【2026ミラノ五輪】NHLスター軍団が3大会ぶり帰還!28年ぶり出場の日本男子も挑む氷上の決戦
ニュース要約: 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のアイスホッケー男子は、3大会ぶりにNHL選手が参戦し史上最高レベルの激突が期待されます。絶対王者カナダや米国に加え、28年ぶりの自力出場を決めた日本代表の躍進にも注目。世界最高峰の技術と激しいコンタクトが融合する「氷上の格闘技」の魅力を、大会の見どころや注目国と共に詳しく解説します。
【ミラノ発】氷上の格闘技、真の世界一決定戦へ――。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックは、2月6日の開会式を前に熱狂の渦に包まれている。中でも世界中のスポーツファンが熱い視線を注ぐのが「オリンピック アイスホッケー男子」だ。今大会、最大の見どころは何と言っても、世界最高峰のプロリーグ「NHL(北米プロアイスホッケーリーグ)」所属選手が3大会ぶりに五輪の舞台に帰還することである。
NHLスター軍団の帰還、史上最高レベルの激突
2018年平昌、2022年北京と、NHLはレギュラーシーズンの中断や新型コロナウイルスの影響を理由に選手の派遣を見送ってきた。しかし、今大会では3大会ぶりに「世界最高のプレーヤー」たちが五輪のリンクに集結する。
金メダル最有力候補に挙げられるのは、世界ランキング1位の「絶対王者」カナダだ。エドモントン・オイラーズの怪物コナー・マクデイビッドや、経験豊富なシドニー・クロスビー(ピッツバーグ・ペンギンズ)といった、ホッケー史に名を刻むスターが名を連ねる。NHL選手の復帰により、カナダの選手層の厚さは他国を圧倒しており、26メートル幅の国際規格リンクで見せる爆発的なスピードと組織力は、まさに「ドリームチーム」の名にふさわしい。
これに対抗するのが、若きスター軍団を擁する米国だ。トロント・マップルリーフスの得点王オースティン・マシューズらを中心に、NHLでの経験を武器にカナダの背中を追う。北京大会覇者のフィンランド、そして伝統の堅守を誇るスウェーデンやチェコといった欧州勢も、NHL勢の合流によって戦力を大幅に底上げしており、ロシアの不参加という異例の状況下で、メダル争いはかつてないほど激化している。
日本男子代表、執念の「大逆転」でつかんだ夢舞台
日本国内のファンにとって最大のトピックは、男子日本代表の躍進だろう。今大会の出場枠を巡る熾烈な争いの中、日本は最終予選(3次予選)において、格上と目されていたノルウェーやデンマークを相手に、3戦連続の逆転勝利という劇的な展開で本大会への切符を勝ち取った。
日本男子の五輪出場は、開催国枠で出場した1998年長野大会以来、実に28年ぶりの快挙となる。アジア勢として、女子代表(スマイルジャパン)が世界トップクラスで戦う中、男子もついに世界の扉をこじ開けた。メンバーには米山幸希(東北フリーブレイズ)や大津夕聖(HL ANYANG)といったアジアリーグを主戦場とする実力者が名を連ね、NHLスター軍団を相手に「JAPAN WAY」を貫く覚悟だ。
競技形式と大会スケジュール
男子アイスホッケーは2月5日から22日まで、イタリア北部のミラノおよびコルティナ・ダンペッツォの特設会場で開催される。
1次リーグ(予選ラウンド)は12チームが4チームずつの3グループ(A、B、C)に分かれ、1回戦総当たりの勝ち点制で争われる。
- A組: カナダ、スウェーデン、スイス、イタリア(開催国)
- B組: フィンランド、ドイツ、チェコ、日本
- C組: 米国、スロバキア、ラトビア、デンマーク (※最終的なグループ分けはIIHFの最新公式発表に準ずる)
各組の上位チームと、プレーオフを勝ち抜いたチームが準々決勝(QF)へ進出し、2月22日の決勝戦を目指す一発勝負のトーナメントに挑む。
氷上のチェス、そして格闘技
アイスホッケーは「氷上のチェス」と呼ばれる戦略性と、「氷上の格闘技」と称される激しいコンタクトが融合したスポーツだ。今大会、NHL選手が参加することで、競技レベルは史上最高潮に達すると予想される。
特に25人の登録枠(うちGK3人)を巡る各国のロスター選考は、直前まで調整が続く。カナダや米国の圧倒的な個の力に対し、フィンランドやスウェーデンがどのような組織的なディフェンスで封じ込めるのか。そして、28年ぶりに大舞台に立つ日本が、強豪国を相手にどこまで食らいつけるのか。
2月のイタリア、冷気漂うアリーナで繰り広げられる熱き戦いは、冬季五輪の象徴として、人々の記憶に刻まれるはずだ。最新の試合予定や速報、ハイライト映像は、国際アイスホッケー連盟(IIHF)やオリンピック公式サイトで随時更新される。世界一の称号を手にするのはどの国か。運命のパックが落とされる。
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