なにわ男子・長尾謙杜、映画『木挽町のあだ討ち』で新境地へ!俳優としての美学と「表現者」の脱皮
ニュース要約: なにわ男子の最年少メンバー・長尾謙杜が、直木賞原作の映画『木挽町のあだ討ち』で若侍役に挑戦。渡辺謙ら名優との共演や「ラ ロッシュ ポゼ」アンバサダー就任など、俳優・アイドル両面での飛躍を詳報。セルフプロデュース能力と成長し続ける「表現者」としての魅力に迫ります。
【芸能・旬の人】なにわ男子・長尾謙杜、俳優としての新境地へ 映画『木挽町のあだ討ち』に懸ける美学と「表現者」への脱皮
2026年2月、日本のエンターテインメント界において、ひときわ存在感を放っているアイドルの姿がある。人気グループ「なにわ男子」の最年少メンバーであり、近年は俳優としての飛躍が目覚ましい長尾謙杜だ。
なにわ男子がデビュー5周年という大きな節目を迎え、グループとしても2026年1月に京セラドーム大阪での6日間連続公演を成功させるなど、その勢いは増すばかり。その中で、個人活動として長尾が心血を注いできた最新出演作、映画『木挽町のあだ討ち』がいよいよ2月27日に公開される。
本作は、第169回直木賞を受賞した永井紗耶子の同名小説を、源孝志監督、柄本佑主演で実写化したミステリー時代劇だ。長尾が演じるのは、物語の鍵を握る若侍・伊納菊之助。父の仇討ちを果たし、江戸の人々から「孝行息子」と称賛を浴びる役どころだが、その裏には深い葛藤と、ある種の「毒」さえ孕んだ秘密が隠されている。
長尾の起用について、プロデューサーの須藤泰司氏は「ワイルドな魅力と、男も魅入る美少年としての繊細さを併せ持っている」と絶賛する。前作の映画『室町無頼』に続く連続オファーとなった点は、業界内でも彼の実力が正当に評価されている証だろう。公開されたメイキングカットでは、凛とした打掛姿や鋭い剣さばきを披露しており、渡辺謙や北村一輝といった名だたる名優たちとの競演においても、引けを取らない存在感を見せている。
■「生ツヤ肌」と「メガネ」——自分をプロデュースする力
長尾謙杜の魅力は、スクリーンの中だけにとどまらない。彼はグループの衣装担当を務めるなど、優れたファッションセンスの持ち主として知られているが、最近ではそのこだわりが「スキンケア」や「アイウェア」にも波及し、若年層のトレンドを牽引している。
2026年2月、フランスのスキンケアブランド「ラ ロッシュ ポゼ」のトーンアップUVアンバサダーに就任。「男性も肌で戦った方がかっこいい」という本人の言葉通り、最新ウェブCMで見せる「生ツヤ肌」は、SNS上で大きな反響を呼んでいる。また、愛用している「BJ CLASSIC」のヴィンテージ調メガネ(JAZZ C-79、COM-510A LT)も注目を集め、伊達メガネをファッションに取り入れるスタイルがファンの間で定着。最年少らしい親近感と、時折見せるクールな表情のギャップを最大限に活かすセルフプロデュース能力は、現代のアイドルの理想形とも言える。
■グループの「末っ子」が見せる成長と絆
グループ内に目を向ければ、長尾は依然として「愛される末っ子」だ。同期入所で同い年の道枝駿佑(3月20日には主演映画『君が最後に遺した歌』の公開を控える)との「道長コンビ」は、今やグループの象徴的な関係性となっている。2人は2026年の「年男(午年)」としても注目されており、雑誌のインタビューでは、大人へと変化していく過程での葛藤や、互いへの信頼を語っている。
2月21日放送の『王様のブランチ』に映画のプロモーションで単独出演した際も、大先輩の柄本佑や渡辺謙に囲まれながら、物怖じせずに撮影秘話を語る姿が印象的だった。グループで見せる無邪気な笑顔と、俳優として現場で一人戦う際の真摯な眼差し。その両輪が、今の長尾謙杜という唯一無二の個性を形成している。
2026年、なにわ男子はさらなる高みを目指し、新曲のリリースや4月の「Kアリーナ横浜」での3周年記念イベントなど、怒涛のスケジュールを控えている。俳優として、そしてアイドルとして。長尾謙杜が歩む道は、時代劇の伝統的な美しさと、現代のトレンド感覚が交差する、全く新しいスター像の確立へと続いている。
(文化部記者・2026年2月22日 執筆)
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