パリSG、ニューカッスルと1-1痛恨ドローで11位転落…CLストレート進出逃しプレーオフへ
ニュース要約: UEFAチャンピオンズリーグ最終節、パリSGはニューカッスルと1-1で引き分け、11位でプレーオフに回ることが決定しました。ヴィティーニャの先制弾でリードするも、序盤のPK失敗や前半終了間際の失点が響き、目標のラウンド16直接進出を逃す結果に。新方式のリーグフェーズで王者の決定力不足が露呈し、2月のプレーオフでの真価が問われます。
パリSG、ニューカッスルと痛恨ドロー 王者の威信揺らぐ1-1でプレーオフ転落
【パリ=本紙特派員】 2026年1月28日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第8節(最終節)で、パリ・サンジェルマン(パリSG)はホームのパルク・デ・プランスでニューカッスルと対戦し、1-1の引き分けに終わった。勝ち点14で最終順位11位に沈んだパリSGは、当初目標としていたラウンド16への直接進出を逃し、プレーオフに回ることが決定。リーグ王者としての威信が揺らぐ結果となった。
序盤のPK失敗が明暗を分ける
試合開始わずか1分、パリSGに絶好の機会が訪れた。ヌーノ・メンデスの鋭いスルーパスに反応したブラッドリー・バルコラが抜け出し、ニューカッスルのルイス・マイリーの腕に当たってPKを獲得。しかし、キッカーのウスマン・デンベレが放ったシュートは、GKニック・ポープの好セーブに阻まれた。この失敗が後の展開に大きな影を落とすことになる。
それでもパリSGは攻勢を緩めなかった。8分、フヴィチャ・クヴァラツヘリアの絶妙なパスを受けたヴィティーニャが、ドリブルで相手DFをかわし、右足ミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。パリSGサポーターが歓声に包まれる中、王者らしい先制点でリードを奪った。
アディショナルタイムの失点に痛恨
1点リードで前半を折り返したいパリSGだったが、前半終了間際にまさかの展開が待っていた。45+2分、ニューカッスルのジョー・ウィロックがゴールを決め、1-1の同点に。セットプレーからの崩しに対し、パリSG守備陣の集中力が途切れた瞬間だった。ニューカッスルにとっては理想的なタイミングでの得点となり、試合の流れが大きく変わった。
後半、パリSGのルイス・エンリケ監督は70分にバルコラをゴンサロ・ラモスに交代し、高さを加えて攻勢を強めた。デンベレ、クヴァラツヘリアらタレント揃いの攻撃陣が波状攻撃を仕掛けたが、ニューカッスルの組織的な守備ブロックとポープのセービングに阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。
両チームともプレーオフ圏内へ転落
この結果、パリSGは前節のスポルティング戦敗北から6位に転落していたが、さらに11位へと順位を下げた。一方、ニューカッスルも前節のPSV戦で3-0の快勝を収め7位に浮上していたものの、12位へと後退。両チームとも勝ち点14で、ラウンド16への直接進出(上位8位以内)を逃し、9位から24位に与えられるプレーオフ圏内での決着となった。
新方式のリーグフェーズでは、36クラブが各8試合を戦い、上位8チームがラウンド16へ直進、9位から24位の16チームがホーム&アウェイのプレーオフで残り8枠を争う仕組みだ。勝ち点16以上が直接進出の目安とされる中、パリSGは最終節で勝利を逃したことが致命的となった。
王者の決定力不足が露呈
試合後、現地メディアは「王者らしからぬストレートイン逃し」と厳しく批判。序盤のPK失敗に象徴されるように、決定機を生かせなかったことが最大の敗因と指摘された。一方で、ヴィティーニャのミドルシュートとミッドフィールドでの支配力は高く評価され、MOM級のパフォーマンスと称賛されている。
ニューカッスルについては「粘り強い守備と劇的同点弾」が評価され、プレミアリーグ勢の意地を見せた形となった。エディ・ハウ監督の戦術が功を奏し、コンパクトな守備ブロックでパリSGの攻撃を封じ込めることに成功した。
ファンの反応とプレーオフへの展望
SNS上では、ニューカッスルファンから「アディショナルタイムの同点で決勝トーナメント残り!」「プレーオフでもプレミア勢の意地を見せる」と歓喜の声が上がった。一方、パリSGファンからは「最終節ドローでプレーオフかよ」「ヴィティーニャの先制は良かったがPK失敗が痛い」と落胆の声が相次いだ。
プレーオフは2月中旬に行われる予定で、パリSGは9位から24位の強豪との対戦が確定。ラウンド16進出には2試合を勝ち抜く必要があり、王者としての真価が問われることになる。デンベレ、バルコラ、クヴァラツヘリアら攻撃陣の決定力向上が急務だ。
今季のUEFAチャンピオンズリーグは新方式導入により、従来以上に勝ち点の積み重ねが重要となった。パリSGにとって、この引き分けは想定外の誤算となったが、プレーオフでの巻き返しに期待がかかる。ルイス・エンリケ監督の采配と、タレント揃いのチームがどう立て直すか、今後の戦いに注目が集まる。
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