【現場ルポ】桐生信用金庫で白昼の強盗事件、拳銃様の凶器で200万円強奪し逃走中
ニュース要約: 2026年2月2日午後、群馬県桐生市の桐生信用金庫梅田出張所に拳銃のようなものを持った男が押し入り、現金約200万円を奪って逃走しました。犯人は身長170〜180cmの細身で片言の日本語を話し、現場に不審な箱を残して車両で北方面へ逃走。警察は強盗事件として行方を追うとともに、周辺住民に警戒を呼びかけています。
【現場ルポ】桐生信用金庫で白昼の強盗事件 拳銃様の凶器で200万円強奪、犯人は現在も逃走中
2026年2月2日午後1時前、群馬県桐生市梅田町一丁目の静かな住宅街に緊張が走った。「桐生信用金庫梅田出張所」に男が押し入り、現金を奪って逃走する強盗事件が発生。事件から一夜明けた3日現在も、犯人の男は依然として逃走を続けており、桐生警察署は強盗事件として行方を追うとともに、周辺住民に警戒を呼びかけている。
白昼の凶行、窓口を乗り越え職員を脅迫
事件が発生したのは2日午後12時50分頃。桐生信用金庫梅田出張所に、黒い目出し帽を被った男が突如現れた。目撃証言や警察の発表によると、男は身長170センチから180センチほどの細身で、黒っぽい上着にグレーか青色に近いズボンを着用していた。
男は店内に押し入ると、窓口のカウンターを強引に乗り越えて内部に侵入。所持していた拳銃のようなもの(玩具の可能性も示唆されている)を女性職員に突きつけ、「お金を出せ、早くしろ」と低い声で脅迫したという。当時、店内には3人の従業員がいたが、男の荒々しい態度に現場は一時騒然となった。
犯人の男は、差し出された現金約200万円を素早く奪い、現場に「不審な箱」を残したまま逃走した。幸いにも、職員らにけがはなかった。
爆発物処理班が出動、一時騒然とした現場
事件直後、現場周辺には多数の警察車両が集結し、物々しい雰囲気に包まれた。特に犯人が残した「不審な箱」の存在が懸念され、一時、現場から半径200メートル以内に規制線が張られた。
午後には県警の爆発物処理班が出動。防護服に身を包んだ捜査員が慎重に中身を確認した結果、箱の中に危険物は含まれていないことが判明した。警察は、男が追っ手を振り切るための時間稼ぎや、捜査を混乱させる目的で意図的に放置したとみて分析を進めている。
現場はJR桐生駅から北東に約3キロメートル離れた、県道沿いの住宅や商店が点在する地域。近隣住民の一人は、「お昼時に警察官が大勢集まっていて驚いた。店の人から『黒かグレーっぽい車が北の方へ逃げていった』という話を聞き、本当に恐ろしいと感じた」と声を震わせながら語った。
犯人の特徴と逃走経路
警察の調べによると、犯人の男は「片言の日本語」を話していたという。現金を奪った後は、用意していたとみられる車両(黒またはグレー系の乗用車)に乗り込み、北の梅田湖方面へ逃走したとの目撃情報がある。
桐生市内では過去にも犯罪事案は発生しているが、金融機関を狙った白昼の「桐生市 強盗」事件は極めて異例だ。警察は付近の防犯カメラの映像を解析するとともに、逃走経路の特定を急いでいる。
地域の安全確保と今後の状況
「桐生信用金庫梅田出張所」での事件を受け、桐生信用金庫側は現時点で公式な営業再開時期を明示していないが、近隣店舗での業務代行などの対応を検討しているとみられる。事件発生から24時間近くが経過したが、犯人が凶器(のようなもの)を所持したまま逃走していることから、地元の小中学校や地域コミュニティでは登下校の見守り強化など、自主的な防犯対策が取られている。
桐生警察署は以下の特徴に合致する不審な人物や車両を見かけた場合、直ちに110番通報するよう呼びかけている。
- 犯人の特徴:身長170〜180cm、細身、黒っぽい上着、グレーまたは青色のズボン、黒の目出し帽着用、片言の日本語。
- 逃走車両:黒またはグレー系の乗用車。
「桐生 強盗」という衝撃的なニュースは、SNSを通じても瞬く間に拡散された。静かな地方都市を襲った今回の事件。一刻も早い犯人の確保が待たれる。
(2026年2月3日 朝刊・共同通信 配信)
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