高山一実、表現者としての新境地へ。元乃木坂46が歩む執筆とバラエティの現在地
ニュース要約: 元乃木坂46の高山一実が、アイドル卒業から4年を経てタレント、女優、小説家として新たなステージを歩んでいます。最新ドラマ出演やMCでの活躍に加え、私生活での決断を経て心身ともに再スタートを切った彼女。累計20万部超の『トラペジウム』に続く新作への期待も高まる中、試練を糧に進化し続ける「ありのままの表現者」としての現在地に迫ります。
【独自】高山一実、試練を越えて拓く「表現者」としての新境地――元乃木坂46が歩む、執筆とバラエティの現在地
2026年2月、寒風吹き抜ける都内の撮影スタジオ。カメラの前に立つ高山一実は、かつての「アイドル」という枠組みを超え、一人の「表現者」としての静かな気品を漂わせていた。乃木坂46の1期生として10年間、グループを牽引してきた彼女が卒業してから約4年。今、彼女はプライベートでの大きな転機を経て、タレント、MC、そして小説家として、次なるステージへと歩みを進めている。
多彩な活動の裏にある「素の自分」
高山一実の現在の活躍は、目を見張るものがある。テレビ朝日系『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』では、2020年から続くMCとして安定した支持を得ている。番組開始当初は緊張を隠せなかった彼女だが、今や知的なクイズ番組の進行を担い、ゲストの木村拓哉ら大物出演者とも渡り合う。視聴者からは、時に見せるメガネ姿や、昭和アイドルへの深い造詣を感じさせるコメントに厚い信頼が寄せられている。
最新の出演情報では、2026年1月から放送を開始したテレビ東京系ドラマ9『元科捜研の主婦』に、中村真理子役として出演。女優としても着実にキャリアを積み上げている。かつて乃木坂46時代、バラエティ担当としての役割に葛藤していた彼女は、プロデューサーからの「素の自分でいい」という助言を機に、唯一無二のキャラクターを確立した。低い地声や独特の滑舌をも「武器」に変え、今やテレビ界になくてはならない存在となっている。
作家・高山一実としての「空白の7年」と期待
高山を語る上で欠かせないのが、小説家としての顔だ。2019年に刊行された処女長編小説『トラペジウム』は、累計発行部数20万部を超える異例の大ヒットを記録した。アイドルを目指す少女の情熱と痛みをリアルに描いた同作は、現役アイドルが書いたというバイアスを抜きにしても、「自立した文芸作品」として文壇からも高く評価された。
しかし、2026年現在、同作に続く新作小説の発表は待望されながらも途絶えている。投資エッセイ『お金がずっと増え続ける 投資のメソッド アイドルのわたしでも。』の執筆はあるものの、純文学としての新作は『トラペジウム』以来、約7年の空白が続く。ファンや読書界からは、「高山一実が次に描く世界」を熱望する声が絶えない。
私生活での決断と、変わらぬ絆
プライベートでは、2025年12月に大きな決断を下した。QuizKnockのふくらPこと福良拳氏との離婚だ。2024年7月の電撃結婚から約1年4カ月。「価値観の違い」を理由に共同で発表した離婚報告は、世間に大きな衝撃を与えた。結婚発表時に「正解を導き出すのが上手な方」と、クイズになぞらえて愛を綴った彼女の誠実な言葉を覚えているファンも多い。
離婚後、高山は自身のSNSやイベントで、卒業後の生活変化についても率直に語っている。乃木坂46卒業後、運動量の減少に悩み、ジムやピラティスを試みたものの「何も継続できなかった」と笑う彼女の姿は、多くの女性の共感を呼んでいる。現在は新たな目標として「ランニング」を掲げ、心身ともに再スタートを切っているようだ。
一方で、グループ時代の仲間との絆は、今も彼女の心の拠り所となっている。卒業直後、「メンバーとの日常的な会話がなくなることがしんどい」と涙を見せた時期もあったが、現在は、秋元真夏や松村沙友理といった「バラエティ班」と呼ばれた同期たちとも、形を変えた交流を続けているという。
結びにかえて
2025年3月にはファン待望の「髙山一実バスツアー」の開催が決定している。ファンとの直接的な交流を大切にする姿勢は、乃木坂46時代から一貫している。「アイドル」という肩書きで自分を制限せず、タレント、俳優、作家として柔軟に変化し続ける高山一実。
試練を糧に、より深みを増した言葉を紡ぎ出す準備は整っているはずだ。彼女が次に世に送り出す「作品」が、小説であれ、番組であれ、私たちはそこに「ありのままの高山一実」という光を見出すことになるだろう。
(共同/文・編集部)
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