【BRIリーグ】首位ペルシブ、大雨を制しセメン・パダンに快勝!ラモン・タンケ2発で連覇へ前進
ニュース要約: インドネシアのBRIスーパーリーグ第26節、首位を走るペルシブ・バンドンが敵地でセメン・パダンを2-0で下しました。激しい大雨による悪条件下、エースのラモン・タンケが2ゴールを挙げる活躍を見せ、守護神テジャ・パク・アラムも今季16回目のクリーンシートを達成。王者の風格を見せたペルシブが首位を固める一方、敗れたセメン・パダンは降格圏からの脱出に失敗しました。
【パダン時報】独走ペルシブ、大雨の敵地で貫禄の勝利 セメン・パダンを破り首位固め
【2026年4月7日】 インドネシアのプロサッカーリーグ、BRIスーパーリーグは5日、各地で第26節の試合が行われた。パダンのスタジアム・H・アグス・サリムで行われたSemen Padang vs Persib Bandungの一戦は、首位を独走するペルシブ・バンドンが、残留争いに苦しむセメン・パダンを2-0で下した。エースのラモン・タンケ(Ramon Tanque)が値千金の2ゴールを挙げ、ペルシブは大会連覇に向けて大きな勝ち点3を積み上げた。
劣悪なコンディションを跳ね返した王者の風格
試合はキックオフ直前から激しい大雨に見舞われ、ピッチの随所に水たまりができる過酷な条件下で始まった。残留圏浮上を目指すホームのセメン・パダン(愛称:カバウ・シラー)は、序盤から果敢なプレッシングを展開。27分にはマイコン・ソウザが決定的なシュートを放つなど、首位チームを相手に一歩も引かない姿勢を見せた。
しかし、均衡を破ったのは地力に勝るペルシブ・バンドンだった。32分、ベルギーニョの正確なラストパスに反応したラモン・タンケが、泥に足を取られながらも冷静にネットを揺らし先制。その後もセメン・パダンはギジェルモ・フェルナンデスらを中心に反撃を試みたが、ペルシブの守護神、テジャ・パク・アラム(Teja Paku Alam)の牙城を崩すことはできなかった。
後半に入ると、ペルシブがさらに主導権を握る。70分、オランダ出身の名手トム・ハイェ(Thom Haye)のピンポイントクロスに、再びラモン・タンケが打点の高いヘディングで合わせ、追加点を奪取。セメン・パダンは新戦力を投入し局面の打開を図ったが、最後までペルシブの組織的な守備網を突破できず、ホームで痛い空砲に終わった。
データの裏付け:ペルシブの圧倒的な安定感
今回のSemen Padang vs Persib Bandungの結果により、両者の明暗はさらに鮮明となった。ペルシブは今季26試合で勝ち点を61に伸ばし、2位ボルネオFCとの差を4ポイントに広げた。特筆すべきは守備の安定感で、守護神テジャ・パク・アラムはこの試合で今季16回目のクリーンシート(無失点試合)を達成。ボヤン・ホダク監督が標榜する規律ある守備ブロック(Low Block)の完成度の高さを見せつけた。
一方、敗れたセメン・パダンは勝ち点20の17位に沈み、降格圏脱出に失敗した。過去10年間、ペルシブ相手に一度も勝利できていない(最終勝利は2016年)という「苦手意識」を払拭することはできず、守備の連動性不足が改めて浮き彫りとなった形だ。
監督・選手コメント:困難な状況下での団結力
試合後、ペルシブのボヤン・ホダク監督は「大雨の影響で戦術的なプレーは困難だったが、選手たちは泥臭く戦い抜いた。新加入選手とベテランの融合が、この重要な時期に結果として表れている」と安堵の表情を見せた。また、中盤の要であるベッカム・プトラは「ピッチコンディションは最悪だったが、優勝という目標があるからこそ、誰も足を止めなかった」と、チームの結束力を強調した。
激化する優勝争いと残留争い。BRIスーパーリーグも終盤戦に差し掛かる中、王者の貫禄を見せたペルシブがこのまま逃げ切るのか。それとも伝統あるセメン・パダンが奇跡の残留劇を見せるのか。インドネシアサッカーファンの熱い視線が注がれている。
試合結果 Semen Padang 0-2 Persib Bandung (得点者:ラモン・タンケ 32分、70分) 会場:スタジアム・H・アグス・サリム(パダン)
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