マコーレー・カルキン、45歳の現在。波乱の人生を乗り越え、2児の父として手にした穏やかな幸せ
ニュース要約: 『ホーム・アローン』で世界一有名な子役となったマコーレー・カルキンが45歳を迎えました。両親の財産争いや薬物騒動といった壮絶な過去を乗り越え、現在はパートナーのブレンダ・ソングと共に2人の息子を育てる良き父親として充実した日々を送っています。ハリウッド殿堂入りや最新のCM出演など、クリエイターとして再生を遂げた彼の軌跡を追います。
マコーレー・カルキン、45歳の今――『ホーム・アローン』のスターが歩んだ波乱の人生と穏やかな現在
子役時代の栄光、そして転落。薬物騒動と家族の確執を乗り越え、今は2人の息子の父として充実した日々を送る元スーパースターの軌跡
2025年12月19日、日本テレビ系列「金曜ロードショー」で放送される『ホーム・アローン』。クリスマスシーズンの定番として愛され続けるこの作品で、世界一有名な子役となったマコーレー・カルキンは、今年45歳を迎えた。かつて巨万の富を手にしながら、両親の財産争いや薬物問題で苦境に立たされた彼は、現在どのような人生を歩んでいるのだろうか。
ギネス認定の天才子役から、年収22億円へ
1990年、わずか10歳でマコーレー・カルキンは映画『ホーム・アローン』で主演を果たし、一躍時の人となった。クリスマス休暇中に家族から置き去りにされた少年ケビンが、泥棒2人組を撃退する痛快コメディは世界中で大ヒット。カルキンはギネスブックに「世界一有名な子役」として認定され、12歳の時点で約22.5億円の資産を築いた。
続編『ホーム・アローン2』や『マイ・ガール』などでの出演を重ね、ギャラは800万ドル(当時のレートで約10億円)にまで跳ね上がった。しかし、その裏では暗い影が忍び寄っていた。
両親の泥沼離婚、そして引退へ
スターダムを駆け上がる息子の富を巡り、両親は熾烈な財産争いを繰り広げた。離婚裁判は泥沼化し、マコーレー・カルキンは16歳で俳優業を休止。報道によれば、10代でアルコール依存に陥り、24歳の時には薬物所持で逮捕された。2004年には車内でマリファナを所持していたとして拘束され、メディアは「転落した元子役スター」として彼を取り上げ続けた。
17歳で結婚した最初の妻とは2000年に離婚。一時は「重度の薬物中毒で廃人になった」との誇張報道も流れたが、複数のメディアはこれを否定している。カルキン自身も後に、メディアの過熱報道に対する懸念を表明している。
クリエイターとして、そして父親として
それから20年以上が経った現在、マコーレー・カルキンは安定した生活を取り戻している。パートナーは女優のブレンダ・ソング(37歳)。2人の間には4歳のダコタと3歳のカーソンという息子がおり、家族4人で穏やかな日々を送っている。
近年のカルキンは、大作映画の主演からは距離を置きながらも、インディペンデント系映画やテレビドラマ、声優、ポッドキャスト出演など、多様な形で俳優活動を継続している。2018年にはテレビシリーズに出演したほか、短編映画やアート系作品にも参加。クリエイターとして全米をツアーで回り、新たな表現活動にも挑戦している。
2023年12月1日には、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームで星を授与された。式典には家族全員が揃い、ブレンダ・ソングが2人の息子を抱いて登場。共演者のキャサリン・オハラが祝辞を述べる中、カルキンは壇上で『ホーム・アローン』の名セリフ「メリークリスマス。ブタ野郎!」を叫び、観客を沸かせた。妹のクインや弟のロリーも出席し、温かな家族の絆が印象的だった。
健康的なイメージの回復
過去の騒動から、メディアはカルキンの外見についても厳しい視線を向けてきた。しかし近年の報道では「若々しく健康的」「体重が増え、清潔感を取り戻した」と評価が変化している。2016年頃から公の場に姿を現す機会が増え、CM出演やイベント参加を通じて、かつての「問題児」イメージは払拭されつつある。
家庭では、息子たちと一緒に『ホーム・アローン』を鑑賞することもあるという。ただし、息子たちは「パパがケビン役だとは思っていない」とのエピソードからは、スターの父ではなく、ごく普通の父親として接している様子がうかがえる。
続編出演への前向きな姿勢
2025年は『ホーム・アローン』公開35周年にあたる。記念イベントのトークで、カルキンは続編のアイデアを披露した。「大人になったケビンが仕事に追われ、息子から家に締め出される。今度は息子が罠を仕掛けるんだ」。彼は「完全に反対ではない。ちゃんとした作品なら参加したい」と語り、ファンを喜ばせた。
ただし、オリジナル版の監督クリス・コロンバスは8月に「あの雰囲気は再現できない。35年前のものを今再現するのは間違い」と続編制作に否定的な見解を示している。現時点で公式な続編の制作予定はない。
一方、カルキンは11月から翌年1月にかけて放映される介護サービスのCMで、大人になったケビン役を演じた。高齢の母親の自宅安全を守るため、過剰なまでの防御策を講じる姿は、かつてのケビンを彷彿とさせるものだった。これは2018年のGoogle CM以来の「大人ケビン」役であり、35周年を記念したファンサービスとして注目を集めている。
子役報道への警鐘
自身の経験を踏まえ、カルキンは近年、子役に対するメディアの過熱報道に懸念を表明している。ドキュメンタリーへの出演やインタビューを通じて、子役の人権やプライバシーの保護について発言を続けているのだ。
かつて世界一有名な子役として巨万の富を手にし、その後苦境に陥ったマコーレー・カルキン。しかし今、彼はクリエイターとして、そして2人の息子の父として、充実した日々を送っている。薬物問題や家族の確執といった過去を乗り越え、穏やかな幸せを手にした彼の姿は、多くの人々に希望を与えている。
今年もまた、日本で『ホーム・アローン』が放送される。画面の中で輝く少年ケビンの姿を見ながら、現在のマコーレー・カルキンの人生に思いを馳せる視聴者も多いことだろう。子役時代の栄光と挫折、そして再生――彼の人生そのものが、一本の映画のように劇的であり、そして希望に満ちている。
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