「司法の武器化だ」と反発し再選戦略に利用しているが、無党派層の間では冷笑的な見方が広がっている。実際、無党派層におけるトランプ支持率は26%まで低下した。
かつて9割を超えていた共和党員内の支持も、3月末には76%まで後退。特に65歳以上の高齢層や激戦州での支持離れが顕著となっており、次期大統領選挙に向けた党内の結束に影を落としている。
トランプ大統領は依然として「米国第一主義」を叫び、過激な言説で支持者を鼓舞し続けている。しかし、インフレ再燃と国際的な孤立、そして司法からの厳しい追及という「三重苦」の中で、トランプ旋風はかつての勢いを失いつつある。4月の最新速報が示すのは、カリスマ的指導者が直面する、かつてないほど「脆弱な政権」の姿である。
(ワシントン支局・共同)
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