『ニノさん』13年の歴史に幕、異例のスピード終了に波紋。二宮和也が最後に残した「またね」の真意とは?
ニュース要約: 日本テレビの人気番組『ニノさん』が2026年2月20日、13年の歴史に幕を閉じました。赤楚衛二ら豪華ゲストが集結した最終回は大盛況でしたが、放送1週間前の急な終了発表にファンからは困惑の声も。MCの二宮和也は4月からの新番組への続投が決定しており、今回の終了は嵐の活動節目を見据えた再定義との見方もあります。
【独自】『ニノさん』13年の歴史に幕 異例の“スピード終了”に広がる波紋と、二宮和也が最後に語った「またね」の意味
【2026年2月21日 東京】
日本テレビ系の人気バラエティ番組『ニノさん』が、2026年2月20日の放送をもってレギュラー放送を終了した。2013年の放送開始から足掛け13年、国民的スター・二宮和也(42)の初冠番組として親しまれてきた同番組の幕引きは、あまりに唐突で、視聴者の間には今も困惑と惜しむ声が広がっている。
豪華ゲストが集結した「最終回」の光景
20日午後7時から2時間にわたって放送された「ニノさん 最終回スペシャル」には、番組にゆかりのある豪華ゲストが顔を揃えた。世界の名優・渡辺謙をはじめ、多部未華子、有村架純、そして注目の若手俳優・赤楚衛二ら、「ファミリー」とも呼べるメンバーが集結。番組恒例の「ひらがな作文ポーカー」や「プチファインプレーチャレンジ」などのゲームに興じ、スタジオは終始、笑いと熱狂に包まれた。
特に印象的だったのは、二宮と赤楚衛二のやり取りだ。赤楚はかつて番組内の催眠術企画で、苦手だったブロッコリーを克服したエピソードを回顧。「この番組には本当に感謝しかないです」と真摯に語る赤楚に対し、二宮が絶妙な間(ま)でツッコミを入れる光景は、13年で築き上げた番組の「空気感」を象徴していた。
番組終盤、過去の名場面を振り返るVTRが流れた後、二宮は穏やかな表情でマイクを握った。 「今日でレギュラーとしては最後になりますが、皆さんありがとうございました。またね、皆で集まれたら、その時は見ていただけたら」 画面には「13年間ありがとうございました」というテロップが静かに浮かび上がり、午後8時54分、番組は静かにその歴史に終止符を打った。
囁かれる「打ち切り」の真相とSNSの不信感
しかし、この円満なエンディングの裏側で、ファンの間では不信感が渦巻いている。最大の理由は、終了発表のタイミングだ。
通常、長寿番組の終了は数ヶ月前から告知され、改編期である3月末に合わせるのが通例である。しかし、今回の『ニノさん 終了』が公式に発表されたのは、放送わずか1週間前の2月13日。さらに、放送直前には番組公式X(旧Twitter)が「不穏な投稿」を連発したことも火に油を注いだ。
視聴者からは「日テレの責任転嫁ではないか」「ゴールデン帯(2024年10月進出)に移動させておいて、わずか1年半で見切るのは早すぎる」といった厳しい声が相次いでいる。関係者筋によれば、今回の終了は局側の改編期前倒しによるものとされるが、あまりに急な『ニノさん 最終回』の告知に、熱心なファンは置き去りにされた形だ。
二宮和也の今後と「嵐」への影響
番組は終了したが、MC・二宮和也の快進撃が止まるわけではない。
日本テレビは、4月からの後番組として、昨年特番で好評を博した『金曜ミステリークラブ!!!』をレギュラー化することを決定している。驚くべきことに、この新番組でも二宮がメインMCを務める予定だ。番組タイトルこそ変わるが、日本テレビが二宮という強力なコンテンツを手放すつもりがないことは明らかだ。
また、2026年春には嵐のデビュー記念コンサートツアーが控えており、グループとしての活動終了も間近に迫っている。業界内では「嵐の活動休止、そして終了を見据え、二宮個人としてのバラエティ力を再定義するためのリニューアルではないか」との見方も強い。
13年の軌跡、そして「特番復活」の可能性は
日曜の昼下がり、お茶の間にゆるい笑いを届ける深夜枠のような空気感からスタートした『ニノさん』。二宮和也という稀代のエンターテイナーが、ゲストの素顔を巧みに引き出すスタイルは、多くの視聴者に支持されてきた。
現時点において、番組側から特番としての復活やリニューアルについての公式な言及はない。しかし、最終回の最後に二宮が残した「またね」という言葉、そしてゲストの赤楚衛二らが見せた番組への深い愛着を考えれば、いつの日か再び「ニノさんファミリー」が再会する日は遠くないのかもしれない。
一つの時代が終わった。だが、二宮和也が見せる新たなステージへの期待は、この喪失感を埋めるに十分なものとなるだろう。
(社会部・メディア担当記者)
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