侍ジャパン新旋風!北山亘基考案「お茶たてポーズ」の由来と大谷翔平の無茶振り舞台裏
ニュース要約: WBC開幕を控え、侍ジャパンの新セレブレーション「お茶たてポーズ」が話題です。日本ハムの北山亘基投手が大谷翔平選手の指令を受け、京都出身のルーツと「得点を点てる」という願いを込めて考案。チームの結束力を高めるこのポーズは、前回のペッパーミルを超えるブームの予感。実力派右腕が仕掛けた「日本の心」で、世界一連覇への士気は最高潮に達しています。
【侍ジャパン】新セレブレーション「お茶たてポーズ」が繋ぐ結束の輪 発案者・北山亘基が込めた“日本の心”と大谷翔平の「無茶振り」
【2026年3月4日】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕を目前に控え、栗山英樹氏から大役を引き継いだ井端弘和監督率いる「侍ジャパン」に、新たな象徴が誕生した。安打や本塁打の際、塁上の選手が右手を小刻みに動かし、ベンチのナインが茶碗を捧げるように応える。日本ハムの北山亘基投手(26)が発案した「お茶たてポーズ」だ。2023年大会の「ペッパーミル」を彷彿とさせるこの新ポーズは、早くもチームの結束力を象徴するWBCポーズとして、SNSを中心に大きな話題を呼んでいる。
■大谷翔平からの「宿題」と試行錯誤の舞台裏
このポーズが生まれた背景には、チームの精神的支柱である大谷翔平(ドジャース)からの“愛のある無茶振り”があった。北山によれば、3月1日の食事会の席で大谷から「明日までにセレブレーションを決めて発表しろ」と指令を受けたという。「一晩寝られないくらい考えた」という北山は、翌2日のオリックス戦前、京都出身である自身のルーツにちなみ、茶道、すなわち「お茶」をテーマにしたセレブレーションを提案した。
当初の案は「茶碗を右手で2回回し、飲み口を避けて飲む」という本格的な作法を意識したものだった。しかし、これに対し指導役の大谷からは「長い。やっぱりダメ、もう一回考えてこい」と厳しい“ダメ出し”が飛んだ。北山は屈することなく再考を重ね、3日の阪神との強化試合前に「右手をシャカシャカと回してお茶をたて、左手を添えて飲む」という、よりスピーディーで視覚的に伝わりやすい改訂版を披露。これが大谷や鈴木誠也、村上宗則ら主力勢の心を掴み、正式な侍ジャパン ポーズとして承認された。
■「点(を)てる」に込めた必勝の願い
北山がこのテーマを選んだ理由は、単に自身の出身地が京都だからだけではない。「世界で戦う以上、日本の伝統文化を大切にしたい」という信念、そして「大谷さんが某お茶メーカーのCMに出演されていること」への敬意もあった。
さらに、このポーズには深い意味が込められている。北山はチームメイトに対し、「お茶を『点てる』という字は、得点の『点』に通じます。ダイヤモンドをかき混ぜて、みんなでお茶を点てて、点数を取っていきましょう」と熱弁を振るった。この言葉はナインの士気を高め、3日の試合では代打で安打を放った牧原大成が塁上で即座に披露。ベンチの鈴木誠也らが満面の笑みでお茶を飲む仕草を見せるなど、チームの雰囲気は最高潮に達している。
■コーチ陣も高く評価する北山の資質
「お茶たてポーズ」のバズによってエンターテイナーとしての側面が注目されている北山だが、侍ジャパン コーチ陣が彼を代表に選出した理由は、その圧倒的な実力にある。
井端監督は、先発・救援の双方をこなせる適応力と、昨季パ・リーグ2位の防御率1.63を記録した安定感を高く評価。特に「どの球種でもストライクが取れ、テンポが良い」という特性は、今大会で導入されているピッチクロックへの対応においても大きな武器となると分析されている。日本ハムの金子千尋コーチも、プロ8位指名という低評価から這い上がってきた北山の成長を認め、「言うことはない」と太鼓判を押す。
■ペッパーミルを超える社会的ブームへ
前回のヌートバー選手によるペッパーミル・パフォーマンスは、日本中に旋風を巻き起こした。今回の「お茶たてポーズ」もまた、Yahoo!リアルタイム検索でトレンド入りするなど、すでに爆発的な広がりを見せている。
ポーズの動作が股関節をほぐす動きに似ていることから、コンディショニング面での副次的効果を指摘する声もあり、単なるパフォーマンスの枠を超えた「勝利への儀式」として定着しつつある。北山が「2、3日寝られずに考えた」というこのポーズが、本大会で何度も披露されることになれば、侍ジャパンのWBC連覇、そして「日本の心」を世界へ発信する大きな原動力となるはずだ。
一服のお茶のように、冷静かつ熱く。北山亘基が仕掛けた「お茶たてポーズ」を合言葉に、侍たちの世界一への挑戦が今、本格的に幕を開ける。
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