【フィギュア】「氷上の詩人」立神杏士郎が引退表明、ショースケーターへ。羽生結弦以来の衝撃と称される美貌と実力の軌跡
ニュース要約: 北九州市立大学のフィギュアスケーター立神杏士郎が16年間の競技生活に幕を下ろし、4月からショースケーターへの転向を発表。「国宝級」と称される端正な容姿と、インカレ2位の実績を兼ね備えた彼の引退はSNSで大きな話題を呼んでいます。競技者から表現者へと歩み出す、立神選手の「第2章」にファンの期待が高まっています。
【スポーツ・深層】16年の銀盤に幕、そして「ショースケーター」の道へ。フィギュア・立神杏士郎が放つ、羽生結弦以来の鮮烈な輝き
【福岡】春の訪れとともに、フィギュアスケート界に一つの節目と、新たな熱狂が押し寄せている。2026年3月31日、北九州市立大学に籍を置く現役学生スケーターであり、その圧倒的なビジュアルから「氷上の詩人」と称される立神杏士郎が、自身のSNS(X)を通じて、16年間に及ぶ競技生活からの引退を表明した。
「全九州大会を最後に、競技を引退します」。その一言とともに投稿された氷上の笑顔は、瞬く間に拡散され、ファンの間では「一つの時代の終わり」と「新たな伝説の始まり」への期待が交錯している。
「羽生結弦以来の衝撃」――SNSを席捲した美貌と、確かな実力
立神杏士郎の名が全国区となったのは、単に競技成績によるものだけではない。彼を語る上で欠かせないキーワードは、SNSで「国宝級」と形容されるその端正な容姿だ。「天使ですか?」「美少年すぎてAIかと思った」「奇跡のような美しさ」――。彼の写真がネット上に流れるたび、こうした感嘆の声が溢れ、トレンド入りを果たすのが常であった。
一部では「羽生結弦以来の衝撃」とも囁かれる。それは単なる外見の類似ではなく、リンクに立った瞬間に場の空気を変える「磁力」のようなカリスマ性を指している。2024年の西日本選手権。6分間練習に現れた立神の姿に「磁力に引きつけられるように目を奪われた」と語るファンは少なくない。
しかし、彼の真の魅力は、その美貌と調和する「優雅でしなやかなスケーティング」にある。2023年のインカレ(日本学生氷上選手権)男子5・6級で2位に入賞するなど、全国レベルの舞台で実力を証明。2025年の「スケートヒロシマ」では、自身が目標に掲げていたショートプログラム(SP)でのノーミス演技を披露し、多くの観客の涙を誘った。その滑りは「心の安らぐ温もりある演技」と評され、技巧だけに走らない芸術性が高い評価を受けてきた。
大学生活とスケートの両立、そして決断
北九州市立大学外国語学部で国際関係を学ぶ現役大学生という顔も持つ。J:COMの番組『頂-ITADAKI-』では、厳しい練習の合間に大学の講義へ出席する「学生アスリート」としての素顔が映し出された。学業と競技の二足の草鞋を履きながら、故郷・福岡を拠点に研鑽を積む姿は、地元のファンにとっての誇りでもあった。
16年という月日は、人生の大部分を占める。2025年1月、毎日新聞デジタルの連載「figure-eye」に登場した際、彼は自身のスケート人生を静かに振り返っていた。多くの挫折や葛藤を経て辿り着いた今春の引退。SNSにはこれまでの感謝とともに、「氷上で生き生きと楽しむ姿」を焼き付けた1枚の写真が添えられていた。
4月。ショースケーターとしての「第2章」
競技からは退くが、銀盤との別れではない。立神は4月より「ショースケーター」への転向を宣言している。
「成長した姿をお見せできるよう努力し続けます」。
この宣言を受け、ネット上では早くも今後の活動に対する活発な議論が起きている。中でも注目されているのが、既存のアイスショーの枠を超えた可能性だ。SNSでは「刀剣乱舞のアイスショーに出てほしい」「アニメの世界観を体現できるのは彼しかいない」といった、その中世的な美しさを活かした作品出演を熱望する声が後を絶たない。
現時点(2026年4月2日)で、具体的なアイスショーへの出演スケジュールや公式サイトによるグッズ発表などは確認されていないが、一挙手一投足が注目される「立神現象」は加速する一方だ。
競技という勝負の場を離れ、表現者として覚醒する立神杏士郎が、次にどんな光を氷上に描くのか。その「第2章」の幕は、今、上がったばかりだ。
(取材・文:報道局スポーツ部 2026年4月2日)
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