【RIZIN大晦日】浅倉カンナ、引退後の再起戦!レスリング強者「あい」と激突、真価が問われる
ニュース要約: 元RIZIN女子王者・浅倉カンナが、引退表明を経て2025年大晦日RIZINで電撃復帰。対戦相手はレスリング強豪の「あい」選手だ。浅倉選手の代名詞であるグラウンド技術と精神力が、相手のテイクダウンディフェンスを打ち破れるかが焦点。キャリアの集大成となる可能性が高いこの一戦で、グラップリング女王の真価が試される。
浅倉カンナ、引退表明後の「再燃」:大晦日RIZINで試されるグラップリング女王の真価
師走の格闘技界に激震、浅倉カンナが聖地へ
総合格闘技(MMA)界の師走の風物詩、「RIZIN師走の超強者祭り」が2025年12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催される。この大晦日のビッグイベントに、元RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント覇者である浅倉カンナ選手(28)が電撃参戦することが決定し、格闘技ファンの間で大きな話題を呼んでいる。
2024年に一度は格闘技キャリアの引退を表明した浅倉選手だが、再びRIZINという最高の舞台で拳を交えることを選んだ。彼女の復帰戦であり、キャリアの最終章を彩る重要な一戦となる可能性が高い。
対戦相手はレスリングの強者「あい」、鍵はテイクダウンディフェンス
今回、浅倉カンナ選手が迎え撃つ対戦相手は、レスリングをベースとする強豪、あい選手だ。試合は女子スーパーアトム級(49.0kg契約)で行われ、5分3ラウンド制、肘打ちありという過酷なRIZIN標準ルールが適用される。
浅倉選手は、キャリア初期から一貫して卓越したタックル技術とグラウンドコントロールを武器としてきた。特に、一度テイクダウンを奪ってからのバックチョークは、彼女の代名詞とも言える必殺技である。2023年4月のV.V. Mei戦での判定勝ちなど、近年は打撃技術の向上も見せ、戦術の幅を広げている。
しかし、対戦相手のあい選手は、純粋なレスリング実績では浅倉選手を凌駕する。お互いがレスリングをバックボーンに持つがゆえに、この試合の最大の焦点は「テイクダウンディフェンス」となるだろう。浅倉選手が、自身の得意な展開に持ち込めるか、あるいはあいのディフェンスとカウンターに苦しめられるか。打撃と組技のバランスが、勝敗を大きく左右する要因として予測されている。
精神力の強さが支えるベテランの進化
浅倉カンナ選手の強さの秘密は、技術面だけでなく、その粘り強い「精神力」と試合中の「冷静な状況判断」にあると評されてきた。RIZINの元王者や関係者からも「一番強いのは気持ち」と称される彼女のメンタル面の強さは、土壇場での勝負強さに直結している。
2022年7月のスーパーアトム級GPでの敗戦(パク・シウ戦)を経験しながらも、その後は着実に戦績を積み上げており、引退を決意したベテランでありながら、そのファイトスタイルは成熟の一途を辿っている。経験に裏打ちされた戦術の組み立ては、若手選手に対して優位に働くことが多い。彼女が26歳で一度引退を表明した背景には、過酷なMMAキャリアからの解放という側面もあったが、今回の再起は、格闘家としての「未練」あるいは「挑戦」の炎が再び燃え上がったことを示している。
キャリアの集大成、聖地での最終決戦へ
2025年現在、浅倉選手のキャリアプランについて、2026年に向けての階級変更や海外団体への挑戦といった具体的な情報は確認されていない。彼女の現時点での活動は、キャリアの積み重ねてきた経験を活かし、現役王者や強豪を相手に花道を飾るという点に集約されている。
大晦日という特別な舞台は、単なる一試合ではなく、浅倉カンナ選手にとって格闘技人生の集大成となる可能性が高い。強敵あい選手を相手に、得意のグラウンドで圧倒し、勝利を掴むことができるか。年末のさいたまスーパーアリーナで、グラップリング女王の真価が問われる。ファンは、彼女がリング上で見せる、技術と精神力が融合した成熟の戦いに注目している。