2026年ミラノ五輪開幕!マライア・キャリーの「口パク疑惑」に世界が騒然、ボチェッリの熱唱と対照的な波紋
ニュース要約: 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪が2月6日に開幕。開会式ではマライア・キャリーが24億円の宝飾品を纏いイタリア語曲を披露しましたが、SNS上で「口パク疑惑」が浮上し世界的な論争に発展。地元イタリアの至宝アンドレア・ボチェッリによる圧巻の生歌と対照的な結果となり、華やかな祭典の裏でキャスティングや演出の真実味を問う厳しい声が相次いでいます。
【ミラノ発】2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪が華々しく幕を開けた。イタリアの歴史と芸術が融合した「Armonia(調和)」をテーマとする開会式が2月6日、ミラノの聖地サン・シーロ・スタジアムで行われ、世界的な歌姫マライア・キャリーと、イタリアの至宝アンドレア・ボチェッリが登場。しかし、その輝かしいステージの裏で、SNSを中心に激しい論争が巻き起こっている。
聖地に響いた「ボラーレ」と「誰も寝てはならぬ」
開会式は、イタリアの豊かな文化遺産を象徴する壮大な演出でスタートした。中でも最大の注目を集めたのが、アメリカが誇るポップ界の女王、マライア・キャリーの出演だ。彼女は、総額24億円相当(300カラット以上)とされるダイヤモンドジュエリーを身にまとい、純白のドレス姿で登場。イタリアの国民的楽曲として知られるドメニコ・モドゥーニョの「Nel blu dipinto di blu(通称:ボラーレ)」をイタリア語で披露した。
なぜ、イタリアの祭典にマライア・キャリーなのか。大会関係者によれば、これは「イタリア文化への敬意と、国際的な華やかさの融合」を意図した戦略的キャスティングだったという。クリエーティブ・リーダーのマルコ・バリッチ氏は、彼女のイタリア語への挑戦を「イタリア幻想曲の完成形」と称賛していた。
一方、地元イタリアを代表して登場したのが、テノール歌手のアンドレア・ボチェッリだ。2006年のトリノ大会以来の出演となるボチェッリは、プッチーニの歌劇『トゥーランドット』から名アリア「誰も寝てはならぬ」を熱唱。その圧倒的な声量と表現力はスタジアムを包み込み、多くの観客が涙を流す感動的な場面となった。
突如浮上した「口パク疑惑」とSNSの猛反発
しかし、祭典の余韻をかき消すかのように、インターネット上ではマライア・キャリーに対する厳しい批判が相次いだ。発端は、英紙デイリーメールやBBCの視聴者が指摘した「口パク(リップシンク)疑惑」だ。
SNS上では、彼女の唇の動きと流れる音声に明らかなズレがあったという指摘や、高音域(ホイッスルボイス)の際に喉や顔に力が入っていない不自然さを突くコメントが殺到した。「イタリアが誇るボチェッリが本物の歌声を届けているのに、なぜマライアは口パクなのか」「これほど酷いパフォーマンスは見たことがない」といった声が世界中から寄せられた。
特に、地元イタリアのファンからは「イタリアには素晴らしい歌手が他にたくさんいるはずだ」という、人選そのものに対する疑問の声も上がっている。五輪という「真剣勝負」の場で、一流アーティストが「口パク」でやり過ごそうとした(と見えた)姿勢が、真実味を重んじる聴衆の逆鱗に触れた形だ。
豪華共演の期待と、残された課題
実は開会式前、ファンの間では「マライア・キャリーとアンドレア・ボチェッリのデュエット」を期待する声が少なからずあった。ボチェッリは過去にセリーヌ・ディオンと「The Prayer」を、マライアはホイッニー・ヒューストンと「When You Believe」を歌い上げるなど、共に伝説的なコラボレーションの実績があるからだ。
しかし、蓋を開けてみれば二人の共演はなく、別々のステージとなった。このことが結果として、ボチェッリの荘厳な生歌と、マライアの疑惑付きのパフォーマンスを際立たせるコントラストを生んでしまったとも言える。
ニューヨーク・ポスト紙は、開会式全体の冗長さを批判しつつ、マライアの出演を「イタリア語でのリップシンクという奇妙な試み」と揶揄した。20回以上の五輪演出に関わってきたバリッチ氏の期待とは裏腹に、マライアのステージは感動よりも困惑を残す結果となってしまったようだ。
冬のスポーツの祭典が始まる中、音楽界の女王が残した波紋は、これからの大会期間中も議論を呼びそうだ。次に彼女がイタリアの地を踏む際、失われた信頼をどのように取り戻すのか。その「声」に注目が集まっている。
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