【リーグアン】PSGがル・アーヴルに1-0辛勝!バルコラ弾で首位独走、李カンインがアシストの活躍
ニュース要約: フランス・リーグアン第24節で首位パリ・サンジェルマン(PSG)がル・アーヴルと対戦。バルコラの決勝ゴールと李カンインのアシストにより1-0で勝利し、2位との差を広げ首位を堅守しました。負傷欠場の瀬古歩夢を欠くル・アーヴルは堅守を見せるも一歩及ばず、PSGが欧州CLを控える過密日程の中で貴重な勝ち点3を手にしています。
【欧州サッカー】PSG、苦しみながらも首位堅持 ル・アーヴルの堅守に手を焼くもバルコラ弾で辛勝
【パリ=共同】フランス・リーグアンは現地時間2月28日(日本時間3月1日)、第24節が行われ、首位奪還を狙うパリ・サンジェルマン(PSG)は敵地でル・アーヴルと対戦した。試合はブラッドリー・バルコラの挙げた虎の子の1点を守りきったPSGが1―0で勝利。勝ち点を57に伸ばし、2位RCランスとの差を「4」に広げて首位の座をより強固なものとした。一方、日本代表DF瀬古歩夢を負傷で欠くル・アーヴルは、ホームで驚異的な粘りを見せたものの、一歩及ばなかった。
■「矛」と「盾」の攻防、均衡を破ったのは新鋭の一撃
試合前の下馬評では、圧倒的な攻撃力を誇るPSGが優位とされていた。直近の直接対決でも5勝1分けと、ル・アーヴル 対 パリsgの対戦成績はPSGが大きく勝ち越している。しかし、ふたを開けてみれば、試合はル・アーヴルの徹底した「耐久戦術」にPSGが手を焼く展開となった。
ル・アーヴルは、支配率わずか30%前後という極端な守備的布陣を敷き、中央を固めるコンパクトなブロックでPSGの侵入を阻んだ。特に守備の要である瀬古歩夢の不在が懸念されたが、代役を務めたディフェンス陣が規律正しいポジショニングを維持。前半、PSGのルイス・エンリケ監督が標榜するポゼッションサッカーに対し、決定的な場面を作らせない集中力を見せた。
均衡が破れたのは後半だった。右サイドで先発した李カンイン(イ・ガンイン)が、巧みな展開からチャンスを演出。後半16分、李のアシストからブラッドリー・バルコラが冷静にネットを揺らし、ようやくPSGが先制。李はこのアシストで今季4アシスト目を記録し、その存在感を示した直後にデジレ・ドゥエと交代した。
■PSG、首位陥落の悪夢を払拭
PSGにとって、この勝利の持つ意味は大きい。前々節のレンヌ戦で1―3と敗れ、約4カ月ぶりの黒星を喫したことで一時は首位の座をRCランスに譲っていた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)との過密日程の中、ウスマン・デンベレの負傷離脱といった不安要素も抱えていたが、層の厚さを見せつける形で連勝を飾り、再びリーグの主導権を握った格好だ。
ルイス・エンリケ監督は試合後、「ル・アーヴルの守備は非常に組織立っており、崩すのは容易ではなかった。しかし、我々は忍耐強く戦い、勝ち点3を持ち帰るという目的を達成した」と、苦戦を認めつつも結果に満足感を示した。
■ル・アーヴル、瀬古不在の影響と今後の展望
敗れたル・アーヴルだが、リーグ最強の攻撃陣を相手に1失点で抑えたことは、残留を争う今後の戦いに向けてポジティブな材料といえる。しかし、攻撃面では平均得点が1.0を下回る決定力不足が依然として課題だ。この日も数少ないカウンターのチャンスを活かしきれず、ホームのファンに得点を届けることはできなかった。
特に、不動のレギュラーとして守備を支えてきた瀬古歩夢の復帰時期が待たれる。瀬古が欠場して以降、チームは守備の安定感を欠く場面が見受けられ、残留圏内を維持するためには守備の再構築が急務となる。
■リーグアンの視聴環境と注目度
今シーズンのリーグアンは、DAZN(ダゾーン)が独占配信を行っており、日本のファンの間でも瀬古歩夢や李カンインといったアジア人選手の活躍を含め、注目度が高まっている。また、ABEMA de DAZNなどでも視聴が可能となっており、ル・アーヴル 対 パリsgのような注目カードのハイライトは各プラットフォームで広く拡散されている。
次節、PSGはホームでさらなる勝ち点の積み上げを狙い、ル・アーヴルは敵地での勝ち点獲得を目指す。熾烈を極める欧州リーグ戦は、佳境に入りつつある。
(記者:スポーツ総合)