元女優・岩佐真悠子の現在:介護福祉士への転身と2026年の決断、現場で輝く「第二の人生」
ニュース要約: 元女優の岩佐真悠子氏が、芸能界引退から約5年半を経て、国家資格「介護福祉士」を取得した現在の心境を独占告白。コロナ禍での人生再定義や、過酷な現場で感じる入浴介助のやりがい、そして介護業界のイメージ刷新に向けたユニット活動まで、39歳となった彼女が語る「介護職としての誇り」と未来への展望を詳報します。
【独占レポート】元女優・岩佐真悠子が語る「介護職への転身」と2026年の決断――「毎日が小さなドラマ。私は今、地に足をつけて生きている」
【2026年3月23日 東京】
かつて、スクリーンやテレビ画面の中で鮮烈な輝きを放っていた一人の女性が、今は静かな情熱を胸に、高齢者介護の最前線で汗を流している。2003年に「ミスマガジン」でデビューし、映画『スウィングガールズ』やドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などの話題作で、印象に残る演技を見せてきた岩佐真悠子さん(39)だ。
2020年9月末、惜しまれながらも芸能界を引退した彼女が選んだのは、介護士という全く異なるキャリアだった。引退から約5年半。2026年3月現在、岩佐さんは有料老人ホームのパート職員として週5日勤務を続けながら、今年、国家資格である「介護福祉士」を取得。「元芸能人」という肩書きを脱ぎ捨て、専門職としての道を歩み始めている。
■コロナ禍がもたらした「人生の再定義」
岩佐さんが引退を決意した背景には、2020年から世界を襲った新型コロナウイルスの流行があった。当時33歳。外出自粛により芸能界の仕事は激減し、自身の将来を見つめ直したという。
「人気商売である芸能界への疑問や、『自分は何者なんだろう』という自問自答がありました。二足のわらじを履けるほど器用ではないからこそ、一から手に職をつけたいと考えたんです」
高卒で未経験。一般企業への就職に不安を感じる中、社会的な需要が高く、かつ自身のコミュニケーション能力を活かせる場として選んだのが介護の現場だった。同期の介護タレント・西田美歩さんの影響もあり、「毎日、小さなドラマがある」というその仕事の奥深さに惹かれていった。
■現場で見つけた「入浴介助」のやりがい
現在の岩佐さんの日常は、華やかなスポットライトとは無縁だ。デイサービス、訪問介護、老人保健施設など、多様な現場を経験してきた彼女が今、最もやりがいを感じているのが「入浴介助」だという。
「お風呂に入ってさっぱりした瞬間の、利用者様のほころんだ表情。その瞬間に立ち会えるのは、この仕事の醍醐味です。体力的な負担は確かにありますが、現場での触れ合いを通じて、私自身が癒やされている部分も大きいんです」
現在は、仕事と並行して96歳の義祖母の介護と育児をも担う「トリプルケア」の真っ只中にいる。自らの経験を「リアルな日常」として発信し続ける彼女の姿は、多くの現役介護職からも共感を呼んでいる。
■「介護士★西田岩佐」として挑むイメージ刷新
岩佐さんは今、現場業務の枠を超えた活動にも力を入れている。西田美歩さんと結成したユニット「介護士★西田岩佐」では、YouTubeやSNS、イベントを通じて介護の魅力を発信中だ。
2026年3月22日に公開された『デイリー新潮』の独占インタビューでも、彼女は介護業界が抱える課題について率直に語っている。「きつい」「汚い」「危険」という、いわゆる“3K”のネガティブなイメージを払拭したいという思いが強い。
「給料の低さや人手不足といった深刻な問題は確かにあります。でも、それ以上に、一人の人間の人生の最終章に関わるこの仕事の尊さを知ってほしい。2026年に無事介護福祉士の資格を取得したことで、より責任感が増しました。将来的には、自分自身で介護施設を開設することも視野に入れています」
■過去の作品を守りつつ、未来へ
ネット上では、今なお岩佐さんの過去の出演作を懐かしむ声は絶えない。主演映画『受難』での体当たりの演技や、ホラー映画『カルト』での本人役など、彼女が残した作品群は、引退から時間が経過しても色褪せることなく評価されている。
しかし、今の岩佐真悠子の視線は、一貫して「現在」と「未来」に向けられている。
「芸能界を未練なく辞めたことに後悔はありません。今の自分の等身大の姿が、誰かの希望や、介護の仕事に興味を持つきっかけになれば嬉しい」
39歳。かつてのグラビアアイドル、そして女優としての経歴を一本の線でつなぎながら、彼女は介護のプロとしての新章を逞しく書き進めている。少子高齢化が進む日本において、彼女のようなインフルエンサーが現場第一主義で発信するメッセージは、今後ますます大きな意味を持つことになるだろう。
(文:社会部・特別取材班)
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