バスケ男子日本代表、W杯予選開幕!ロサンゼルス五輪を見据えた「新生ジャパン」の戦略と初戦
ニュース要約: 2028年ロサンゼルス五輪を目指すバスケ男子日本代表が、2027年W杯予選初戦に臨む。渡邊雄太、ホーキンソンら主力の復帰と新戦力の融合を図り、ホーバスHCのもと長期的な強化戦略を推進。神戸での初戦は、五輪切符への重要な第一歩となる。
【深度報道】2027年W杯予選、本日初戦:バスケットボール男子日本代表、「ロサンゼルス五輪」へ向けた長期戦略とリスタートの重要性
2025年11月28日、バスケットボール男子日本代表は神戸のGLION ARENA KOBEにて、FIBAワールドカップ2027アジア地区予選Window1の初戦、チャイニーズ・タイペイ代表との重要な一戦に臨む。
この試合は、日本にとって単なる予選の始まりではない。昨年夏のFIBAアジアカップでレバノンに敗れ、54年ぶりの優勝という目標を達成できなかった悔しさを胸に、2028年ロサンゼルス五輪出場を見据えた、まさに「リスタート」を期す戦いとなる。
W杯予選の先に据える「ロサンゼルス五輪」
バスケ日本代表が目指す長期的なゴールは、2027年ワールドカップでのアジア最上位進出、そして2028年ロサンゼルス五輪の出場権獲得だ。
日本バスケットボール協会(JBA)は、トム・ホーバスヘッドコーチ(HC)体制のもと、この五輪サイクルを見据えた明確な強化戦略を敷いている。その柱は、継続的な国際大会への参戦、国内リーグ(Bリーグ)のレベルアップ、そして若手選手の育成と海外挑戦支援だ。
特に、五輪予選を兼ねる2027年W杯でアジア最上位に入ることが、最も現実的かつ厳しい突破口となる。今回始まる予選は、その土台を固めるための重要なプロセスだ。本日対戦するチャイニーズ・タイペイ(FIBAランキング67位)は、日本(同22位)より格下とされるが、予選で取りこぼしは許されない。
主力選手の復帰と新戦力の融合
Window1に挑む男子日本代表のロスターは、経験豊富なベテランと、国際舞台で成長を続ける若手が融合した構成となっている。
チームの精神的支柱であり、日本代表 バスケの顔でもある渡邊雄太選手(千葉ジェッツ)は、NBAからBリーグへ復帰後も攻守両面で圧倒的な存在感を示している。彼の持つ国際経験とリーダーシップは、若手が多いチームにとって不可欠だ。
また、司令塔を務める富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)は、直近の代表候補選出メンバーでの試合でダブルダブルを記録するなど、攻撃の心臓部としてチームを牽引する。さらに、オールラウンダーとして攻守のバランスに優れる馬場雄大選手(長崎ヴェルカ)や、帰化選手として代表に欠かせないジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)も、引き続きチームの核を担う。
今予選で注目されるのは、新戦力として期待されるニック・メイヨ選手(広島ドラゴンフライズ)だ。206cmの長身を持つメイヨ選手は、ホーバスHC体制下で初選出され、インサイドの強化に貢献することが期待されている。
ホーバスHCは、PGポジションに富樫選手、齋藤拓実選手(名古屋D)、安藤誓哉選手(横浜BC)といった異なるスタイルを持つ選手を揃え、多様な戦術に対応できる柔軟なチーム作りを進めている。若手では、瀬川琉久選手(千葉ジェッツ)らも代表候補に名を連ねており、将来を見据えた育成も着実に進んでいる。
厳しい予選スケジュールと「バスケ日本代表試合」の視聴方法
今回の予選Window1を皮切りに、バスケ日本代表は厳しいスケジュールに挑む。
本日(11月28日)のチャイニーズ・タイペイ戦の後、2026年3月1日にはWindow2でホームで韓国代表と対戦予定だ。さらに7月には中国代表(アウェー)、韓国代表(ホーム)との連戦が控えており、アジアの強豪との戦いが続く。
ファンにとって気になるバスケ 日本代表 放送情報も充実している。
本日11月28日(金)19:05キックオフのチャイニーズ・タイペイ戦は、BS日テレで生中継されるほか、ネット配信ではDAZN、TVer、DMM×DAZNホーダイで視聴可能だ。また、12月1日(月)のアウェー戦(19:54キックオフ)はBS朝日、DAZN、TVer、ABEMAで配信が予定されており、地上波での生中継は少ないものの、BS放送とネット配信サービスにより、多くのファンがリアルタイムで代表戦を応援できる環境が整っている。
日本バスケの「スタンダード」向上へ
2027年ワールドカップ、そして2028年ロサンゼルス五輪出場という目標の達成は、代表チームの強化だけでなく、Bリーグ全体の底上げ、そして若手育成への長期的な投資にかかっている。
バスケットボール男子日本代表は、国際的な経験値を積み重ね、世界水準の戦術を吸収し続けることで、日本のバスケの「スタンダード」を一段引き上げることを目指している。
本日、ホーム神戸で始まる予選初戦は、その長き道のりの重要な第一歩だ。渡邊主将を中心とした新生代表が、確固たる決意と戦略のもと、白星発進を飾れるか、日本中の期待が集まっている。