【独占】元ウルトラマンメビウス・五十嵐隼士の現在:激太りと事業失敗を乗り越え、福祉の道で繋ぐ「新たな光」
ニュース要約: 『ウルトラマンメビウス』20周年を迎え、元俳優・五十嵐隼士さんの波乱万丈な現在に迫る。俳優引退後の激太りや飲食業での挫折を経て、現在は障がい者就労支援事業を経営。かつてのヒーローは、芸能界復帰ではなく、地域社会で「誰かのヒーロー」として新たな絆を築き、充実した人生を歩んでいる。
【独自】かつてのヒーロー・五十嵐隼士の現在地 「ウルトラマンメビウス」20周年、激太りと事業失敗を越えて選んだ「光」の道
2026年3月14日、特撮ファンにとって記念すべき一年が幕を開けている。人気シリーズ『ウルトラマンメビウス』の放送開始から20周年、そしてウルトラマンシリーズ誕生60周年というダブルアニバーサリーだ。この節目の年に、かつて主人公ヒビノ・ミライを演じ、突如として表舞台から姿を消した俳優・五十嵐隼士さん(39)の動向に再び注目が集まっている。
かつての若手イケメン俳優の代名詞的存在だった彼は、今どこで、何を思っているのか。取材を進めると、芸能界の「光」と「影」を経験した一人の男が、新天地で模索し続けた13年間の軌跡が見えてきた。
「役者の限界」を感じた27歳の決断
五十嵐隼士さんが芸能界を引退したのは2013年、27歳の時だった。ドラマ『ROOKIES』や『ウルトラマンメビウス』で人気絶頂にいた彼の引退は、当時大きな衝撃を与えた。
「当時は『エンターテインメント以外の仕事に興味が湧いた』という前向きな理由が語られましたが、実際には深い葛藤があったようです」とスポーツ紙記者は語る。後年のインタビューで本人が明かしたところによれば、映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』の撮影時に、一言のセリフがどうしても納得いく形で表現できず、NGを連発。「芝居の正解が分からない」と、俳優としての限界を痛感したことが決定打になったという。
「『ROOKIES』が俳優人生のピークだった」――。そう自覚した彼は、惜しまれつつも華やかな世界を去り、ビジネスの世界へと足を踏み入れた。
激太りと飲食業の苦難、そして「リバウンド」の現在
引退後の五十嵐さんの歩みは、決して平坦なものではなかった。六本木でのしゃぶしゃぶ店経営を皮切りに、バーのプロデュースや沖縄でのワンオペ営業など、複数の飲食ビジネスに挑戦。しかし、経験不足や甘い見通しも重なり、その多くが失敗に終わった。
そのストレスと生活習慣の乱れは、彼の容姿を劇的に変貌させた。俳優時代の57kgから、一時は40kg以上増量し、最大106kgに達した。2021年頃にはダイエットを決意し、漢方薬やジム通いで20kg以上の減量に成功した姿を見せ、ファンを驚かせた。
しかし、2026年現在の最新情報では、体重は103kg前後を推移しているという。かつてのシュッとしたヒーロー像からは遠いが、本人は「見られる意識から解放され、今が一番自分らしい」と屈託のない笑顔を見せている。2025年3月には一般女性との結婚を発表しており、私生活での充実は体型以上に彼を輝かせているようだ。
「ウルトラマン」から学んだ「絆」を福祉の現場へ
現在、五十嵐さんが人生の主軸に置いているのは、兄と共に運営する「障がい者就労支援事業」だ。2024年6月に設立した「ウルトラマーリン」、そして同年10月に開設した「メビウスマーリン」という事業所名には、彼がかつて演じたヒーローへの敬意と愛情が込められている。
東京都内や長野県、静岡県などで展開するこの事業では、心身に障がいを持つ利用者の就職支援や生活サポートを行っている。芸能界や飲食業での挫折を経て彼が辿り着いたのは、「自分が必要とされる場所」での社会貢献だった。
「メビウスの物語は、先輩ウルトラマンたちが助けてくれる『絆』の物語でした。20年経った今、その絆の意味がようやく分かってきた」
2026年2月に公開されたBANDAI SPIRITSの動画に出演した際、五十嵐さんはそう語った。動画内で最新のフィギュアを手にする彼は、もはや「俳優・五十嵐隼士」ではなく、一人の情熱的な経営者であり、作品を愛するファンの一人としての顔をしていた。
芸能界復帰の可能性は?
ファンが最も切望する芸能界への本格復帰についてだが、現時点で具体的な計画は一切ない。YouTubeチャンネル「五十嵐隼士の∞ Яaizaチャンネル」でのゲーム実況や、節目のゲスト出演は継続しているものの、本人は「今の仕事に満足している」と語り、俳優業への未練は見せていない。
「光は無限に受け継がれていく。皆さんと一緒に、これからのウルトラマンを楽しみたい」
ファンに贈ったその言葉通り、彼は今、スクリーンの中ではなく、地域社会という現場で「誰かのヒーロー」として新たな光を繋いでいる。波乱万丈な30代を経て、不惑の40歳を目前にした五十嵐隼士。その視線の先には、どんな未来が広がっているのだろうか。
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