柳楽優弥×ムロツヨシ、12年越しの共演!Netflix『九条の大罪』で見せる「光と影」の極致
ニュース要約: Netflixシリーズ『九条の大罪』が4月2日より世界独占配信。主演の柳楽優弥と悪役を演じるムロツヨシが『アオイホノオ』以来12年ぶりに本格共演を果たします。「悪魔の代弁者」と呼ばれる弁護士と冷酷なアウトローという、かつてのイメージを覆す二人の緊迫した対立と、現場での厚い信頼関係から生まれる圧倒的な演技の相乗効果に注目が集まっています。
【深層レポート】柳楽優弥とムロツヨシ、12年越しの「光と影」――Netflix『九条の大罪』が描く俳優としての極致
2026年3月25日、配信を目前に控えたエンターテインメント界が最も熱視線を送るのは、4月2日に世界独占配信が開始されるNetflixシリーズ『九条の大罪』だ。本作で主演を務める柳楽優弥と、物語の鍵を握る裏社会の住人を演じるムロツヨシ。かつて福田雄一監督の青春群像劇『アオイホノオ』(2014年)で、熱苦しくも滑稽な大学生を演じ合った二人が、干支を一周した今、法学と裏社会の境界線上で火花を散らす。
今、この二人が共演することの意味は何なのか。配信直前イベントで見せた素顔と、これまでの歩みからその真価を紐解く。
「最恐」のムロツヨシと「孤高」の柳楽優弥
原作は『闇金ウシジマくん』で知られる真鍋昌平氏の同名コミック。柳楽が演じるのは、被告人の属性を問わず、ネットで「悪魔の代弁者」と叩かれる弁護士・九条間人(くじょう・たいじん)だ。一方のムロは、伏見組の若頭・京極清志として、全身に刺青を背負った冷酷なアウトローを演じる。
先日行われた配信直前イベントでは、劇中の重苦しい空気とは対照的な、二人の仲睦まじいエピソードが語られた。ムロは自身の役どころについて「これまでのイメージを覆す挑戦。オファーをいただいた時は3度ほど躊躇した」と明かしつつも、「柳楽くんとの久しぶりの共演が何よりの楽しみだった」と、主演への全幅の信頼を口にした。
会場を沸かせたのは、ムロの「今日は(役柄に合わせて)ポケットに手を入れてスカした態度を取ろうと思ったが、無理でした」という自虐混じりのジョークだ。それを見守る柳楽の穏やかな笑顔。そこには、長いキャリアを共に歩んできた表現者同士の、言葉を超えたチームの結束の強さが滲み出ていた。
『アオイホノオ』から『九条の大罪』へ――12年の進化
二人の本格的な共演は、2014年のドラマ『アオイホノオ』にまで遡る。当時は、柳楽が演じる熱血すぎる主人公・焔モユルの空回りを、ムロ演じる山賀ヒロユキが飄々と、かつコミカルに受け流す「静と動」の掛け合いが人気を博した。
しかし、2026年の今、二人の立ち位置はより深化している。 柳楽は子役時代の鮮烈なデビューから、近年は『ガンニバル』や『浅草キッド』を経て、世界水準の「憑依型俳優」へと脱皮。一方のムロも、コメディの旗手としての地位を確立しながらも、大河ドラマ『どうする家康』の秀吉役で見せたような「笑いの中の狂気」を磨き上げてきた。
今回の『九条の大罪』において、SNS上では早くも「ムロツヨシの悪役が怖すぎて『クロツヨシ』だ」との声が上がるほど、そのシリアスな演技とコメディセンスの逆転現象が話題となっている。土井裕泰監督は「二人のキャリアが成熟した今だからこそ、このヒリヒリするような対立構造が成立した」と、そのキャスティングにおける相乗効果を強調する。
プライベートでも見せる「兄貴分」の顔
二人の関係性を語る上で欠かせないのが、SNSや知人のブログで明かされる意外な共通点と交流だ。かつて大河ドラマのリハーサル帰りに偶然遭遇した際、スニーカーを欲しがっていた柳楽のために、ムロが自分の分と一緒にプレゼントしたという。この「太っ腹な兄貴分」としてのムロの素顔と、それを素直に慕う柳楽のコミカルな掛け合いは、ファンの間では有名な逸話だ。
仕事現場を離れれば、温かな信頼関係で結ばれている二人。だからこそ、カメラが回った瞬間に見せる「法」と「暴力」の徹底的な対立が、より一層のリアリティを伴って視聴者に迫るのだろう。
世界へ放たれる「日本発のダークヒーロー」
松村北斗、池田エライザ、町田啓太といった豪華キャストが脇を固める中、物語の軸を支えるのは間違いなく柳楽とムロの二人だ。
「昨年の今頃から半年間、濃密な時間を過ごした」と土井監督が振り返る現場は、過激な内容とは裏腹に、俳優たちの情熱が凝縮された楽しい空気に満ちていたという。柳楽優弥が体現する「正義とは何か」という問いと、ムロツヨシが示す「人間の業」。
4月2日、世界独占配信。 かつての「アオイホノオ(青い炎)」は、12年の歳月を経て、静かに、しかし激しく燃える「黒い炎」へと姿を変え、世界を席巻しようとしている。
(文:プロニュース記者)
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