【ミラノ五輪】NHLスター集結で「氷上の格闘技」が開幕!カナダ代表ドリームチームの金メダル奪還なるか
ニュース要約: 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のアイスホッケー競技が、12年ぶりにNHL選手が参戦する「最強布陣」で開幕します。マクデイビッドらスター選手を擁するカナダ代表の王座奪還や、宿敵アメリカとの女子決勝など、新設アリーナで繰り広げられる世界最高峰の戦いの見どころと注目スケジュールを徹底解説します。
【ミラノ発】氷上の格闘技、ついに開戦へ――。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪。
2月6日、サン・シーロ・スタジアムで華々しく幕を開けた今大会において、世界中のファンが最も熱い視線を注ぐ競技の一つが「アイスホッケー(氷上曲棍球)」だ。今大会の2026年冬奥会冰上曲棍球(2026年冬季五輪アイスホッケー)は、2014年ソチ大会以来、12年ぶりに北米プロリーグ(NHL)のスター選手たちが参戦する「最強布陣」の大会として歴史に刻まれることになる。
NHLスター集結、カナダ「黄金世代」が奪還を狙う
男子トーナメントの注目は何と言ってもカナダ代表だ。国際アイスホッケー連盟(IIHF)は、シドニー・クロスビーやネイサン・マッキノン、さらには現役最強プレーヤーの呼び声高いコナー・マクデイビッドら、NHLの至宝たちの出場を早々に決定した。
カナダは前回の五輪でメダルを逃しているだけに、今回の「ドリームチーム」結成にかける意気込みは凄まじい。データ予測によれば、カナダの金メダル確率は約37%とトップを走る。しかし、それを追うスウェーデン(24.6%)や、若手とベテランが融合したアメリカ(21.5%)も虎視眈々と頂点を狙っている。
2月12日から始まる男子グループリーグでは、いきなり「チェコ対カナダ」「ラトビア対アメリカ」といった好カードが組まれており、初戦から火花散る攻防が予想される。
女子は「米加」2強時代が継続か、波乱の予感も
一方、男子に先駆けて2月5日から先行開幕した女子トーナメントは、早くもボルテージが最高潮に達している。女子はシード上位5チームによるグループAと、その他のグループBに分かれるが、焦点はやはり「アメリカ対カナダ」の宿敵対決だ。
昨年の世界選手権を制し、秋の「ライバル・シリーズ」でもカナダを圧倒したアメリカ代表が現在は一歩リードしているとの見方が強い。しかし、五輪の大舞台で驚異的な粘りを見せるのがカナダの伝統だ。2月10日の直接対決、そして2月19日の決勝戦で、どちらが世界の女王として君臨するのかに注目が集まる。
舞台は「氷の都」ミラノ、新設アリーナの熱狂
今大会のメイン会場となるのは、ミラノ市内に新設された「ミラノ・サン・ジュリア・アイスホッケー館(アリーナ・サンタ・ジュリア)」だ。約1万6000人を収容するこの最新鋭の会場は、著名な建築家デイヴィッド・チッパーフィールド氏が設計。建設の遅れや氷の質の懸念も報じられたが、1月のテスト大会を経て、NHLの関係者からも一定の評価を得て本番を迎えた。
チケット争奪戦も激化している。公式プラットフォームでは、グループリーグのチケットが30ユーロからと比較的手頃な価格で販売される一方、2月22日の男子決勝戦などの人気カードは、転売市場も含め500ユーロを超える高値で取引されているという。
観戦ガイド:2月のミラノを駆け抜ける
2026年の冬、ミラノはまさに「アイスホッケー一色」に染まる。主なスケジュールは以下の通りだ(現地時間)。
- 女子決勝:2月19日(木)午後1時10分
- 男子準々決勝:2月18日(水)午前6時10分〜
- 男子準決勝:2月20日(金)
- 男子決勝(金メダル決定戦):2月22日(日)午前8時10分
会場間の移動にはイタリア国鉄の特急列車などが便利だが、大会期間中のミラノ市内は混雑が予想される。公式アプリでのリアルタイムな運行状況確認が推奨されている。
「氷上の格闘技」と称されるアイスホッケー。スティックがぶつかり合い、パックが時速160キロを超える。NHLの怪物たちが五輪のリンクで再会する2026年、ミラノの氷はかつてない熱量で溶け始めるに違いない。冬のスポーツの王者が決まる瞬間まで、目が離せない。
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