明治学院大学、2026年度入試で志願者急増!新設・情報数理学部の躍進と伝統の“Do for Others”精神
ニュース要約: 明治学院大学の2026年度入試で、心理学部や英文学科、新設の情報数理学部を中心に志願者が大幅に増加しました。白金と横浜の両キャンパスで進む最新の施設整備や、独自の教育理念“Do for Others”に基づく手厚いキャリア支援が受験生の支持を集めています。永瀬廉氏や上白石萌歌氏ら多彩な卒業生を輩出するブランド力と、理系強化を両立させる同大の変革に注目が集まっています。
【独自】明治学院大学、2026年度入試は「志願者増」で激戦の様相 新設・情報数理学部の躍進と“Do for Others”の現在地
【2026年3月14日 東京】
日本の私立大学において、キリスト教主義教育の伝統を守り続ける明治学院大学(東京都港区・横浜市)が、いま大きな変革の時を迎えている。2026年度入試の確定志願者数が発表され、多くの学部で前年を上回る人気を見せているほか、横浜キャンパスでの新校舎竣工や理系学部の強化など、次世代を見据えた教育インフラの整備が加速している。
入試動向:心理・英文・社会が堅調、理系新学部も注目
2026年度入試における明治学院大学の志願者動向を分析すると、全般的に「積極的な志願」が目立つ結果となった。1月26日時点の確定値では、一般入試全学部日程およびA日程において志願者が増加傾向に転じた。
特に注目すべきは、伝統的に人気の高い心理学部と文学部英文学科だ。英文学科(全学部日程)は、前年の700人から957人へと大幅に増加。共通テスト利用入試(前期)でも818人を集め、昨今の「英語力重視」の受験生ニーズを的確に捉えている。また、心理学部は共通テスト前期で前年比約75%の志願者増を記録しており、心のケアや対人コミュニケーションへの社会的関心の高まりが、そのまま志願者数に反映された形だ。
さらに、2025年に開設されたばかりの「情報数理学部」も、受験生からの熱い視線を集めている。横浜キャンパスに誕生した同学部は、共通テスト前期で287人の志願者を確保。文系中心のイメージが強かった同大において、理数系分野の教育基盤が着実に浸透していることを証明した。
「白金」と「横浜」、二つのキャンパスで進む近代化
教育環境の整備も急ピッチで進んでいる。東京都港区の一等地に位置する白金キャンパスでは、2025年から2029年度にかけての大規模な中期計画が進行中だ。
歴史的な「インブリー館」や「明治学院記念館」といった重要文化財を保存・公開し、観光資源としての価値を維持する一方で、老朽化した3号館やヘボン館の建て替え・改修が計画されている。500人を収容する大教室や、最新のコンピューター実習室の整備、さらにはバリアフリー化やLED照明への刷新による環境負荷低減(CO2排出27%削減目標)など、伝統と革新が共存するキャンパスへと進化を遂げようとしている。
一方、横浜キャンパスでは、情報数理学部の拠点となる新校舎が2025年に竣工。アクティブラーニングやPBL(課題解決型学習)に対応した最先端の設備が整い、1階のワークショップスペースや2階のPBLエリアなど、学生同士が学部を超えて交流できる「ICTコモンズ」が設置された。
教育理念“Do for Others”の具現化とキャリア支援
明治学院大学の根幹を成すのは、創設者J.C.ヘボンの遺志を継ぐ教育理念「Do for Others(他者への貢献)」だ。この精神は単なるスローガンに留まらず、具体的なカリキュラムやボランティア活動に深く根付いている。
キャリア支援においても、この理念は「自己理解と社会貢献の両立」という形で現れている。キャリアセンターでは、1年次からのオリエンテーションを徹底。就活ステップアップ講座や、元人事担当者による個別指導など、手厚いサポート体制を構築している。2024年度の就職率は96.5%という高い数字を誇り、KDDI、住友生命、コクヨ、松竹といった大手企業への実績も豊富だ。
特に教員志望者に対しては、元校長や教育委員会経験者による「教職キャリアアドバイザー制度」を導入。単なる試験対策に留まらない、使命感持った教育者の育成に力を入れている。
多彩な人材を輩出する「明学」のブランド力
同大の魅力は、その自由な学風が育む多彩な卒業生の活躍にも裏打ちされている。芸能・文化界では、アイドルグループKing & Princeの永瀬廉氏や、ソロとして活躍する中島健人氏、女優の上白石萌歌氏などが、学業と芸能活動を見事に両立させたことで知られる。
また、音楽界ではTHE ALFEEのメンバーや、東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一氏など、大学時代のサークル活動を原点とするアーティストも多い。こうした卒業生たちの活躍は、数値化できない大学の「ブランド力」として、今の受験生たちにとって大きな魅力となっている。
現在、学内では陸上競技部(駅伝チーム)の若手が記録を更新するなど、スポーツ面での新たな活気も見られる。キリスト教主義教育が掲げる「共生」の精神を重んじながら、デジタル時代の先端教育へと舵を切る明治学院大学。その歩みは、日本の高等教育が進むべき一つのモデルケースを示していると言えるだろう。(記者:国際・教育担当)
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう