【J1第3節】京都サンガが今季初完封勝利!ブラジル人コンビの躍動で福岡を2-0撃破し暫定3位浮上
ニュース要約: 明治安田J1リーグ第3節、京都サンガF.C.はホームでアビスパ福岡と対戦。ラファエル・エリアスとマルコ・トゥーリオのゴールで2-0と快勝し、今季初のクリーンシートを達成しました。強固なハイプレスで主導権を握り、苦手としていた福岡を圧倒。勝ち点を6に伸ばして暫定3位へ浮上し、次節の広島戦へ向けて弾みをつけました。
【J1第3節】京都サンガ、ホームで執念の今季初完封勝利 エリアス、トゥーリオのブラジル人コンビが躍動し福岡を撃破
(2026年2月23日 京都・サンガスタジアム by KYOCERA)
明治安田J1リーグは22日、各地で第3節が行われ、京都サンガF.C.は本拠地サンガスタジアム by KYOCERAでアビスパ福岡と対戦した。試合は終始、京都が高いインテンシティを保って主導権を握り、FWラファエル・エリアスとFWマルコ・トゥーリオのゴールで2-0と快勝。今季初となるクリーンシート(完封勝利)を達成し、勝ち点を6に伸ばして暫定3位へと浮上した。一方の福岡はビルドアップのミスが響き、手痛い2連敗を喫した。
■「ハイプレス」が呼び込んだ先制点
冷え込みの残る京都市内とは対照的に、スタジアムは熱気に包まれていた。開幕2試合をドローで終え、ホーム初勝利を渇望する京都は、立ち上がりから曺貴裁監督が掲げる「アグレッシブな守備」を全開にする。
均衡が破れたのは前半32分だった。福岡のゴールキック。GK小畑裕馬がディフェンスラインへ送った横パスを、京都のラファエル・エリアスが見逃さなかった。猛然とプレスをかけ、中途半端になったパスをインターセプトすると、そのまま無人のゴールへ右足で流し込んだ。
「自分たちのスタイルである前線からのプレスが実った形。チームを助けるゴールができて嬉しい」とエリアス。相手の隙を突く電光石火の先制劇に、ゴール裏のサポーターからは地鳴りのような歓声が上がった。
■新戦力トゥーリオが決定弾、守備陣も奮闘
後半に入っても京都の勢いは衰えない。福岡も名古新太郎を中心に反撃を試みるが、京都のセンターバック、エンリケ・トレヴィザンが強固な壁となって跳ね返し続ける。
待望の追加点が生まれたのは後半31分。サイドを起点とした波状攻撃から、最後はマルコ・トゥーリオが冷静にネットを揺らした。点差を広げた京都は、終盤に須貝英大らがイエローカードを受ける激しい守備で福岡の反撃をゼロに封じ込め、タイムアップの笛を聞いた。
シュート数でも15対6と圧倒した京都。統計データが示す通り、攻守両面で福岡を凌駕した内容だった。
■歴史的「天敵」を打破、上位争いへ名乗り
特筆すべきは、京都が長年の「相性」を覆した点にある。過去の対戦成績では福岡が大きく勝ち越しており、京都にとっては苦手意識の強い相手だった。しかし、この日のサンガは過去のデータを感じさせない機能美を見せた。
試合後、曺監督は「(開幕からの)2試合は内容的にスッキリしない部分もあったが、今日は自分たちが本当にやらなければいけないことを表現できた」と手応えを語った。勝利の喜びを口にしながらも、「まだ不安定な部分はある」と兜の緒を締める指揮官の言葉には、今季にかける並々ならぬ覚悟が滲む。
一方、敗れた福岡は深刻な得点不足に直面している。ビルドアップ時のミスから失点する悪循環に陥っており、次節以降の立て直しが急務だ。残留争いに巻き込まれないためにも、戦術の再構築が求められるだろう。
■次戦、広島との上位対決へ
3試合を終えて1勝2分けの無敗。勝ち点6を積み上げ、首位争いの一角に食い込んだ京都サンガ。次節は2月27日、アウェイで強豪サンフレッチェ広島との対決を控える。
「誰が出ても京都のやり方ができる」と選手が胸を張る通り、現在のサンガには高い組織力と自信が備わっている。古都の雄がこの勢いを維持し、悲願のタイトル争い、そしてACL圏内進出へ向けた真価が問われる戦いは続く。
(運動部記者)
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう