2026年2月25日、日本国内では経済、エンタメ、そしてスポーツと多方面で未来を見据えた大きな動きが加速しています。
まず経済界では、石破政権の赤沢経済産業相と経団連の十倉会長による、通称「赤沢ライン」が注目を集めています。2040年に向けた「新型官民協力」の全貌が明かされ、半導体サプライチェーンの強靭化やR&D税制の拡充など、経済安保を軸とした成長戦略で一致しました[1]。さらに世界が注目する米エヌビディアの決算発表を控え、次世代AIチップ「Blackwell」の需要がAI市場の命運を握るとの見方が強まっており、株価250ドルへの到達も視野に入っています[18]。また、生成AI分野では米アンソロピックの企業価値が3,800億ドルに達し、OpenAIとの「二強時代」が鮮明となっています[22]。
ハイテク分野の進化は私たちの生活にも波及しており、Appleは2026年にM5チップ搭載のMacBook Proに加え、10万円を下回る低価格モデルの投入を計画しているようです[35]。その一方で、国内の消費現場では物価高への対抗策が練られています。築地銀だこは「大創業祭」でたこ焼きを390円で提供するなどの還元策を打ち出し[12]、コストコでは食費を月1万円節約するための最新ガイドが話題を呼んでいます[40]。
スポーツ界では、スーパースターの帰国に日本中が沸いています。ドジャースの大谷翔平選手がWBC「侍ジャパン」合流のため羽田空港に電撃帰国しました。今回は「打者専念」での出場が濃厚で、3月6日の台湾戦に向けて世界一奪還への期待が最高潮に達しています[5]。また大相撲春場所の番付発表では、静岡県出身として96年ぶりの新小結昇進を果たした熱海富士や、横綱昇進をかける安青錦など、新時代の勢力図が塗り替えられようとしています[9]。
エンターテインメント界では、ベテランから若手まで新境地を切り拓くニュースが相次ぎました。Mrs. GREEN APPLEの大森元貴がソロ新曲「0.2mm」で静寂の境地を表現し、嵐以来となる国立競技場4DAYS公演に挑みます[2]。俳優界では、木村拓哉と佐藤勝利が『教場 Requiem』で見せた師弟の絆や[24]、江口のりこと井上真央の11年ぶりの共演ドラマイベントがSNSを賑わせています[11]。一方で、マツコ・デラックスさんが首の脊髄圧迫により緊急入院・手術を受けていたことが判明し、復帰時期未定との報に心配の声が広がっています[4]。
また、2026年のトレンドを象徴するコラボレーションも活発です。丸亀製麺が『ドラゴンボールZ』と組み「仙豆風天ぷら」を提供すれば[15]、新江ノ島水族館は「たまごっち」と提携し、命のお世話を体験するイベントを開催します[10]。ギフト市場ではデジタル完結型の「eギフト」がZ世代を中心に主流となりつつあります[19]。
国際情勢に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻から4年が経過しました。極寒のキーウではインフラ破壊による厳しい生活が続いており、プーチン大統領の強硬姿勢が長期戦の影を落としています[3]。宇宙開発の分野では、NASAのアルテミス計画やSpaceXのスターシップによる完全再利用技術の確立が進み、宇宙が「日常」へと近づく歴史的転換点を迎えています[32]。
最後に、私たちの身近な安全についても再確認が必要です。24日に岩手や宮城で相次いだ地震を受け、巨大地震を見据えた「1週間の備蓄」やローリングストックの重要性が改めて叫ばれています[21]。激動の2026年、私たちは利便性と安全、そして心躍るエンターテインメントの狭間で、新たな時代の航海を続けています。
ナミビアの現在地:砂漠の絶景からグリーン水素、ダイヤモンド採掘まで経済の鼓動を追う
ニュース要約: 2026年のナミビアは、世界最古のナミブ砂漠やダイヤモンド採掘といった伝統的資源に加え、次世代エネルギー「グリーン水素」の拠点として世界から注目されています。政治的安定を背景に、観光資源の保護と野心的な経済成長戦略のバランス、さらには日本との戦略的パートナーシップの深化など、アフリカ経済の新フロンティアとして変革を遂げる同国の最新動向を詳報します。
砂漠の「赤」が映し出すナミビアの現在地:ダイヤモンド採掘からグリーン水素、絶景が紡ぐ経済の鼓動
【ウィントフック=共同】 アフリカ南西部に位置するナミビア。世界最古の砂漠として知られるナミブ砂漠の赤褐色の砂丘が、朝日に照らされて鮮やかに燃え上がる。2026年現在、この地は単なる観光のデスティネーションを超え、伝統的なダイヤモンド採掘と、次世代のクリーンエネルギー「グリーン水素」が交差する、アフリカ経済の新たなフロンティアとして世界の注目を集めている。
悠久の自然と「ゴーストタウン」の誘惑
ナミビア観光の中核は、今も変わらずナミブ砂漠とその周辺地域だ。2026年も多くの旅行者を惹きつけているのが、世界遺産にも登録されているソススフレイである。高さ300メートルを超える世界最大級の砂丘「ビッグダディ」や、真っ赤な砂丘を背景に黒い枯れ木が立つデッドフレイのコントラストは、まさに地球上のものとは思えない絶景を創り出している。
一方で、かつてのダイヤモンド採掘で栄え、現在は砂に埋もれゆくゴーストタウン、コールマンスコップは、文明の儚さを物語る象徴的なスポットとして人気を博している。また、エトーシャ国立公園では、乾季に水場へ集まるゾウやサイ、キリンといった野生動物との遭遇が約束されており、シュピッツコッペの巨大な花崗岩の岩山は、クライマーたちの聖地としての地位を揺るぎないものにしている。
ダイヤモンドから「グリーン水素」へ:変革する産業構造
ナミビアの経済を長年支えてきたのは、高品質な宝石級ダイヤモンドの採掘だ。しかし、15年後には陸上資源が枯渇すると予測されるなか、De Beers社との合弁企業による海底採掘への依存が高まっている。2022年に導入された低エネルギー消費船「ベングエラ・ジェム」による効率化が進む一方、厳しい環境規制が生産コストを押し上げる要因ともなっている。
これに代わる新たな国家の柱として期待されているのが、グリーン水素プロジェクトだ。ナミブ砂漠の広大な土地と強烈な太陽光を活用し、2050年までに世界の水素生産の10%を担うという壮大な戦略を掲げる。政府は3つの「水素バレー」整備を通じて、GDPの30%増と8万人の雇用創出を目指している。
しかし、この野心的な計画には課題も多い。国立公園内へのインフラ建設が繊細な生態系を脅かすとして、環境団体からの懸念も根強い。経済成長と自然保護のバランスをどう取るか、ナミビア政府は難しい舵取りを迫られている。
政治的安定と「ヒンバ族」の伝統を守る意志
アフリカ諸国でクーデターや政情不安が相次ぐなか、ナミビアは特筆すべき政治的安定を維持している。2024年11月の大統領選挙では、与党SWAPOのナンディ=ンダイトワ氏が当選。独立以来の一党支配が継続しつつも、円滑な指導者交代が行われたことは、投資家や観光客に安心感を与えている。
文化的な側面では、北西部に暮らす先住民族ヒンバ族の伝統的な生活様式が、国のアイデンティティとして大切に守られている。赤土(オチゼ)を肌に塗る独自の装いや、牛糞と泥で固めた住居での生活は、観光客に強い印象を与える。現代化の波に洗われ、町での買い物や現代的な衣服を取り入れる柔軟性を見せつつも、彼らは自らのルーツに深い誇りを持ち続けている。
気候変動の脅威と日本の役割
光り輝く未来への展望の一方で、ナミビアは気候変動に対して最も脆弱な国の一つでもある。干ばつの深刻化や、外来種(ブッシュ)の侵入による生態系の変化は、農業や観光資源に影を落としている。
こうしたなか、日本との協力関係も新たな段階に入りつつある。2023年末のCOP28では、国際協力銀行(JBIC)と炭素削減に向けた協定が締結された。リチウムやコバルトといった重要鉱物の輸出規制を強めるナミビアに対し、日本は技術供与や投資を通じて、脱炭素社会の実現に向けた戦略的パートナーとしての地位を築こうとしている。
世界最古の砂漠が抱く無限のエネルギーと、悠久の時を刻む伝統文化。2026年、ナミビアは変化を恐れず、赤褐色の風とともに次なる時代へと歩みを進めている。
(特派員・佐藤 健二)