LINEヤフーが「Business OS」発表 LINE公式アカウントのAI接客やAgent i Biz提供開始
ニュース要約: LINEヤフーが法人向けイベントで新プラットフォーム「LINEヤフー Business OS」を発表。LINE公式アカウントのAIモードやチャット誘導広告、AIエージェント「Agent i Biz」の提供開始に加え、7NOWのLINEミニアプリ搭載などLINEをめぐる新展開が相次いだ。
LINEヤフー株式会社は27日、法人向けイベント「LINEヤフー BIZ Conference 2026」を開催し、AI時代のビジネスを支える新プラットフォーム「LINEヤフー Business OS」を発表した。LINEを運営する同社にとって今月最大級の発表となり、通信アプリ「LINE」を中核としたビジネス基盤の進化が注目されている。同社によると、生成AIの普及により、ユーザーはAIへの相談を入り口に商品やサービスを探し、比べ、選ぶようになりつつある。AIが企業とユーザーの間に立つこれからの時代に求められるのはAIへの対応ではなく、AIを活用した顧客体験の再設計だとして、LINEヤフーは法人向けサービス全体を「LINEヤフー Business OS」へ進化させる。同基盤は、顧客体験(CX)と、その裏側で顧客との関係を育て業務を回すビジネス体験(BX)の両面をひとつで支えるプラットフォームで、「LINE公式アカウント」は従来の顧客コミュニケーションの役割を超え、AIが自律的に企業活動を一貫支援する「ビジネスエージェント」へ進化していくという。顧客体験面では、2026年11月から一部企業を対象に「LINE公式アカウント AIモード」の先行リリースを予定。企業が持つ情報をAIが理解し、誕生日や購入履歴をきっかけにユーザーへ話しかけるなど、一貫したAI接客が可能になる。12月には、広告クリックの遷移先としてLINE公式アカウントを設定できる「チャット誘導広告」の提供開始も予定されている。企業の業務を支える取り組みとして、同社は27日、広告や販促など日々の運用を支援する法人向けAIエージェント「Agent i Biz」の提供を開始。普段の会話のようにチャットで話しかけるだけで、同社が保有する国内最大級のビッグデータと連携した市場・顧客分析、広告運用、「LINE公式アカウント」運用などを支援する。専用WEBアプリ上でデータ分析や施策立案の機能が提供され、今後はMCPへの対応や専用の「LINE公式アカウント」提供も計画されている。消費者向けの動きも活発だ。10月22日には、セブン‐イレブンのお買物アプリサービス「7NOW」の全機能が月間1億ユーザー以上が利用するLINE上で使える「LINEミニアプリ」に搭載され、ダウンロードや会員登録不要でデリバリー、モバイルオーダー、予約注文が可能になった。また飲食店向けには、AIが24時間365日電話対応し予約を自動化する音声AI「LINE AI予約」が同日に正式提供開始となった。LINEをめぐっては、委託先システムへの不正アクセスに伴う情報漏えいに関するお知らせなど、セキュリティ関連の発表も続いており、生活インフラとしてのLINEの動向が引き続き注目される。
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう